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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「社会死」ってなんとも誤解を招きやすそうな言葉遣いに感じましたが、普通はすぐわかるものなんでしょうか?

2025-05-03 20:07:46 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は8.5℃、昼の最高気温は24.1℃、五條市の朝の最低気温は6.5℃、昼の最高気温は24.3℃でした。今日は朝から穏やかに晴れ、爽やかな初夏らしい一日になりました。ただ、建物がまだ十分温まっていないためか室内はやや寒く感じられ、せっかくなのでまだ残っている灯油を消費すべく朝から夜にかけて、断続的にストーブに火を入れました。流石につけっぱなしでは暑すぎるので1時間もしないうちに消すのですが、ここまで使ってようやく終わりが見えてきました。明日明後日も機会を見て着火すれば、ほぼ確実に焼き切ることができるでしょう。

 さて、埼玉県八潮市でこの1月に起きた道路陥没事故で、巻き込まれて直下の巨大下水道にトラックごと転落、運転台部分とともに暗黒の人口洞内に流され行方不明となっていた70代男性と見られる遺体が昨日発見されたことを受け、県は「今回の救助活動により、運転手とみられる方を救助し、社会死状態であることを確認した」と発表しました。事故から3ヶ月あまり、大変難航した事故でしたが、これでようやく一区切り付き、復旧に向けた工事に取り掛かることができそうです。
 しかしこの「社会死」ってなんぞ? ほぼ死んでるけど行方不明で死亡が確認できなかったヒトのことを指すのか? とシュレディンガーの猫みたいなことを思ったのですが、どうもそうではなく、医師の判断を待たず見るからに確実に死んでいることがわかる状態のことを指す言葉らしいですね。でもそれなら電車ではねられて全身ずたずたに刻まれたりしたヒトも社会死と言って良さそうなものですが、そんな言葉はついぞ聞いたことがありません。この場合は即死だから言い合いが違うのか? それとも今回の場合は五体満足だけど3ヶ月も経てミイラ化や白骨化していたりして死亡確実、というのがひと目でわかるから、というような意味合いなんでしょうか? どうも行政は妙な言葉遣いを好むというか、一般には理解し難い特殊な文化があるようですが、ごく単に死亡が確認されたということでいいんじゃないかとも思いました。それとも何かこの言葉遣い一つで県の責任が問われたりするような微妙な状況になったりなんてことがあるでしょうか? それはそれで司法っぽい言葉遊びのような気もしますが、真相は不明です。
 まあなにはともあれ、まずは3ヶ月あまりも下水道内に残されてしまった被害者の方のご冥福を祈りましょう。
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