小泉首相は町村外相とともに復興会議に参加した。国連中心の体制を作るように相当「骨をおった」ようである。
今まで新春特別企画(笑)に記事を割いてきたので、話がかなり進んでしまいました。
日本の尽力はアジア地域の人々にとって意味のあるものとなったでしょう。外務省をはじめ、官邸や防衛庁の動きは、随分と良くなったと思いました。日本の首脳が緊急会議に2人も参加したことも、大きなプラスになったと思います。日本の真剣さはアピールされたでしょう。
報道では、日本の支援金額がオーストラリアやドイツなどに抜かれてしまったと言われていますが、金額の多寡ではなく、米国の説得工作をし、欧州各国の不満をそらし、国連を中心とした体制を作り出したことは、高く評価できると思います。中核グループに固執しなかったことが外交上非常に意味があったと思っています。インドだって、国連中心ならば、ということで受け入れ易くなったでしょう。
真の功労者は、表舞台に必ず立たなければならないというものではありません。人のために、そっと汗をかいて、困っている時に手を差し延べ、その手柄を自分のものとしなくとも、心ある人々は感謝の気持ちを忘れないでしょう。また、国連内部での日本の評価も高いと思います。
何より、米国を中心から外して、国連に花を持たせた最大の功労者は日本であったとアナン事務総長も感じていることであろう。彼が日本の常任理事国入り問題の時に、中国への働きかけや拒否権発動への牽制をどれくらいしてくれるかは未知数ではあるが、アナンさんは国連がうまく機能するには日本の後ろ盾が必要であることを実感しているはずだから、今回の日本の働きを評価していると思う。
日本の国際貢献における自衛隊の運用についても、イラク派遣なんかよりはるかに意義があると思う。今回の自衛隊派遣は、今後の海外活動の際のいい教訓になるであろうし、ノウハウの蓄積にも繋がるであろう。
外交の正しい考え方ができてさえいれば、自衛隊は必要とされる場面が出てくることを防衛庁も認識したであろう。防衛庁自身、外務省が「余計なこと」をするという認識ではなくて、外務省と防衛庁は切っても切れない関係にあることを、今回の一件で十分理解するであろう。同時に外務省は、現地で自衛隊をいかに有効に運用させられるかは国際交渉・調整が重要であると分ったであろうし、現地の情報収集に彼らが役立つことを知るであろう。反目ではなく、相補の関係を目指せば互いによい仕事ができるし、そのことが日本の国益に直結するのだという認識に立って、省庁の壁を越えて相互理解・協力するべきであろう。
全体としては、よく頑張っていると思うし、政府の対応も悪くはなかったと思う。あとは、不明邦人についての情報や調査がどの位進展が見られるか、でしょう。混乱は続いていますから、なかなか難しいとは思いますが、1人でも多くの方が助かるように祈っています。
今まで新春特別企画(笑)に記事を割いてきたので、話がかなり進んでしまいました。
日本の尽力はアジア地域の人々にとって意味のあるものとなったでしょう。外務省をはじめ、官邸や防衛庁の動きは、随分と良くなったと思いました。日本の首脳が緊急会議に2人も参加したことも、大きなプラスになったと思います。日本の真剣さはアピールされたでしょう。
報道では、日本の支援金額がオーストラリアやドイツなどに抜かれてしまったと言われていますが、金額の多寡ではなく、米国の説得工作をし、欧州各国の不満をそらし、国連を中心とした体制を作り出したことは、高く評価できると思います。中核グループに固執しなかったことが外交上非常に意味があったと思っています。インドだって、国連中心ならば、ということで受け入れ易くなったでしょう。
真の功労者は、表舞台に必ず立たなければならないというものではありません。人のために、そっと汗をかいて、困っている時に手を差し延べ、その手柄を自分のものとしなくとも、心ある人々は感謝の気持ちを忘れないでしょう。また、国連内部での日本の評価も高いと思います。
何より、米国を中心から外して、国連に花を持たせた最大の功労者は日本であったとアナン事務総長も感じていることであろう。彼が日本の常任理事国入り問題の時に、中国への働きかけや拒否権発動への牽制をどれくらいしてくれるかは未知数ではあるが、アナンさんは国連がうまく機能するには日本の後ろ盾が必要であることを実感しているはずだから、今回の日本の働きを評価していると思う。
日本の国際貢献における自衛隊の運用についても、イラク派遣なんかよりはるかに意義があると思う。今回の自衛隊派遣は、今後の海外活動の際のいい教訓になるであろうし、ノウハウの蓄積にも繋がるであろう。
外交の正しい考え方ができてさえいれば、自衛隊は必要とされる場面が出てくることを防衛庁も認識したであろう。防衛庁自身、外務省が「余計なこと」をするという認識ではなくて、外務省と防衛庁は切っても切れない関係にあることを、今回の一件で十分理解するであろう。同時に外務省は、現地で自衛隊をいかに有効に運用させられるかは国際交渉・調整が重要であると分ったであろうし、現地の情報収集に彼らが役立つことを知るであろう。反目ではなく、相補の関係を目指せば互いによい仕事ができるし、そのことが日本の国益に直結するのだという認識に立って、省庁の壁を越えて相互理解・協力するべきであろう。
全体としては、よく頑張っていると思うし、政府の対応も悪くはなかったと思う。あとは、不明邦人についての情報や調査がどの位進展が見られるか、でしょう。混乱は続いていますから、なかなか難しいとは思いますが、1人でも多くの方が助かるように祈っています。
お正月で、余りニュースとして伝わってきませんでしたが、日本政府は今回の災害支援に対する動きが早かったようですね。
他にもジャパンマネーで作った防波堤によってモルディブの首都が最悪の事態を免れたなどこれまでの支援が生きたものがあったようです。
今回の災害復旧はこれから年単位で進んでいくと思いますので数々の自然災害を受けている日本の経験を生かした支援を行っていけばよいと思います。