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アジア杯2019 サウジアラビア戦

2019年01月21日 22時27分04秒 | いいことないかな
辛勝だった。

だが、よく勝ち切れました。


思えば、2011年の日本が優勝した時、若き吉田が日本代表に定着するきっかけとなった大会だった。

ヨルダン戦でロスタイムの劇的同点ヘッドを決めたのは、デビュー間もない吉田だった。


今日の冨安は、当時の吉田を彷彿とさせる活躍だった。

勝利は、とにかく守備を集中力をもってできたことだ。最終ラインは、当初なるべく高く維持して、中盤を開けないようにして対処。カウンター狙いで、サウジのボール支配力を認めた形だった。

密集戦ではサウジの方が一枚上手で、個々のキープ力は高いし。


何といっても、一つ前の試合で、守備陣が休息できてたのが大きかった。予選第3戦が、非常に内容のある試合をしてくれたのと、今日の先発守備陣が体力を温存できてたのが良かった。


また、ショートパスからの得点だけじゃなく、サイドからのヘッドで得点した形が、今日の試合でも生かされた。

それが、セットプレーのコーナーからの冨安の先制ヘッドをイメージさせた。
時折見せた日本の攻撃は、サイド攻撃がそこそこ効いていた。


だが、後半になると、サウジがDF裏にスペースを突いてサイド攻撃をしてくるようになり、ボール支配力とあいまって、日本の守備の時間が長くなっていった。


それでも、FWを含めて、全員守備でよく守り切った。

何と言っても、最終ラインはよく耐えた。


柴崎は、今大会では一番良かった。

イメージが戻ってきたのかな?


それが先制のコーナーで良いボールを供給できていたのかも。

南野や堂安は、2人相手に囲まれた時でも抜け出せるだけの対人戦の強さが見せられなかった。1対1に抜け出すだけじゃなく、数的不利な状況であろうとも、勝負できるようにならねば、足元の技術で自力突破するのはまだ難しいってことだと思う。更なる成長を期待したい。


注文を言うとすれば、今日みたいな試合の時にこそ、もうちょっとパス回しを有効に活用したらよかったんじゃないかな?

サウジは日本がGKへのバックパスをする時には、猛烈にチャージを狙ってきてたでしょ?
3枚で詰めてきてたりとか。

あれ、作戦だったと思うんだけど、重大な失敗をせず、よく守り切ったよ。けど、最終ラインからDF裏に出すだけじゃなくて、休む時間を作る意味でも、もうちょっとショートパスを使える場面では使った方が良かったのでは。



ま、勝ててよかったです。お疲れさまでした。


次はまた休めるように、先発を少々考えた方がよいかもしれませんね。