M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

久々のSTAX

2007年06月16日 21時58分24秒 | DIY Electronics
 モルトプレンが劣化して休眠状態だったSR-Λ/SPを修理してもらいました。部品交換が"好感"なのはともかくとして、TATの短さに感動しています。
 駆動するアンプはSR-3 Newが値上げになると聞いて駆け込み調達した頃の作品で、当時の回路図が見つかりました。型番がMS-3なのは、SR-3用というのと、caseが鈴蘭堂のMEC-3Sだからです(安直そのもの)。
 10年ほど前、SR-Λを買ったときにprofessional仕様に改造して、bias電圧を600Vほどに上げ、同時に劣化していた初段球を一本交換、大半の受動部品を入れ換えた記憶があるのですが、詳細な記録が見つかりません。電源を安定化し、もう少し雑音を減らす工夫ができるでしょうが、当分このまま使います。今から組み直すなら、森川さんの6BX7式にしたいと、とんでもない方向に走る予感もするし。
 STAXを引っ張り出す気になったのは、SACDでいい録音が見つかったためで、きちんと帯域の伸びた再生系を置いておきたいと殊勝なことを考えたことによります。Amazonにはないので、店頭で買ったHMVのsiteを参照しておきます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1091251
 Beethovenのsonataにはロストロポーヴィッチとリヒテルが互いに目立とうとして歯をむき出して演奏した(と推定)名盤が残っているので、これと比較してしまうと演奏の質が問われますが、音はこちらの方がはるかに上。冗長でしつこいだけのヘンデルもどき(勝者をたたえる運動会の曲)などを省いて出して欲しいものです。

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