M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

悲しい表紙

2008年06月13日 21時03分23秒 | Books
 StereoSound別冊で往年の真空管アンプというのが出ました。McIntoshとMarantzの再録はともかくとして、Quadに関する新しい記事があったので購入。ところが写真がきれいなので有名なこのシリーズにしては悲しい表紙でした。MC275の前列左から二本目の球(12AU7)が傾いてささっています。石のアンプならtransistorが傾いていようが逆さまだろうが気にしませんが、球では許せません。
 もっとすごいのも過去にはあって、ラ技から'99年に出た武末さんのampの本は表紙のVT62 parallel single(名作です)の後列左から二本目(12BH7)が激しく傾いています。輸送中に動いてしまったのでしょう。この写真はcontrastもいい加減で、表紙としては失格だと思っています。傾いた球をそのまま撮影する人も、そのまま掲載する人も武末さんに失礼だと思うし。


 ここ数週間、finderを覗く側の目が不調で、不出来な写真の言い訳を提供してくれていました。だんだんひどくなってきたので、さっき眼科に行き、手術してもらいました。麻酔が切れてちょっと痛みますが、ずっと続いていた違和感が払拭できてすっきり。ようやく気分よく本が読めるようになりました。