ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

環境省は日本の年平均気温が21世紀末に2.5~3.5度C上昇し年降水量が北日本で増加と予測

2014年03月29日 | 出来事
◎(刊3/28総合2) 原子力規制委員会は安全審査で九州電力川内原発1,2号機の耐震設計や耐津波設計の基本方針を大筋了承,計算書など審査へ

●(刊3/28環境15) 環境省は日本の年平均気温が21世紀末に2.5~3.5度C上昇し年降水量が北日本で増加と予測した気候変動の中間報告書発表 (気象学上は気候変動と気候変化(平年気候の長期変化)は異なる,温暖化条約のclimate change の気候変動は気候変化の誤訳,気候変動はclimate variation)

●(経3/27夕刊総合2) 衆議院は水循環基本法案を全会一致で可決成立へ,水資源の適正な管理,水源地などの地域の乱開発防止,参議院先議可決済み

◎(経3/26経済5) 経済産業省は太陽光発電などの普及による一般的家庭の電気代の上乗せ費用が14年度は1か月225円と,前年度の87%増

●(経3/26社会46) 農林水産省は食品メーカーなどの協力で飲料や菓子の納品期限を賞味期限の3分の1から半分にした結果,ロスが年4万トン減 (金額にして87億円のロス)
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1309/mf_news_02.html

◎(刊3/25表紙1) 関西電力と中部電力は夫々大型石炭火力発電所の建設へ,電力の安定供給に不可欠と判断,政府は環境性能を海外の基準並みに (政府は我が国の環境技術が世界最高水準と誇るなら,まず我が国の環境基準を米国並みに引き上げてはいかが)

●(経3/25夕刊総合3) 世界保健機関(WHO)は大気汚染による死者が12年に世界全体で700万人以上にと推計,従来予測の倍以上,主に石炭 (この数値は石炭が原子力と比較してより危険との根拠にされ,物議を醸していますね)
http://www.who.int/en/

◎(刊2/27電機11) 国際社会経済研究所は世界のICTの潮流の紹介の記事で海外の20年時の再生可能エネルギー導入目標を紹介,米EU20% (日本の政策原案は13.5%。環境技術先進国なのでしょうか)

●(経2/27社会46) 環境省は新たな温暖化対策キャンペーン開始,キーワードはファントゥシェア,低炭素社会実現へ私たち一人ひとりが担い手 (実現すべきは炭素循環社会であって炭素は必要。目標値もなく泥縄式の感,漂流する国家)

◎(経2/27社会46) IPCC議長は気候変動が遠い未来ではなく現在進行形の問題で今行動をと,削減も適応策も必要,温暖化は鈍化なく進行とも