ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

EA21:地域事務局めぐり

2010年01月14日 | 審査・コンサル
1月前半は何時になく時間的にゆとりが有る。最近の傾向として、1月と3月はISO14001の審査件数が少なく、2月に集中している。それはISO14001の認証取得事業者の多くが、繁忙期における審査を避ける傾向が強くなったための当然の成り行きです。

そこで、昨年合格したエコアクション21(EA21と略、中小企業向け日本版環境マネジメントシステム)審査人としての営業活動の第一歩を踏み出しました。地元の地域事務局や、東京都内の地域事務局を訪問し、合格の挨拶、自己紹介、コンサルや審査に携わるための情報収集などが目的です。

事業者がEA21の環境経営システムを構築し、認証取得をするには、資格を持つEA21審査人による審査を受け、合格しなければならない。担当する審査人の選定は、中央事務局が公開するHP上の審査人リストから事業者自らが選択するか、地方事務局の推薦を受けるか、あるいは構築支援してくれたコンサルタントの紹介を受けて選定することになる。

現実には構築支援してくれたコンサルによる紹介のケーすがもっとも多く、次いで地域事務局による紹介の順になるようである。

ISO14001の審査では、審査機関に所属するか、若しくは、審査機関と契約を結び、審査機関が指定する事業者の審査を担当する。一方、EQ21では、審査を希望する事業者とEA21審査人とが直接コンタクトする仕組みになっている。このコンタクトの切っ掛けは掴むには、地元の地域事務局や近県の地域事務局に登録し仕事が回ってくるように働きかけなければならない。今回は、そのための活動です。