シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

トワイライト~初恋

2010-04-01 | シネマ た行

この原作本はアメリカで女子中高生を中心に爆発的にヒットしたらしいのですが、日本でもそれなりにヒットはしたのかな?うちではにゃおが読んでいて、寝る前に逐一ストーリーを説明してくれてその後に必ず「cokyも読む?」って聞かれたんやけど、「いや、もういまストーリー教えてくれたからいいわ…」って。というわけでワタクシもなんか知らんけど、読んだ気になっている物語であります。

冴えない女の子ベラクリスティンスチュワートとバンパイアのエドワードロバートパティンソンの禁断のラブストーリーってやつですね。原作ではベラは不細工な女の子という設定らしいけど、映画ではもちろんそういうワケにはいきませんよね。

クリスティンスチュワートって最初に「パニックルーム」でジョディフォスターの娘として登場したときにはもっとボーイッシュな印象だったんだけど、最近「イントゥザワイルド」で見たときにはすっかりキレイな娘さんになっていてちょっとビックリした。ちょっと受け口なのと姿勢が悪いのが気になるんだけどね。ベラは暗い雰囲気だから彼女に合ってるかも。

ロバートパティンソンは「ハリーポッターと炎のゴブレット」でそこそこ大きな役でしたが、若手スターナンバーワンにまで急にのし上がった感じですね。

バンパイアの動きを表現するシーンでエドワードがベラをおぶって、木と木の間をめまぐるしく駆け巡るシーンがあるんだけど、そこがなんかサルみたいでちょっとカッコ悪かったなぁ。あと、バンパイア一族の顔の青白さはちょっと酷すぎるよな~。あれじゃ、ほんとに「バンパイア」ってあだ名つけられそう。しかし、エドワードはもう何年も生きてるのにわざわざ高校に通う必要があるのかな?地域の人に疑われないためか。それなら、しばらくしたらまた引っ越さないと歳取らないことがバレちゃうね。歳取らないと言えば、エドワードの家に、いっぱい卒業のときにかぶる角帽が飾ってあって、ファミリージョーク的になっていたのが面白かったな。

あと、吸血一族がロザリーニッキーリード以外、親切にベラを受け入れるのが意外だった。あんなに簡単に人間を受け入れて大丈夫なんだろうか?おかげでジェームズキャムギガンデットたちともモメちゃうし。まぁ、相手が悪いんだけどさ。

ジェイコブテイラーロートナーたちのキラユーテ族は狼の血族なんだよね。吸血鬼と狼男たちが関わりあうのって最近の傾向?「怪物くん」では仲良くしてたけどね

全編、女子中高生が好きそうな少女マンガ的臭さがプンプン。エドワードもベラもくっさいセリフをばんばん言ってくれちゃって、もうそれにドキドキするような年頃でもないワタクシはドキドキよりもなんかぞわぞわ。その辺はちょっと笑っちゃうんだけど、お話自体はつまらなくはなかったです。これは全部で何本になるのかな?3本?それにしても、こういう形式で映画を公開するのが普通になったのはやっぱ「ロードオブザリング」の功績が大きいね。こういう形式は好きじゃないなぁなんて言ってたけど、段々普通になりつつあるもんね。

「マイレージ、マイライフ」を見た直後にケーブルテレビで見たので、アナケンドリックが登場して驚きました。どっかで見たことあるなぁと思ったけど、分からなかった。ベラの人間のお友達役だから、今後のシリーズに出るとしても大きな役ではなさそうですね。

このあとのシリーズは1本目よりも盛り上がってくるでしょうね。楽しみです。



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