最終戦は見事な惨敗で、楽天が千賀を攻略して逆転勝ちをしたためにCS出場を逃して4位で今季を終えました。
試合の途中で帰ることなどはほとんど無いのですが今日は西武の胴上げを見たくもありませんでしたし、最終戦セレモニーも昨年を考えれば一瞬で終わってサインボールの投げ入れもバックネット裏は対象外なので残る意義を見出せず、九回表を終わったところで席を立ちました。
帰ってきてから楽天TVで見てみればどういう雰囲気でのものかまでは分かりませんでしたが予想どおりに井口監督の挨拶はあっという間で、そして「全員で戦い抜こう」との言葉には脱力しかなく、これはスポーツ紙風にいけば「(俺の考える)全員で戦い抜こう」だろうとの突っ込みを入れるしかありません。
8月は.278だったのに藤岡が復帰をした途端に出番を失い今月は5試合10打席しか与えられなかった平沢、打席数は少なくとも.286で粘る姿勢が目立つも降格の三家、など「全員」がちゃんちゃらおかしい例は枚挙に暇がなく、三年契約なので来季の続投要請はポーズでしかなくそこはもう諦めていますが、期待が大きかっただけに評価はだだ下がりです。
その来季も「力不足でした」の前に入るかっこ書きが(選手たちが)ではなく(自分が)でなければ期待薄、その白黒はまずどんな秋季キャンプになるかで見えてくるでしょう。
昨季と同じく最終戦でギリギリに到達をした70回はZOZOマリン皆勤でやっと届いたものですから、80回バッジを手にした強者には足元にも及びません。
チケット刻印問題により昨年の途中から遠征を止めていることもあり自分にとってはこれが限界、そして来年も引き続きモチベーション維持に苦労をしそうです。
マクレ!、マウエ!ときたスローガンの次はマサカ!と本音を言ってしまえば井口監督の三年目にうんざりなのですが、これが、と別人に変わってくれよと思い続けるオフとなります。
肝心の試合は二木が結局は7勝の壁を越えられずに滅多打ち、はあれだけ打ってくださいと言わんばかりの真ん中に失投を続ければ山賊相手でなくとも炎上をするのは必然で、休むことなく体をいじめぬ浮いて来季に臨まなければじり貧は必至でしょう、その意識が二木にあってくれよと願わずにはいられません。
二番手の涌井も先発以外で投げさせたのには意義がありますがそもそも一軍に上げるだけの浦和ではなく、それを裏付けるこれまでと何も変わらないピッチングにガッカリでした。
この得点差で西武が増田を投げさせるのは分かりますがこっちが益田だったのは60試合に出来高でも設定がしてあるのか、最終戦だからとのサービスでもないでしょう。
またポイントとしては四回の一死満塁で田村に代打を出して欲しかった、のは一時期の好調さは影を潜めて6試合連続ノーヒットだったこともありますし、リードの問題が全てではないにせよあれだけ打たれてしまっては無駄な力が入っていい結果にはならないだろうと考えたのですが、悪い予感が外れないのがロッテファンです。
こと野手については偏愛チックなスタメンを並べたらあとはお任せ、の井口野球に相応しい締めくくりでもあったわけで、そんなこんなで今日の唯一の収穫は昨日ならまだしもなぜか球場で見かけた藤田にサインをもらえたことで、この一年にずっと持ち歩いていたもので下の縁取りが剥けてしまっていたのが誤算でしたが嬉しかったです、ありがとうございました。
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◆9月24日(火) 千葉ロッテ−西武25回戦(西武16勝8敗1分、18時16分、ZOZOマリン、30,335人)
▽勝 ニール 17試合12勝1敗
▽敗 二木 22試合7勝10敗
▽本塁打 山川43号(涌井)
▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、涌井、東條、陳冠宇、岩下、益田—田村、細川、江村
西武 ニール、平良、小川、平井、増田—森