オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

吉井コーチが大忙し

2019-09-02 02:18:43 | 千葉ロッテ

 

カボチャの衣装をまとったスタッフぐらいしか仮装っぽくもない、ただの親子連れがグラウンドを練り歩くだけの不思議なハローウィンイベントで始まった試合は、ショッキングな荻野の欠場は腰痛だったらしいですが井口監督らしくそこに岡を配して、そして予想どおりに昇格即スタメンの藤岡、三番→六番→九番→三番→七番と定見がない中村奨の打順は彷徨いまくり、交代のときだけではなくピンチでも数多くマウンドに向かった吉井コーチは大忙しで、そしてとにかく長時間で疲れました。
これで負ければもうイジメかよと、そしてそうなりそうな展開を救ったのはマーティンの一発で、連日のスタメン落ちに今日は欠場だったレアードの歓迎ぶりを見れば気持ちを切らせてはいないようなので頭が突っ込み気味だったことからして相応の休養と考える時間があればまた浮上をしてくれると思いたいです。
そのマーティンはプルヒッターなスイングを見透かされてか外中心の攻めに急降下もファールで粘れるだけのバットコントロール、長いリーチ、そしてスライダーを狙ったと配球を読む思考能力があるのがアドバンテージで、あまり感心はできませんが相手バッテリーからすれば戸惑ったであろう外角低めをその長いリーチを活かして強引に引っ張った一発でした。
粘る、というところでは率は上がってきませんが球数を投げさせている柿沼も評価をしてよいのではないかと、そうなればどうしても厳しいところに投げてきますのでヒヤッとしましたが今日も2つ食らって73打席で5死球はリーグトップのブラッシュが449打席で14死球ですから異常なまでの当たりっぷりで、よって出塁率で貢献をしています。
逆に淡泊な岡はそれでもじわじわと率を上げて、二回のチャンスには凡退をしましたが四回には左中間を破って快足を飛ばして三塁打とし、五回には押し出し四球を選びました。
平沢や三木と何が違うのか、の悪送球をやらかした藤岡もマッチポンプな決勝アーチ、を無表情でホームインをしたのはそのエラーで種市の白星を消した自覚があってこそでしょう、お立ち台でもそれをまず口にしていましたからとりあえずはよし、見る側がどうあがいたってショート藤岡は動かないのでしょうからフツーに頑張ってください。
そして種市はスピードがあまり乗らず右打者の外角低めも流れがちでコントロールに苦労をしましたが、それでも悪いなりに投げられたのは大きな収穫でしょう。
三回に自らのエラーがなければ五回がそうだったように吉田正に無理に勝負にいかずに済んだものが歩かせれば満塁でしたのでフルカウントから中途半端なコースにあれはスライダーだったのか、ただそれがあったからこそ次は徹底して低めに投げて吉田正を歩かせはしましたがロメロ、モヤをやはり低めで打ち取ったのが大きかったです。
先頭打者を歩かせるなどして無死一二塁のピンチを招いた東妻のそこから気迫がびしばし伝わってくる強気もよし、益田があんなで去就も怪しいので来季は有力な守護神候補です。
またしてものキラーを誕生させなかったのも今日のポイントで、三回まではいつもの拙攻でしたから「あと一本」が出た五回に感謝、この勢いで土肥に今度こそ白星を付けましょう。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0 1 3 0 0 0 2 0 0 6 10 0

千葉ロッテ

0 0 0 5 1 0 2 0 X 8 11 2

◆9月1日(日) 千葉ロッテ−オリックス21回戦(オリックス13勝8敗、17時、ZOZOマリン、27,785人)
▽勝 東妻 19試合3勝
▽S 益田 52試合3勝5敗25S
▽敗 近藤 50試合4勝6敗1S
▽本塁打 吉田正23号(種市)、マーティン9号(山田)、藤岡1号(近藤)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、松永、東條、東妻、益田—柿沼、細川
オリックス 竹安、山田、吉田一、神部、海田、近藤、岩本—若月

コメント (14)