古谷が浦和でノーヒットノーランを達成したとのことで、思わず今野を思い出してしまいました。
先発としてのニーズは今となっては低いでしょうし服部の台頭で中継ぎ左腕としても厳しいところにいる古谷だけに、いいアピールになったのではないかと思います。
この快挙だけではなく続けて白星を重ねることができれば一軍に呼ばれることもあるでしょうから、最後のチャンスのつもりで頑張ってもらいたいです。
そのチャンスをものにしつつあるのは昨日に2勝目を手にした阿部で、機関紙が報じた西野に対する『「2軍で一緒にやってきたので、活躍している姿を見るのが悔しかった」。テレビで西野が登板している試合を見ていても、勝ち星が付きそうになると電源を切った。翌日は新聞も手にしなかった。』とのコメントこそがプロ魂でしょう。
仲が良くとも同じポジションであればライバルであり、負けられない相手でもあります。
その気持ちを忘れるようであればプロとして生き抜いていくには物足りませんから、この阿部の意地を買いたいです。
全体的に平均な阿部はなかなかに特徴を出せずにいますが、大きく花開く日がくることを願ってやみません。