オリオン村(跡地)

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西野のこれから

2013-05-22 00:58:38 | 千葉ロッテ

 

先日の加藤の衝撃デビューを一面で飾れずにニッカンに遅れを取った形となった機関紙が、西野の金星は汚名返上とばかりにきっちりと仕事をしてくれました。
巷では育成の星などともてはやしてくれているようですし、史上初の文字が輝いています。
新人王争いでもトップを走っていた金子が失速をして二軍落ちをしましたから今や西野が先頭グループから頭一つ抜け出した感がありますので、その期待はうなぎ登りです。

ただ勢いで3勝ぐらいまで突っ走った投手はこれまでもいましたが、研究をされたり疲労で調子を落とすなどして伸び悩むケースも少なくはありません。
唐川はルーキーイヤーに3戦3勝と好ダッシュをしましたが、セットポジションの甘さを突かれて結局は5勝で終わりました。
昨年の藤岡も5月までは4勝1敗でしたが、その後の低迷は記憶に新しいです。
球界のエースの一人である前田健に投げ勝ったことよりもチームメイトの大嶺の完封勝利を意識していた、そんなどこか角中のような別次元の感覚を持ち合わせているような西野ですから精神的な迷いによる低迷などの心配は無用かもしれませんが、弱点を見つけて攻め立てるのが日本の野球です。
昨日も俊足の走者が塁にいたときのやや神経質なところは他球団のスコアラーもチェックをしていたでしょうから、今後はお互いにせめぎ合いでしょう。
そういった壁にぶつかることも成長のためには必要なことですので、あまり難しく考えずに前に進んでいってくれればと思います。

明日の先発は右肩の張りで登録抹消となったグライシンガーの代わりの阿部です。
グライシンガーはようやくに復帰をしたと思ったところでの再発ですので頭が痛いですし、やはり複数年契約はデメリットの方が大きいのでしょう。
同じく二年契約の里崎も故障で姿を消したままですし、高らかに宣言をしながらも有名無実化をしている複数年契約の廃止を球団には真剣に考えてもらいたいです。
そんな中でプロ初勝利を挙げた直後に登録を抹消された阿部としては絶好のチャンスですから、一軍定着のためにもとにかく頑張るしかありません。
抹消後は14日に先発をして5回を3安打零封からの中7日ですから肩が軽すぎなければなと、前回の反省を踏まえて四球で崩れないよう願います。

 

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