オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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日本人

2013-05-21 23:48:45 | 映画

交流戦は日程が緩いことで試合が無い日がままあるため、時間を他に充てることができます。
早く帰れるのであれば睡眠に没頭することもできますし、旅紀行のまとめもやらなければと焦りつつも、今日は映画館に足を伸ばしました。
月末までに観たい映画が4本ぐらいあるのでネジを巻かなければと思っていましたから、まずはその第一歩です。

モネ・ゲーム

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今日の「モネ・ゲーム」は富豪に仕える絵画の鑑定士が軽んじられ続けたことの腹いせにモネの贋作を売りつけようとする、そんな犯罪コメディです。
冒頭のアニメ、主人公の妄想、そしてメインストーリーと三本立てのような構成がテンポ良く展開をしていきますので、知らず知らずのうちに引き込まれていきました。
ただ残念なことにコメディの部分が全くと言っていいほどに笑えなかったのは劇場内でクスリとも笑い声が聞かれなかったことから自分だけではなかったようで、このあたりは日本人と欧米人の感覚の違いによるものなのかもしれません。
その欧米人が描くステレオタイプな日本人が登場をしたのには辟易とすらしたのですが、蔑視をしていたわけではなかったことが分かりましたのでOKです。
ストーリーとしてはまずまず面白かったのですが笑えなかったので評価は今ひとつで、また配給元の公式サイトが作品をぶち壊していますのでチェックをしないことをお奨めします。


2013年5月21日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)

 


西野が前田健に投げ勝つ!

2013-05-21 00:18:04 | 千葉ロッテ

 

予報ほどには天気の回復が早くなかったことで船橋駅に着いたときにはかなりの雨が降っていて、それでもレインコートとレインパンツを着込んで球場に向かったのですが、それなりの風があったことで5分ほども走ったところでギブアップです。
仕方なく家に向かって帰宅をしたきにはずぶ濡れと言わずともかなり濡れていましたし、試合中にもそれなりに降ったようですから平日のサラリーマンには高嶺の花でした。
そんな今日に西野が前田健に投げ勝つのですから自分の持っていなさを嘆きたくもなりますが、何はともあれ石垣島で買ったジョッキに翔破のマリーンズ缶を注いでの乾杯です。

西野が球界のエースの一人である前田健に投げ勝っての5勝目は成瀬を抜いてチームの勝ち頭ですから、大きな一勝です。
残念ながら本人の意欲とベンチの配慮による完封勝利へチャレンジは惜しくも成りませんでしたが、胸を張っていい自己最多の8回1/3の143球と12奪三振でした。
九回の続投を打診すべく西野に歩み寄った伊東監督と斉藤コーチの姿が映っていましたが、暫く話した後に戻るその表情には苦笑いに近い笑顔がありましたので、当たり前の答えではあったのでしょうがその西野の意気込みが嬉しかったのでしょう。
中5日でしたので投げすぎが心配ではありましたが、おそらくは次の登板が中7日になるであろうことを考慮に入れてのものだったのでしょうし、そうは言いながらもプロに入ってからこれだけコンスタントに球数を投げるのは初体験でしょうから、そのあたりのケアもしっかりとお願いをしたいです。
今日の西野はやや両サイドのストライクゾーンが甘かったことを上手く利用して打者の意識を外に置いた上での果敢な内角攻めが有効で、その江村の配球に応えたコントロールと勇気と伝家の宝刀があってこその奪三振ショーだったのだと思います。
最終回でも140キロ台のストレートを投げられる西野はロッテにとってはあまりに魅力的ですし、ズボッと決まる重さの感じられるストレートは感動ものです。
大嶺に続いて開幕前には勘定に入っていなかったと思われる西野での連勝は嬉しすぎる誤算ですし、モチベーションが上がっているであろう他の浦和組にも頑張ってもらいましょう。

西野が残したピンチに登板をした益田はあわや同点というヒヤヒヤな締めくくりでしたが、とにもかくにも復活セーブです。
まだ指の引っ掛かりが悪いのか抜けるようなボールも少なくはありませんでしたが、調子を落としていたときに懸念をしていたストレートのスピードも今日は140キロ台後半が普通に出ていましたので間隔が空いたことで疲労は抜けてきているのではないかと、あとは気持ちの問題でしょう。
これで今日に追いつかれていたらどうにもならないところに追い詰められていたかもしれなかっただけに、堂林には感謝の言葉もありません。
明日はお休みですので松永も休養が取れますし、次のカードからは平常運転でよいのではないかと思います。

打線は数少ないチャンスをものにしての3得点で、7戦目にして前田健から初白星です。
攻略の鍵は球数を投げさせることによる四球だと見ていましたので、初回に9球を投げさせて四球を選んだ根元は隠れたヒーローでしょう。
その根元が牽制悪送球に足を滑らせて進塁ができなかった不運がありましたが、それを補って余りある中東の落球と言ってもいいぐらいの打球の見失いは霧雨による濃霧状態の上空によるものだったのかもしれませんので、これもある意味での地の利だったのだと思います。
清田がしぶとく三遊間を抜いた2点目のタイムリーも貴重でしたし、結果的に決勝点となった押し出し四球も前の打席でノースリーから見逃し三振に終わったことの反省を活かしての見極めだったのではないかと、また本来はポイントゲッターであるべき五番の福浦が選んだ2つの四球が地味に効きましたので、昨日に続いてベンチの選手起用が大当たりでした。
八回までに西野が投じた125球を超える前田健の126球目が痛恨の押し出しでしたので、ちょっと不思議な巡り合わせにビックリです。
二回以降は立ち直って貫禄のピッチングだった前田健を攻略しての勝利は、明日以降に繋がる素晴らしい白星でした。

ちなみにQVCマリンの試合を自宅で見ることなどは滅多にないこともあり、西村前監督の解説を聞いたのは今日が初めてです。
もっともそれと気がついたのは「当たり障りのないつまらない解説だな、誰だ?」と確認をしたからで、まさか前年までチームを率いていた監督の解説とはとても思えない内容に驚くとともに、以前に実況から江村について聞かれて二軍だったから知らないと答えたなんて話もあったようですから、NGワードだらけなのかもしれません。
そうなるとロッテ戦で西村前監督が解説をするメリットが何かが分かりませんし、来年の契約がどうなるのかが心配にもなる今日の中継でした。

 

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 広島

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千葉ロッテ

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◆5月20日(月) 千葉ロッテ-広島2回戦(ロッテ2勝、18時15分、QVCマリン、11,938人)
▽勝 西野 8試合5勝1敗
▽S 益田 22試合1勝2敗14S
▽敗 前田健 7試合4勝2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、益田―江村
広島 前田健―石原、倉

 

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