オリオン村(跡地)

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2007年通信簿 40 渡辺正人

2007-11-23 20:21:11 | 千葉ロッテ

40 渡辺正人 内野手 28歳 年俸2100万円

【2007年成績】 34試合 52打数 7得点 9安打 打率.173 2二塁打 0三塁打 0本塁打 3打点 0盗塁 5四死球 16三振 得点圏打率.154

100試合以上に出場したこともある渡辺正も、TSUYOSHIと今江の台頭で年々出番が減ってきました。
課題の打撃も2年連続1割台と低迷したままで、来季は1軍戦での出場すら難しいかもしれません。

一昨年のアジアシリーズで放ったホームランを見ても分かるとおり、今の成績は力を出し切れていないとしか思えません。
2003年には7本塁打をマークしましたし、高校時代は強打者として名を馳せた選手でした。
何かきっかけさえ掴めば、ブレークする余地は充分に残されていると思います。

ただ今の内野陣を見た時、そのブレークするためのチャンスがあるかどうかが疑問であることも避けられない事実です。
オーティズがセカンドに鎮座した場合、残るは守備要員としてのポストを根元らと競い合うことになります。
ルーキーの時に2軍で信じられないぐらいエラーをしたザル守備も今や昔、すっかり堅守を誇る渡辺正ですからポスト酒井を目指して守備に磨きをかけることが出場機会を得るための最短距離となるでしょう。
そして打撃に確実性を増すこと、通算でも3割を越すような三振率では打席に立つことは非常に困難となります。
私はあまり評価していませんが、以前のバントの構えからのスイングに戻してもいいのかもしれません。
また動体視力を鍛えること、これも必要ではないかと思います。

ここぞという場面でミスをする、そういうイメージを払拭することも渡辺正にとっては重要です。
バントの場面で代打で起用されてミス、守備でタイムリーエラー、今年は目につきました。
酒井のように業師としての存在感や安定感を増すこと、来季はこれを目標にして欲しいと思います。


【オリオン村査定】 2100万円 → 1800万円 (▼14%)

 

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まだ清水ネタを引っ張るのか・・・

2007-11-23 19:31:27 | 千葉ロッテ

沈静化に向かったと思われた阪神の清水獲り、今度はサンスポが記事にしました。

先発補強第2弾!ロッテの「ミスター完投」清水直獲りにトラ本腰 (11/23 サンケイスポーツ)

阪神がロッテ・清水直行投手(31)の獲得に本腰を入れることが22日、わかった。
球団幹部が初めて明言した。
交換要員の調整がつけば、一気にまとまる可能性が大。
日本ハムから獲得した金村暁投手(31)に続く大型トレード第2弾で、最大の課題だった先発ローテーション再編にもメドがつく。
大型トレード第2弾が現実味を帯びてきた。
ノドから手が出るほどほしい先発完投型の投手。
ロッテの清水直獲りへ、阪神が本腰を入れる。
「興味? もちろんある。欲しいことは欲しい選手。今季は不調だったが2ケタ勝利は見込めるし、地元・関西出身(西宮市)ということもある」。
この日、球団幹部が初めて熱い思いを口にした。
阪神で今季、規定投球回数に達した投手はゼロ。
先発ローテ再編のため、通算88勝の金村暁を日本ハムから獲得した。
しかし、大学生・社会人ドラフトで即戦力の東洋大・大場を抽選でソフトバンクにさらわれ、改めて補強の必要性に迫られた。
ロッテ側も、清水が1億9000万円の高年俸で今季6勝10敗と低迷したこともあり、阪神にトレードを打診。
一度は立ち消えになったが、通算74勝のうち16勝を完投で挙げた右腕の魅力が、阪神側で再びクローズアップされてきた。
ロッテは小林雅のメジャー移籍が決まり、薮田の流失も決定的。
左腕・藤田にも戦力外を通告したことでリリーフ不足に陥っている。
特に左の中継ぎ補強は急務で、交換要員に吉野らを求めてくる可能性が高い。
それがクリアできれば、一気にトレードがまとまりそうだ。
下柳、上園、安藤、福原に、金村と清水が加われば鬼に金棒。阪神が投手王国再建に突っ走る。

ここまで我田引水な記事を書けるとは、いくら大阪向けの記事とは言え恥ずかしくないのでしょうか。
しかも阪神の機関紙デイリーですら「阪神側から打診」としているのに、こちらではロッテからの打診となっています。
金村でさえ1軍で2勝、2軍で最優秀防御率をマークした中村泰で、それですら釣り合わない粛正トレードとすら言われているのに、本腰を入れて獲りにいく交換相手が吉野とは・・・冗談もたいがいにして欲しいものです。
吉野放出を決断すれば一気にまとまる?、まとめてもらおうじゃないですか(笑)

純粋に戦力面で考えても、江草、杉山、能見らのクラスに玉置や若竹らの若手をプラスしなければ到底成立するトレードではありません。
しかも戦力面で仮に釣り合ったとしても、今オフの清水放出は絶対にあってはならないことは以前も書きました。

今日も話題が豊富でした (11/14 オリオン村)

清水は来季も復活できないかもしれませんし、吉野らが中継ぎとしてフル回転して優勝に貢献してくれるかもしれません。
しかしそんなことよりも、チームとしての求心力を失うことの方がロッテにとっては大きな痛手となることは間違いありません。
YFKの解体で投手陣の一角にぽっかりと空いた穴、そんな中で選手会長として清水の「来年、また同じロッテのユニホームを着ることを忘れずに」との言葉はチームにとって千鈞の重みがあります。
現実味があるかどうかは置いておくにしても、従来から主張していたポスティングでのメジャー移籍を封印してまでも来季に賭ける思いを吐露してくれた清水は、こと今年に関しては絶対に出してはならない投手です。

オフで新聞が売れない時期ですから、球団幹部という名前も出せない適当な記事を書いて阪神ファンの購買意欲を高めたい気持ちもわかりますが、それにしても馬鹿にしすぎです。
デイリーの記事をパクったかの様な「ミスター完投」、笑わせてくれます。
フロントも馬鹿な話と放置するのではなく、「清水はチームの中心、トレードなどありえない」ぐらいのコメントを出してもいいのではないかと思います。
そうすれば清水のモチベーションも上がるでしょうし、浮き足立っている投手陣の引き締めにも繋がるでしょう。
そしてYFKの穴は即戦力ルーキーと2軍からの台頭で埋める、これが来季への既定路線です!

 

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2007年通信簿 39 田中雅彦

2007-11-23 01:05:55 | 千葉ロッテ

39 田中雅彦 捕手 25歳 年俸900万円

【2007年成績】 14試合 16打数 4得点 1安打 打率.063 0二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 0盗塁 1四死球 5三振 得点圏打率.000

開幕メンバーに選ばれるなど何度か1軍に登録されながらも1試合も出場することなく抹消されてきた不憫な田中雅が、ようやく1軍戦出場とプロ初ヒット&初打点をマークしました。
ようやくプロのスタートラインに立った田中雅、来季への飛躍が期待されます。

名門PL学園から近大に進んで主戦として活躍してきた田中雅ですが、プロでは捕手としての出番は減りつつあります。
2軍でも昨年あたりから内野手としての出場が増え始め、今年も11試合しか捕手としての出場はありません。
1軍では試合前の練習では捕手のポジションについていますが、試合でマスクを被ることはありませんでした。
キャッチングに難があるとルーキー時代から言われていましたが、むしろバッティングを活かすためのコンバートの意味合いが強いように思えます。

チーム内では先輩に可愛がられているようで、雨中でライト前に落としたプロ初ヒットをマークした試合では小林宏に呼ばれてお立ち台に立ちました。
左打者が内野手に多いチーム事情だけに、来季以降も活躍の場は開けていると思います。
とにかく振り込むこと、これが彼に課されたテーマだと考えます。
1軍では振り遅れや、変化球のキレについていけないシーンが目立ちました。
ボールを追いかけるようなスイングでは1軍の投手は打てませんので、今の上半身主導のスイングから腰の入った下半身を使ったバッティングに変えることが必要だと思います。

捕手も出来る便利な内野手の立場から脱却できるか、本人の捕手志向がどれだけ強いかわかりませんが、いずれにせよ今のところは試合に出ることが先決でしょう。
内野手として経験を積みながらも、最終的には捕手としての出番をうかがうのが良いのではないかと思います。
最終的にはライバルがひしめき合う内野よりも、ポスト里崎を狙う方が田中雅にとってはプラスだと考えます。
来季は1試合でも1軍でマスクを被ること、50試合以上出場すること、これを目標にして欲しいと思います。


【オリオン村査定】 900万円 → 950万円 (△6%)

 

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