オリオン村(跡地)

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ロッテのドラフトは長谷部に入札!

2007-11-17 21:38:19 | 千葉ロッテ

地元出身の大場に入札すると噂されていたロッテの大学生・社会人ドラフトですが、どうやら長谷部に決まったようです。

ドラフトについて (11/17 ボビー語録)

今日の午前中にスカウト会議を行い、19日の大学・社会人ドラフトの一巡目指名を愛知工大の長谷部投手に決めたよ。
長谷部投手はどの球種でも優れていてコントロールも良いと聞いている。
4球団位の指名と思っているが、是非抽選で引き当てたいね。
引き当てる秘策はあるけど、ここで言うと他の監督にやられてしまうので内緒だよ。
大嶺、唐川、長谷部とそのうち私が引き当てた選手でローテェーションになるかもね。

他のサイトでも報道されていますし、これで決まりでしょう。
大場と考えていたが左腕ということで長谷部、という理由には納得できかねますので、ここにきて日本ハムやソフトバンクが大場に軌道修正したことによる最大7球団という引き当てる確率の低さが最大の理由だと思います。
ライバル球団が長谷部から大場に変更したことも気になりますし、長谷部にいったのが加藤は慶大との関係で難しいからといった消極的な理由ではないことを願いたいところです。

今のところ長谷部に入札といわれているのがロッテ・中日・横浜の3球団、そして加藤がヤクルト・広島の2球団ですから、確率は一緒なので加藤にいって欲しいという私の思いは変わりません。
それはチームにとって必要なのは中継ぎなのか先発なのか、私は先発だと考えているからです。
バレンタイン監督は長谷部をローテーションにと考えているようですが、長谷部自身も言っているようにプロでの評価は中継ぎ・抑えです。
横浜が加藤から長谷部に変更したのも、クルーンの退団と無関係ではないはずです。
ロッテもYFKの解体で中継ぎ・抑えの補強が急務であり、そういう意味での長谷部の補強は間違っていないと思いますが、それでも私は先発が重要だと考えます。

もちろん長谷部も大学リーグでは先発を務めていましたから、プロでもやっていけるかもしれません。
しかし172センチという上背は、やはりどうしてもハンデとなるはずです。
最速152キロをマークしたこともあるらしいので、河本二世と考える方が妥当でしょう。
もしかすると清水をクローザーとした後の先発に川崎を回すことを想定しての、中継ぎ候補として長谷部を選択したのかもしれません。
何にせよ抽選で引き当てなければ何も始まりませんので、とにかくバレンタイン監督の強運に期待するしかありません。

そしてYFKですが、藤田の巨人移籍に続いて藪田のメジャー移籍が決まりそうです。

ロイヤルズ、薮田と契約か (11/17 スポーツ報知)

ロイヤルズが、ロッテからフリーエージェント(FA)となった薮田安彦投手(34)と2年契約を交わす目前であると16日、米スポーツ専門放送局「FOX」の電子版が伝えた。
ロイヤルズは、今季まで5シーズン日本ハムを率いたトレイ・ヒルマン氏を新監督に迎えた。
中継ぎ右腕の薮田は、今季58試合に登板し、4勝6敗4セーブ、防御率2.73の成績。
ロイヤルズ以外に、ホワイトソックスも興味を示していると伝えられている。

藪田を直接知っているヒルマン監督の下でプレーするという選択は正しいでしょう。
ロッテとしては痛い流出ですが、正当な権利を行使ししての移籍ですから頑張って欲しいと思います。

 

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2007年通信簿 33 橋本将

2007-11-17 20:57:41 | 千葉ロッテ

33 橋本将 捕手 31歳 年俸4000万円

【2007年成績】 63試合 118打数 15得点 25安打 打率.212 4二塁打 1三塁打 0本塁打 4打点 0盗塁 21四死球 38三振 得点圏打率.103

一昨年は里崎とレギュラー争いをした橋本ですが、この2年間で一気に差をつけられました。
里崎の躍進も理由の1つではありますが、最大の理由は橋本自身にあると思います。

シーズン前に橋本の「おそらく自分がメインの捕手として使われることはないと思うが、精一杯頑張る」というコメントに、激しく脱力しました。
確かに昨年に里崎が116試合出場したのに対して橋本は44試合、レギュラー捕手は里崎との印象がチーム内外にあったのは間違いないでしょう。
しかし当事者である橋本本人がそれを言った時点で、逆転など絶対にありえません。
シーズン序盤に里崎が故障で数試合欠場した際に橋本にスタメンマスクが回ってきましたが、完全に準備不足と言える様なプレーしかできませんでした。
低めのボールを後逸し、リードも単調で、折角のレギュラー奪取のチャンスに敵に塩を送るようなものとなってしまいました。
もちろんキャッチングなど元々課題であった技術的側面もありますが、やはり気持ちの持ちようだと思います。

橋本には選球眼という大きな武器があり、打撃でもアピールポイントを持っています。
また辻がトレードで移籍、田中雅も内野手に転向で里崎・橋本に続く捕手が育っていないというチーム事情からも、隠居生活に入ってもらっては困ります。
もし里崎が怪我などで長期間戦線離脱した場合、今のままではロッテのペナントレースが終わってしまいかねません。
来季に向けて橋本には、再度レギュラー奪取に向けてチャレンジするんだ!という意気込みでオフを過ごして欲しいと思います。


【オリオン村査定】 4000万円 → 3200万円 (▼20%)

 

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2007年通信簿 32 根元俊一

2007-11-17 01:22:37 | 千葉ロッテ

32 根元俊一 内野手 24歳 年俸1350万円

【2007年成績】 34試合 79打数 9得点 21安打 打率.266 3二塁打 0三塁打 1本塁打 9打点 3盗塁 6四死球 24三振 得点圏打率.280

今年は開幕スタメンに抜擢されて一気にレギュラー獲りが期待されましたが、結局はシーズンの大半を2軍で過ごすことになりました。
オーティズの加入で苦しい立場に追い込まれましたが、守備と足をアピールポイントにして1軍に定着して欲しい選手です。

成績の割には起用が少ないという感じがする根元ですが、開幕スタメンに抜擢されるぐらいですからバレンタイン監督に嫌われているわけでもないでしょう。
むしろ機動力を活かせるバレンタイン監督が好きそうなタイプの選手だけに、もっと使われてもいいと思いますので不思議な感じがします。
愛人と揶揄されている塀内に比べれば結果を出せる力はあるはずで、なぜ両人にこれだけの差が生じるかが理解できません。

あるとすれば確実性の低さ、これは打率ではなく三振の多さが理由かもしれません。
根元のようなタイプであればしぶとくボールに食いついていくようなバッティングが期待されるのですが、かなり空振りが多いのでバントやエンドランなどのサインが出しにくい選手ではあります。
昨年の54打数で22三振という驚異的な三振率ほどではありませんが、それでも今年も3割を越えています。
スイングの時に頭が動くこと、これが空振りの多さと無関係ではないと思います。
折角の足を活かせるように、とにかくシャープに最短距離でバットを振り抜いてボールに当てること、これが来季に向けての課題となるでしょう。

守備はこれも足を活かした広い守備範囲を見せてくれましたので、本来であればTSUYOSHIとの二遊間を売りにしたいところです。
肩がさほど強くないので適性ポジションはやはりセカンドでしょう。
昨年の阪神戦で見せた金本の打球を飛びついて捕球した思い切りの良さや、今年のセカンドベースの上を抜いていくような打球に追いつく出足の速さは小坂にタイプが似ています。
ズレータが離脱したことで攻撃的な布陣を敷くためにオーティズをセカンドに起用しましたが、長期的に見ればやはり根元に期待したいところです。
そのオーティズも意外にも守備が上達していましたので、彼に打ち勝つためにはタイプの違うところを見せつけて足で稼ぐようなバッティングを目指して欲しいと思います。


【オリオン村査定】 1350万円 → 1500万円 (△11%)

 

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