地元出身の大場に入札すると噂されていたロッテの大学生・社会人ドラフトですが、どうやら長谷部に決まったようです。
ドラフトについて (11/17 ボビー語録)
今日の午前中にスカウト会議を行い、19日の大学・社会人ドラフトの一巡目指名を愛知工大の長谷部投手に決めたよ。
長谷部投手はどの球種でも優れていてコントロールも良いと聞いている。
4球団位の指名と思っているが、是非抽選で引き当てたいね。
引き当てる秘策はあるけど、ここで言うと他の監督にやられてしまうので内緒だよ。
大嶺、唐川、長谷部とそのうち私が引き当てた選手でローテェーションになるかもね。
他のサイトでも報道されていますし、これで決まりでしょう。
大場と考えていたが左腕ということで長谷部、という理由には納得できかねますので、ここにきて日本ハムやソフトバンクが大場に軌道修正したことによる最大7球団という引き当てる確率の低さが最大の理由だと思います。
ライバル球団が長谷部から大場に変更したことも気になりますし、長谷部にいったのが加藤は慶大との関係で難しいからといった消極的な理由ではないことを願いたいところです。
今のところ長谷部に入札といわれているのがロッテ・中日・横浜の3球団、そして加藤がヤクルト・広島の2球団ですから、確率は一緒なので加藤にいって欲しいという私の思いは変わりません。
それはチームにとって必要なのは中継ぎなのか先発なのか、私は先発だと考えているからです。
バレンタイン監督は長谷部をローテーションにと考えているようですが、長谷部自身も言っているようにプロでの評価は中継ぎ・抑えです。
横浜が加藤から長谷部に変更したのも、クルーンの退団と無関係ではないはずです。
ロッテもYFKの解体で中継ぎ・抑えの補強が急務であり、そういう意味での長谷部の補強は間違っていないと思いますが、それでも私は先発が重要だと考えます。
もちろん長谷部も大学リーグでは先発を務めていましたから、プロでもやっていけるかもしれません。
しかし172センチという上背は、やはりどうしてもハンデとなるはずです。
最速152キロをマークしたこともあるらしいので、河本二世と考える方が妥当でしょう。
もしかすると清水をクローザーとした後の先発に川崎を回すことを想定しての、中継ぎ候補として長谷部を選択したのかもしれません。
何にせよ抽選で引き当てなければ何も始まりませんので、とにかくバレンタイン監督の強運に期待するしかありません。
そしてYFKですが、藤田の巨人移籍に続いて藪田のメジャー移籍が決まりそうです。
ロイヤルズ、薮田と契約か (11/17 スポーツ報知)
ロイヤルズが、ロッテからフリーエージェント(FA)となった薮田安彦投手(34)と2年契約を交わす目前であると16日、米スポーツ専門放送局「FOX」の電子版が伝えた。
ロイヤルズは、今季まで5シーズン日本ハムを率いたトレイ・ヒルマン氏を新監督に迎えた。
中継ぎ右腕の薮田は、今季58試合に登板し、4勝6敗4セーブ、防御率2.73の成績。
ロイヤルズ以外に、ホワイトソックスも興味を示していると伝えられている。
藪田を直接知っているヒルマン監督の下でプレーするという選択は正しいでしょう。
ロッテとしては痛い流出ですが、正当な権利を行使ししての移籍ですから頑張って欲しいと思います。