電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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神様はあちこちにいることができません。
だから、たくさんの母親をお作りになったのです。
ユダヤの格言
◆あなたは待ち望まれています
『こころのチキンスープ 8』
( ジャック・キャンフィールド他、ダイヤモンド社、p154 )
ジョン・トッドは、バーモント州の子だくさんの家庭に生まれました。しかしジョンの両親は、彼がまだ幼い頃に亡くなってしまいました。
一人の心やさしいおばが、幼いジョンを引き取ろうと申し出ました。そのおばは、まだほんの6歳だったジョンを迎えに、1頭の馬と召使のシーザーを遣わしました。屋敷への道中、ジョンと召使いのあいだには、こんなほのぼのとした会話がありました。
ジョン「おばさんは、おうちにいる?」
シーザー「ええ、もちろんですとも、奥様は坊ちゃんを起きて待っておられますよ」
ジョン「ぼく、おばさんのおうち好きになれるかな?」
シーザー「奥様のところに来なさるなんて、坊ちゃんは運がいいです」
ジョン「おばさんはぼくのこと好きになってくれるかしら?」
シーザー「ええ、とてもおやさしい方ですから」
ジョン「ぼくの部屋はあるかな? 子犬は飼わせてくれるかな?」
シーザー「奥様はなにもかも用意してくださってますよ、坊ちゃん、それにきっと、何かびっくりするようなプレゼントまでありそうですよ」
ジョン「おばさんはもう寝ちゃってるかしら?」
シーザー「いえいえ、けっして。奥様はわたしたちが着くまで起きて待っててくださいますよ。この森を出れば、それがわかります。屋敷の窓に、奥様のキャンドルの灯りがみえますよ」
屋敷が近づいてくると、窓にキャンドルがともり、戸口におばが立っているのが見えました。ジョンは、恥ずかしそうにポーチにむかって歩いていきました。おばも降りてきて、彼にキスして言いました。「よく来てくれたわね、ここがあなたのおうちよ」
おばは母親代わりになり、ジョンに第二のわが家を与えてくれました。彼はやがて、立派な牧師となりました。
後年、このおばがジョンに、健康状態が思わしくなく、死のときを迎えつつあることを知らせてきました。おばは手紙の中で、自分はこの先いったいどうなるのだろうかと案じていました。ジョン・トッドは、つぎのような返事を出しました。
親愛なるおば上
何年も前のこと、わたしは両親のいなくなってしまった家をでました。私は、どこへ連れていかれ、誰に引き取られるかも知らず、自分の人生はもうこれまでかと思いました。でも、馬に乗っての長い道中、召使いが私を励ましてくれました。
そしてついに私は新しい家に着き、あなたの抱擁に迎えられました。私は待ち望まれていました。自分が守られていると感じました。そして、あなたは私に何もかも与えてくれました。
今度は、あなたが旅に出る番です。私はあなたにぜひ知ってもらいたいのです。誰かがあなたを起きて待っていることを。部屋は用意され、灯りはともされ、扉は開け放たれ、あなたは待ち望まれていることを。
私にはわかります。私は、かつてあなたの家の玄関に、神様が立っておられるのを見たのですから。……ええ、ずっと遠い昔のあの日に。
『モーメンツ・フォー・マザーズ』より抜粋
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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神様はあちこちにいることができません。
だから、たくさんの母親をお作りになったのです。
ユダヤの格言
◆あなたは待ち望まれています
『こころのチキンスープ 8』
( ジャック・キャンフィールド他、ダイヤモンド社、p154 )
ジョン・トッドは、バーモント州の子だくさんの家庭に生まれました。しかしジョンの両親は、彼がまだ幼い頃に亡くなってしまいました。
一人の心やさしいおばが、幼いジョンを引き取ろうと申し出ました。そのおばは、まだほんの6歳だったジョンを迎えに、1頭の馬と召使のシーザーを遣わしました。屋敷への道中、ジョンと召使いのあいだには、こんなほのぼのとした会話がありました。
ジョン「おばさんは、おうちにいる?」
シーザー「ええ、もちろんですとも、奥様は坊ちゃんを起きて待っておられますよ」
ジョン「ぼく、おばさんのおうち好きになれるかな?」
シーザー「奥様のところに来なさるなんて、坊ちゃんは運がいいです」
ジョン「おばさんはぼくのこと好きになってくれるかしら?」
シーザー「ええ、とてもおやさしい方ですから」
ジョン「ぼくの部屋はあるかな? 子犬は飼わせてくれるかな?」
シーザー「奥様はなにもかも用意してくださってますよ、坊ちゃん、それにきっと、何かびっくりするようなプレゼントまでありそうですよ」
ジョン「おばさんはもう寝ちゃってるかしら?」
シーザー「いえいえ、けっして。奥様はわたしたちが着くまで起きて待っててくださいますよ。この森を出れば、それがわかります。屋敷の窓に、奥様のキャンドルの灯りがみえますよ」
屋敷が近づいてくると、窓にキャンドルがともり、戸口におばが立っているのが見えました。ジョンは、恥ずかしそうにポーチにむかって歩いていきました。おばも降りてきて、彼にキスして言いました。「よく来てくれたわね、ここがあなたのおうちよ」
おばは母親代わりになり、ジョンに第二のわが家を与えてくれました。彼はやがて、立派な牧師となりました。
後年、このおばがジョンに、健康状態が思わしくなく、死のときを迎えつつあることを知らせてきました。おばは手紙の中で、自分はこの先いったいどうなるのだろうかと案じていました。ジョン・トッドは、つぎのような返事を出しました。
親愛なるおば上
何年も前のこと、わたしは両親のいなくなってしまった家をでました。私は、どこへ連れていかれ、誰に引き取られるかも知らず、自分の人生はもうこれまでかと思いました。でも、馬に乗っての長い道中、召使いが私を励ましてくれました。
そしてついに私は新しい家に着き、あなたの抱擁に迎えられました。私は待ち望まれていました。自分が守られていると感じました。そして、あなたは私に何もかも与えてくれました。
今度は、あなたが旅に出る番です。私はあなたにぜひ知ってもらいたいのです。誰かがあなたを起きて待っていることを。部屋は用意され、灯りはともされ、扉は開け放たれ、あなたは待ち望まれていることを。
私にはわかります。私は、かつてあなたの家の玄関に、神様が立っておられるのを見たのですから。……ええ、ずっと遠い昔のあの日に。
『モーメンツ・フォー・マザーズ』より抜粋