電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『南京問題終結宣言がYouTubeより削除されました』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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滋賀県は草津の地に、全国の電器店の後継者育成を目的に設立された松下幸之助商学院がある。全寮制の合宿研修という形を取り、古典の素読を重要な教育課題として取り入れ、今日まで守り続けている。
松下幸之助商学院には次の三つの教育方針がある。
「師生同学」 教える立場にある者もともに学ぶ。
「凡事徹底」 挨拶は大きな声で、言葉使いは正しく、行動はきびきびと、
履物はきちんと、掃除はすみずみまで。
「覿面(てきめん)呈示」 面と向かって指導する。
学院生たちのほとんどは、商学院がどのような学校なのかわからないままに入学してくる。 初回の講義の冒頭。学院長の北山顕一さんは、そうした学院生たちに真剣勝負を挑む。刀を振り回す真剣勝負ではない。 学院長自らが真剣に努力する姿を学院生たちに見てもらおうという趣向なのだ。果たして「師生同学」の神髄とは。 北山顕一さんの志に学んでみたいと思います。
◆あえて難しい課題を自分に課す
『致知』2006年9月号【特集・上に立つ者の人間学】
「松下幸之助商学院の人間教育」
― 古典の素読を基礎に歩んできた人材育成37年の道 ―
松下流通研修所副社長・北山顕一
初回の講義の冒頭で、私は学院生たちに名札を外すように伝え、いまから君たち全員の名前と出身地を板書すると宣言します。一人でも間違えば、売店のジュースをおごってあげようと言うと、皆おもしろがって拍手をします。私は黒板に向かい、一人ひとりのフルネームと出身地を順番に板書していきます。書き進むうちに、彼らの目が真剣を帯びてきます。そして、一人も間違えることなく書き終えた時、今度は感動の拍手がわき起こるのです。彼らと私の心がつながる瞬間です。
私はあえてそういう難しい課題を自分に課し、挑戦する姿を学院生たちに見せることで、私がどれだけ真剣に彼らに向き合っているかを理解してもらうとともに、彼らに、商いでお客様の名前を覚えることがいかに大切かということを伝えたいと思っています。
私の試みは、当学院の教育方針の一つ「師生同学」に沿ったものでもあります。学院長自らが努力する姿を目の当たりにすることで、学院生たちは私に対して心を開くと同時に、商学院での学びに対する前向きな構え、真剣さが芽生えます。学院長の言うことは聴かなければ、という基本姿勢ができ上がり、その後の講義を素直に聴いてくれるのです。
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北山顕一(きたやま・あきかず)
昭和21年奈良県生まれ。44年関西学院大学経済学部卒業。松下
電器産業入社。本社・秘書室・山下社長秘書、ビデオ事業部事業部
長などを経て、平成7年松下流通研修所・松下電器商学院学院長に
就任。10年大阪松下LEC社長。13年松下流通研修所副社長、
兼松下幸之助商学院学院長。18年松下流通研修所副社長。
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『南京問題終結宣言がYouTubeより削除されました』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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滋賀県は草津の地に、全国の電器店の後継者育成を目的に設立された松下幸之助商学院がある。全寮制の合宿研修という形を取り、古典の素読を重要な教育課題として取り入れ、今日まで守り続けている。
松下幸之助商学院には次の三つの教育方針がある。
「師生同学」 教える立場にある者もともに学ぶ。
「凡事徹底」 挨拶は大きな声で、言葉使いは正しく、行動はきびきびと、
履物はきちんと、掃除はすみずみまで。
「覿面(てきめん)呈示」 面と向かって指導する。
学院生たちのほとんどは、商学院がどのような学校なのかわからないままに入学してくる。 初回の講義の冒頭。学院長の北山顕一さんは、そうした学院生たちに真剣勝負を挑む。刀を振り回す真剣勝負ではない。 学院長自らが真剣に努力する姿を学院生たちに見てもらおうという趣向なのだ。果たして「師生同学」の神髄とは。 北山顕一さんの志に学んでみたいと思います。
◆あえて難しい課題を自分に課す
『致知』2006年9月号【特集・上に立つ者の人間学】
「松下幸之助商学院の人間教育」
― 古典の素読を基礎に歩んできた人材育成37年の道 ―
松下流通研修所副社長・北山顕一
初回の講義の冒頭で、私は学院生たちに名札を外すように伝え、いまから君たち全員の名前と出身地を板書すると宣言します。一人でも間違えば、売店のジュースをおごってあげようと言うと、皆おもしろがって拍手をします。私は黒板に向かい、一人ひとりのフルネームと出身地を順番に板書していきます。書き進むうちに、彼らの目が真剣を帯びてきます。そして、一人も間違えることなく書き終えた時、今度は感動の拍手がわき起こるのです。彼らと私の心がつながる瞬間です。
私はあえてそういう難しい課題を自分に課し、挑戦する姿を学院生たちに見せることで、私がどれだけ真剣に彼らに向き合っているかを理解してもらうとともに、彼らに、商いでお客様の名前を覚えることがいかに大切かということを伝えたいと思っています。
私の試みは、当学院の教育方針の一つ「師生同学」に沿ったものでもあります。学院長自らが努力する姿を目の当たりにすることで、学院生たちは私に対して心を開くと同時に、商学院での学びに対する前向きな構え、真剣さが芽生えます。学院長の言うことは聴かなければ、という基本姿勢ができ上がり、その後の講義を素直に聴いてくれるのです。
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北山顕一(きたやま・あきかず)
昭和21年奈良県生まれ。44年関西学院大学経済学部卒業。松下
電器産業入社。本社・秘書室・山下社長秘書、ビデオ事業部事業部
長などを経て、平成7年松下流通研修所・松下電器商学院学院長に
就任。10年大阪松下LEC社長。13年松下流通研修所副社長、
兼松下幸之助商学院学院長。18年松下流通研修所副社長。
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