電脳筆写『心超臨界』へようこそ！
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう！
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️：https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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「こないだ泥を掃いていたら、若い娘に『ババア、ほこりを立てるな』って怒鳴られた。あとから来た５人の女子高校生が、『お婆さん、あんな人には泥ぶんまけてやんな』って味方してくれてね。でもわたしゃ『娘さん、悪かったね』って謝ったんだ」「まだ金をくれようとする人がいるが、いやだね。それはみんな警察に届けている。ほしいのは『おはよう』と『ご苦労さん』という言葉だけなんだけどね」
◆ほしいのは『おはよう』と『ご苦労さん』という言葉だけ
『「人生二度なし」森信三の世界』
（ 神渡良平、佼成出版社 (2001/5/1)、p212 ）
「第二部 森信三と道縁あった人々」元高等学校教諭 林芳和さん
あるとき、林は「月曜便り」に、朝日新聞に掲載されたJR本庄駅の渡線橋と南側広場を毎日２時間かけて掃除している７７歳になる老婆についての記事を転載した。記事の中で、その老婆はこう言っていた。
「ワシャ、好きでやっとるだけだ。構わんといてくれ」
「始めた動機かい？ 渡線橋ができる前、近所の草むしりをやっとった。そしたらお金とお酒をくれたんだ。ワタシャいやでね。金もらうために草むしりしたと思われたんだろ。そこにちょうど橋ができたんで、ここならいくら掃除しても、誰も金をくれないと思ってね」
「南側はいま広場ができて噴水なんかあるが、昔は草っ原だったよ。いま、毎日ドラムカン２配分も紙くずがたまるさ。みんな焼いてしまうんだ。橋の階段なんか、3日で泥が積もるんだよ」
「こないだ泥を掃いていたら、若い娘に『ババア、ほこりを立てるな』って怒鳴られた。あとから来た５人の女子高校生が、『お婆さん、あんな人には泥ぶんまけてやんな』って味方してくれてね。でもわたしゃ『娘さん、悪かったね』って謝ったんだ」
「まだ金をくれようとする人がいるが、いやだね。それはみんな警察に届けている。ほしいのは『おはよう』と『ご苦労さん』という言葉だけなんだけどね」
この記事に対する生徒たちの反応は大きかった。
「ぼくは今までどんなに偉いと思われている人でも、死ぬまぎわになったらとか、人が見ていなければとか、人の心には裏があるとかんぐっていた。しかし今はとても自分が恥ずかしくなった。なんてこのおばあさんは清らかな心を持っているんだ。ぶっきらぼうな言葉の中に誠意があふれている。この人の心には裏などない。世の中にはこういう人だってたくさんいるんだと心に言い聞かせた。この話はぼくの今までの悪い現実観を変えてくれた」
「ぼくはこれを読んで大変びっくりした。『少しはもうかるからやる』というのが今の世間一般なのに、あのお婆さんはそういうことをまるっきり考えず、逆に何かもらうと交番に届けるという。人から何かもらうよりも、『こんにちは』や『ご苦労さん』というようなすがすがしい言葉がほしいというのも、普通の人とは違う」
林はこの号に、「私たちも負けていられません」とタイトルをつけたが、以後生徒たちはいっそう掃除に心をいれるようになった。ある生徒が書いている。
「このことを学級活動のとき、林先生がみんなに話してくださいました。それからはみんな競って掃除をやるようになりました。朝早く来て、ぞうきんがけをする人もたくさん生まれました。こんな人たちをみるとうれしくてたまりません」
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう！
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️：https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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「こないだ泥を掃いていたら、若い娘に『ババア、ほこりを立てるな』って怒鳴られた。あとから来た５人の女子高校生が、『お婆さん、あんな人には泥ぶんまけてやんな』って味方してくれてね。でもわたしゃ『娘さん、悪かったね』って謝ったんだ」「まだ金をくれようとする人がいるが、いやだね。それはみんな警察に届けている。ほしいのは『おはよう』と『ご苦労さん』という言葉だけなんだけどね」
◆ほしいのは『おはよう』と『ご苦労さん』という言葉だけ
『「人生二度なし」森信三の世界』
（ 神渡良平、佼成出版社 (2001/5/1)、p212 ）
「第二部 森信三と道縁あった人々」元高等学校教諭 林芳和さん
あるとき、林は「月曜便り」に、朝日新聞に掲載されたJR本庄駅の渡線橋と南側広場を毎日２時間かけて掃除している７７歳になる老婆についての記事を転載した。記事の中で、その老婆はこう言っていた。
「ワシャ、好きでやっとるだけだ。構わんといてくれ」
「始めた動機かい？ 渡線橋ができる前、近所の草むしりをやっとった。そしたらお金とお酒をくれたんだ。ワタシャいやでね。金もらうために草むしりしたと思われたんだろ。そこにちょうど橋ができたんで、ここならいくら掃除しても、誰も金をくれないと思ってね」
「南側はいま広場ができて噴水なんかあるが、昔は草っ原だったよ。いま、毎日ドラムカン２配分も紙くずがたまるさ。みんな焼いてしまうんだ。橋の階段なんか、3日で泥が積もるんだよ」
「こないだ泥を掃いていたら、若い娘に『ババア、ほこりを立てるな』って怒鳴られた。あとから来た５人の女子高校生が、『お婆さん、あんな人には泥ぶんまけてやんな』って味方してくれてね。でもわたしゃ『娘さん、悪かったね』って謝ったんだ」
「まだ金をくれようとする人がいるが、いやだね。それはみんな警察に届けている。ほしいのは『おはよう』と『ご苦労さん』という言葉だけなんだけどね」
この記事に対する生徒たちの反応は大きかった。
「ぼくは今までどんなに偉いと思われている人でも、死ぬまぎわになったらとか、人が見ていなければとか、人の心には裏があるとかんぐっていた。しかし今はとても自分が恥ずかしくなった。なんてこのおばあさんは清らかな心を持っているんだ。ぶっきらぼうな言葉の中に誠意があふれている。この人の心には裏などない。世の中にはこういう人だってたくさんいるんだと心に言い聞かせた。この話はぼくの今までの悪い現実観を変えてくれた」
「ぼくはこれを読んで大変びっくりした。『少しはもうかるからやる』というのが今の世間一般なのに、あのお婆さんはそういうことをまるっきり考えず、逆に何かもらうと交番に届けるという。人から何かもらうよりも、『こんにちは』や『ご苦労さん』というようなすがすがしい言葉がほしいというのも、普通の人とは違う」
林はこの号に、「私たちも負けていられません」とタイトルをつけたが、以後生徒たちはいっそう掃除に心をいれるようになった。ある生徒が書いている。
「このことを学級活動のとき、林先生がみんなに話してくださいました。それからはみんな競って掃除をやるようになりました。朝早く来て、ぞうきんがけをする人もたくさん生まれました。こんな人たちをみるとうれしくてたまりません」
