電脳筆写『 心超臨界 』

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( マハトマ・ガンジー )

不都合な真実 歴史編 《 政府による通貨を初めて発行したリンカーン――馬淵睦夫 》

2024-08-07 | 04-歴史・文化・社会
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北部のリンカーンは戦費調達に困り、ロスチャイルドなど銀行家から借り入れをしようとしました。しかし、ロスチャイルドらは24~36%の高利子を条件としたため、リンカーンは借り入れを断念しました。ここでリンカーンは、ロンドンの銀行家たちに衝撃を与える行動に出ました。政府の信用をもとに独自の紙幣を刷ったのです。「グリーンバックス」と呼ばれるアメリカ財務省の法定通貨です。紙幣の裏を緑色に印刷したため、この名前がつきました。いまでもドル紙幣のことをグリーンバックスと呼びますが、アメリカで最初の法定通貨を発行したのはリンカーンです。


◆政府による通貨を初めて発行したリンカーン

『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!』
( 馬渕睦夫、ワック (2014/10/24)、p75 )

その後、アメリカは南北戦争の時代に移っていきます。

南北戦争の原因については様々な説があります。日本では南北戦争の原因については詳しく教えられておらず、多くの人はリンカーンが奴隷解放のために戦ったと捉えています。

リンカーン自身は、「私は奴隷制度を廃止しようと思っていない」と発言しており、アメリカの国家統一を最優先に考えていました。国家統一のために奴隷制度の容認が必要ならばそれでもかまわない、と考えていたのです。奴隷解放は、北軍の戦争の大義としてあとから付け足されたものです。

諸説ある南北戦争勃発の理由の一つとして、イギリスがアメリカを二分しようと計画していたというものがあります。これについては当時、イギリスの首相だったユダヤ系のディズレーリが明らかにしています。

なぜアメリカを二分する必要があったのかというと、イギリスのコントロールがきかなくなったアメリカを発展させないためです。

北部のリンカーンは戦費調達に困り、ロスチャイルドなど銀行家から借り入れをしようとしました。しかし、ロスチャイルドらは24~36%の高利子を条件としたため、リンカーンは借り入れを断念しました。

ここでリンカーンは、ロンドンの銀行家たちに衝撃を与える行動に出ました。政府の信用をもとに独自の紙幣を刷ったのです。「グリーンバックス」と呼ばれるアメリカ財務省の法定通貨です。紙幣の裏を緑色に印刷したため、この名前がつきました。いまでもドル紙幣のことをグリーンバックスと呼びますが、アメリカで最初の法定通貨を発行したのはリンカーンです。

グリーンバックスは政府がどんどん印刷できるため、自在に戦費を賄うことが可能になりました。ロンドンの銀行家たちは、南軍にも北軍にも高利で戦費を貸し付けて大儲けしようとしていたのですが、当てが外れてしまいました。ロンドンの銀行家は、独自に紙幣を発行するリンカーンを何とかして倒さなければならないと考え、南軍を支援しました。

南北戦争終結後も法定通貨が発行されて流通すれば、通貨発行権を握ってアメリカを支配するという彼らの戦略は完全に崩壊します。独自に紙幣を印刷されてしまったらアメリカはいくらでもお金を生み出せることになり、大いに繁栄してしまいます。

アメリカ政府に法定通貨を発行されることがイギリスにとっていかに脅威であったかを示しているのが、イギリス『タイムス』紙の社説です。

『タイムス』紙はロンドン・シティの国際金融勢力の意向を代弁していると思われますが、特に注目すべきなのは、アメリカの法定通貨がコストをかけずに供給されていることに警鐘を鳴らしている点です。コストをかけずに通貨を供給できるということは、通貨発行銀行である民間の中央銀行に利子を支払う必要がないということを意味します。政府がコストをかけずに通貨を発行するとどうなるのでしょうか。『タイムス』の社説を見てみましょう。

「もし、アメリカに起源を持つあの有害な法定通貨政策が定着してしまえば、アメリカ政府は通貨をコストをかけずに供給することになる。そうなると、アメリカ政府は債務を完済し、債務のない政府になる。アメリカ政府は商業活動上、必要なすべての通貨を所有することになり、文明国のなかで史上類のない繁栄を謳歌することになる。すべての国の人材も富もアメリカ合衆国へ移動してしまう」

と、『タイムズ』は恐れているのです。だから、「アメリカ政府は打倒されるべきである。さもなければ、アメリカ政府は地上のすべての君主国を破壊するだろう」と実に不気味な警告をしました。そしてこの警告どおりに、リンカーン大統領は暗殺されたのです。

イギリスとその背後にいるロンドンの銀行家にとっては、リンカーンの法定通貨は何としてでも発行停止させなければならないものでした。リンカーン暗殺にはイギリスがかかわっていたという説が有力です。

リンカーン暗殺の犯人はジョン・ウィルキス・ブースとされていますが、ブースは南部連合の財務長官であったユダ・ベンジャミンに雇われていたことが明らかになっています。その名前から推測が付くように、彼はユダヤ人です。ベンジャミンはイギリスのディズレーリ首相の側近であり、ロンドンのロスチャイルド家とも親交がありました。

ベンジャミンはリンカーン暗殺後、イギリスに逃亡して二度とアメリカに戻ることはありませんでした。他の多くの南部連合の閣僚は、いったんアメリカを離れたものの最終的にはアメリカに戻っています。戻らなかったのはベンジャミン1人です。こうした事情からすれば、リンカーン暗殺の背後にイギリスがいたことは間違いないだろうと思われます。
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