電脳筆写『 心超臨界 』

見事になされた仕事への報酬は
すでにそれを達成したことにある
( エマーソン )

いのちのバトンタッチ――鈴木中人

2024-09-24 | 06-愛・家族・幸福
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
《自民党議員/党員必見!》『自民党総裁選候補者の人物評を西川京子前九州国際大学学長・元文科副大臣に訊く;水間政憲』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


とりかえしのつかないことの第一歩
名付ければその名になるおまえ

(2006年)4月2日の大岡信さんの「折々のうた」(朝日新聞)に載った俵万智さんの歌。『プーさんの鼻』(平17)に所収されたもので、幼いいとし子を歌ったもの。さりげない詠み方でドキッとする内容を歌う、と大岡信さんは評しています。

4月1日に韓国から帰国してみると、「いのちのバトンタッチ」という講述録が6部届いていました。いのちをバトンタッチする会代表の鈴木中人さんの講述録です。

………………………………………………………………………………
鈴木中人(すずき・なかと)
1957年 愛知県に生まれる。81年㈱デンソーに入社。92年
長女の小児がん発病を機に、小児がんの支援活動やいのちの授業に
取り組む。05年早期退社し、いのちをバトンタッチする会を設立。
いのちのバトンタッチをテーマに、いのちの輝き・家族の絆・いのち
の根っこを育むなどを発信。NHKラジオ深夜便こころの時代にも
出演。
いのちをバトンタッチする会代表、(財)がんの子供を守る会評議員・
東海支部代表幹事、愛知県「命を大切にする教育」研究会委員、
志ネットワーク・青年塾、日本を美しくする会 等
著書:『景子ちゃんありがとう(郁朋社)』
『いのちのバトンタッチ(致知出版社)』
ホームページ: http://hm7.aitai.ne.jp/~inochi-b/
………………………………………………………………………………

講述録のなかで鈴木中人さんは、「命名」について次のように語られています。実はここのところが、新聞で知った俵万智さんの歌に重なりました。

●89年2月14日、バレンタインデーの日に長女が授かりました。みなさんも子どもができますと、いろんな想いをもって子どもの名前をつけると思います。ちょっとここで質問です。みなさん名前を持っていますね。お父さん、お母さんが自分の名前をどんな思いでつけてくれたか。それを知っているという人、手を挙げてください。では、知らないという人は手を挙げてください。

●これを今中学生に聞きますと、半分くらいは知らないと言います。名前をつけることを「命名」、命の名と書きます。私たちは名前をいただいて人になります。お父さんお母さんが自分の名前をどんな想いでつけてくれたのか。それを知る、それを語る。これが家族の一番の原点だと感じます。もし知らない、話していないという人はお帰りになられたらそれをお話いただければと思います。

●私は人生に、幸せなことおめでたいことがたくさんあって欲しい。そう願って風景の「景」をとり、「景子」と名づけました。


景子ちゃんは3歳で小児がんを発病し、6歳で短い一生を終えます。そして、残された鈴木中人さんは、逆縁の悲しみの中から立ち直り、いのちをバトンタッチする会を発足させました。

鈴木さんは、景子ちゃんから託された「いのちの根っこ」を、生きる力を求めている人に、生きる希望を見失った人に、病気と向かい合っている人に、大切な人を失った人に、語り伝えること、すなわち「いのちのバトンタッチ」をすることこそが自分の使命ではないかと感じています。

講述録(領価:400円、税込み・送料別)をご希望の方は、次のところまでFAX、郵送、Eメールでお申し込みください。

〒471-0868
豊田市神田町1-8-8 鈴木中人方
いのちをバトンタッチする会
電話/FAX 0565-31-4399
メール inochi-b@hm7.aitai.ne.jp

関連ブログ:
人生を丁寧に生きる
「遺された輝き」ではなく、もっと大きな「託された輝き」へ
「難有り」を逆にすると「有難う」
「尊厳ある生」を想う
世界で一番不幸と考えていたことが、ある人にとっては幸せなのだ
涙の悲しさと重さを知りました
どうしたら心安らかに死ねるか
時には親の更なる覚醒を促すために子供が先立つことがあります
お母さんごめんね 私が病気だから
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラニーニャが発生すると日本... | トップ | 大先輩からのありがたいコメント »
最新の画像もっと見る

06-愛・家族・幸福」カテゴリの最新記事