おはようございます♪
チョットだけ昨日の続きから。。。
しばらくの間、「外字」のハナシをしておりましたが、実は、この時期、もう1件同じような案件がございました。
コチラは外字ではないんですけどね。。。というか、本来は商号のウチの1文字が外字であるハズなのに正字で登録されている。。。というケース。
ま、コレもワタクシ全く気付いていなかったのですけれどもね。。。^_^;
外字が含まれていた商号と同じように、よぉ~っく見ないと分からない程度の違いでした。
「本当はA’BC(←外字)っていう商号ナンですケド、なぜか登記はA(←正字)BCになってるんです。ただ、会社としては通常A'BCの表記を使っていまして。。。」 とのコト。そして、その会社サンもかなり昔に設立されております。
で、コチラも確認してみましたら、やっぱり、「A'」は「A」の旧字でした。
こっちは移記ミスの可能性が高いだろうな。。。と思います。ただし、コンピュータ移記のときではないそうです。
会社サンは「A'BC」の商号にすごくこだわっているケド、「更正登記はなぁ~。。。(-"-)」って、あんまり乗り気でないご様子。
同じような時期に同じようなハナシが出てくるものです。。。相変わらず ^_^;。。。
しかし、この会社は合併で解散しちゃうような事情もないですし、やっぱり商号は会社の顔ですからねぇ~。。。
それに、漢字ですからね。。。今までの「インターナショナル」」vs「インターナシヨナル」のようなモノとは意味合いが違う気がして、個人的には更正登記をお勧めしたいデス♪
さて、では、ハナシは少し変わりまして、ヒトの名前について。
ご存じない方のために一応ご説明しておこうと思います。たぶん、書いたことないと思うんですケド。。。重複してたらスミマセン。
取締役や監査役などの役員の氏名に関しては、戸籍上の字が「誤字・俗字・旧字」等である場合、そのまま登記しても良い(登記できない字もあります。)し、正字又は通用字体に引き直して登記しても良いこととされています。
例えば、「辺」という字。
戸籍上の字は「邉」や「邊」であることがかなり多いデス。
そして、「邉」や「邊」は正字ですけれども、それぞれの「誤字・俗字」がいくつもあります。
例えば「しんにょう」が二点じゃなくて一点になってたり。。。という具合。
で、よくあるんですが、例えば「高橋太郎」という取締役を選任した議事録がありました。
でも、実はそのヒトの戸籍上の字は「」だった。。。というケース。
同業者の皆様には面白くないハナシかも知れませんが、クライアントの皆様からはとってもご質問の多いモンダイなので、ひととおりご説明しておこうかと思います。
また明日♪