司法書士のオシゴト

会社にかかわる登記を中心に素朴なギモンにお答えします♪ 

株主名簿管理人の変更 その4

2012年04月19日 | 商業登記

おはようございます♪

株主名簿管理人の登記というのは、やったことがない方もいらっしゃるのではないかと思います。
ワタシとて、こんなオシゴトばかりな割には、数は大して多くはありませんしね。。。

。。。で、初めにも書きましたけれども、このお題は、数年前から「書こう書こう。。。」と思っていたんです。
それなのに、どうして書かなかったかと言いますと、自分の中での引っ掛かりが解消できなかったから。
それをキチンと整理してから。。と思っていたら、ずいぶん時間が経ってしまいました。

今回、CMのこともあり良い機会なので、書き始めたものの、結局、ギモンは解消されないまま。。。
しかも、更なるギモンが出てきてしまう始末。(内容はもうちょっと後で。)
ま、でも、それでも良いかなぁ~。また、教えてもらえば。。^^; な~んて、都合よく解釈して、いつものとおり、思いつくままダラダラと書き始めたワケです。

ただ、記憶だけで間違っちゃうといけませんのでね。。。参考文献は確認しました。
しかしですね。。。結構さっぱりしていますよね。どの本も。
論点がないのか? それとも、取扱い件数が少ないからなのか?
良く分かりませんが、ネットを検索してみても、詳しく書いてあるものは見当たりません。

。。。とすると、ワタシがこれを書きますと。。。ネット検索でヒットする。。。。ってこともありますよねぇ~♪ (←バカ)

とにかく、初めてのコトって、何かと不安が多いモノですし、少しでもお役に立てれば良いなぁ~! とも思いつつ、実際のやり取りなんかもご紹介しますっ!

またしても、長すぎる前置きで申し訳ありませんデス(~_~;)
やっと本題。 

まずは、「新規に株主名簿管理人を設置する場合」について。

株主名簿管理人を置くのは、本来は、株主の数が多くって自社では管理しきれない会社です。
上場会社は、もちろん、株主サンが多いのですけれども、上場規則で株主名簿管理人を置くことが強制されております。
そこで、株式上場を目論んでいる会社は、株主名簿管理人を置くことになるのですが、タイミングとしては結構早いような気がします。

会計監査人の設置も同じように強制されているのですが、こちらは、株式上場後に設置する会社サンもあります。
これと比べますと、株主名簿管理人は株式上場が確実でない頃から設置してしまう会社も少なくありません。

そこで良く目にするのが、非上場会社であって株主名簿管理人を設置している会社サン。
ワケあって、株式上場を断念したにもかかわらず、株主名簿管理人との契約は継続している会社って、それほど珍しくはないんです。

こちらとしては、「この会社サンは、元々、株式上場の予定だったんだろうなぁ~。。。」と想像できて、ある意味、会社のやる気とか、規模も分かり易いのです。(←良いクライアントさんであることが多いので、嬉しい♪ って意味です。)

しかも、株式上場を断念する理由というのも、必ずしも業績不振というワケでもなくって、「株式上場するのは良いことばっかりじゃない」ってことを、会社が悟ったから。。。というハナシも良く聞きます。
ワタシ自身も、その意見には賛成!

。。。ま、とにかく、そういう会社がそういうタイミングで株主名簿管理人を置くということですね^^;
またしても脱線しつつ。。。続きはまた明日~♪

コメント
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