先日のこと。
夏に設立した会社サンから変更登記のご依頼がありました。ありがとうございました_(_^_)_
書類をお預かりするために会社サンにお伺いしまして、今回の案件のことを一通り打ち合わせし、「さぁ帰ろっかな。。。♪」 と思いましたら、「もう一つ伺いたいことがあるんですけどね。。。」と、おもむろに定款の謄本のコピーを見せられました。
ま、今回の案件も定款規定は関係していますが、オハナシは終わっていましたし、途中の段階で定款コピーが登場することはなかったので、「なに?何か問題でもっ!?」ドキドキしちゃいました。
。。。すると、最後のページに付箋が。。。
「えと。。。ココなんですけどね。。。ココの文字が写ってないんです。。。これって、どうしてなんでしょ~??」 とおっしゃる。
ワタシも、しばし、何をおっしゃっているのか分からなかったんですが、つまり、こういうこと。
発起人は会社でして、その代表取締役の氏名に外字が含まれていたのです。本当は「甲野惠郎」(←仮名)なのに、「甲野 郎」。。。と。。。「惠」(←ムリヤリ外字にしてみました^^; あくまでも、仮名デス)の字がない!「ない字」のところは、キレイにスペースが空いているわけです。
しかし。。。ここからが不思議なところ。
電子認証された定款の電子ファイル(PDFファイル)には、きれ~に「惠」の字は存在しておりました。
一同「??????????」
ご存知ない方のためにちょっと説明しますね♪
「電子定款の作成手順」
①テキストファイルをPDFファイルに変換いたします⇒②①のPDFファイルに代理人が電子署名いたします⇒③電子署名したPDFファイルを法務省へ送信いたします⇒④法務省から申請人指定の公証人へファイルが転送されます⇒⑤認証書類(委任状、印鑑証明書など)を持って公証役場へGO!⇒⑥公証役場で電子認証、電子定款(原本ファイル)と定款謄本(紙)を受領⇒終了!
しつこいかも知れませんが、結局のところ、電子ファイルは使い難いので、会社では紙で交付された謄本を利用することになります。
紙の謄本は、別途公証役場に請求しますが、謄本用の紙(PDFファイルをプリントアウトしたもの)は、申請人が用意する場合もありますし、公証役場で出力してくださる場合もあると思います。
問題の謄本は、公証役場で出力していただいたものでした。
「なんでぇ~??どして~??不思議~??でも困るぅ~(-"-)」
。。。というわけで、まずは公証役場に確認しました。
さて、結果はいかにっ?!