ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

発病から今まで その17

2006-03-07 19:13:14 | 健康・病気

織田さん、つかママ、小太ママいつもコメント有り難うございます。自主トレでベッド柵に掴まってスクワットをしているのですが、右手の親指に握りダコが出来ました。(笑)

さて、車椅子に乗ってのリハビリ室通いが始まったが、これが実に大変だった。以前、私の麻痺は『ケイ性麻痺』で筋肉が緊張して突っ張ってしまう。と書いたと思います。ベットから車椅子に乗り移るのに、看護師さん5人がかりで乗せてもらい、3Fの病室から1Fのリハビリ室へ行くまでに床の小さな段差の振動で筋肉が緊張して身体が突っ張ってしまい、車椅子からずり落ちてしまう事がしばしばであった。そうなると、身体がずり落ちる怖さと看護士さんに迷惑をかけるという意識が働いて、余計身体が硬直してしまうという悪循環が起きてしまった。この現象は、だいぶ良くなったが今でもたまに起きる。

さて、また例のネットサーフィンで興味のある記事を見つけたので紹介しよう!(宇宙刑事ギャバンみたい・・・古すぎるか(笑))皆さんはメーテルリンク作の『青い鳥』をご存知ですか?その『青い鳥』(末松氷海子訳)には『未来の国』が登場します。そこには、これから生まれる子供達がいます。彼らは誕生のとき、必ず何かひとつ、自分が生きる世界に持ってゆかねばならない。例えば、発明品、哲学、平和の同盟等々皆、未来を築く使命があるのです。その中の一人が、何を持っていくのかと聞かれて、得意げに『病気を持っていくんだ』と答える。病者として生まれいずる事に胸を張った。人それぞれに使命があり、幸福の姿も異なる。だからこそ、作者は別のエッセーに『私自身で自分の幸福を見出さねばならない』と書いている。また、私達は自ら願って自分の宿業を背負ったのだから、絶対に悩みを乗り越えられないわけが無い。悩みが無いのが幸福なのではない。自身に具わる生命力で、どんな悩みも乗り越えられる、それが自分がこの世で果たす使命なのだと心を決める。それが幸福への力なのだ。真の幸福を知った人の心には『青い鳥』が強く羽ばたく。・・・というような事が書いてありました。私が入院しているときにお見舞いに来てくれた先輩が『コウちゃん(私は親しい人からこう呼ばれています(^_^;))本当だったら死んでいたのに、こうやって生きていられるのは、きっとこの世でまだやらなきゃいけない事が残っているんだよ』って言われた事を思い出します。今、私は『医師からだめだと言われても諦めずに、努力を続ければ必ず治るという事を証明する』のが生意気なようですが(いつもだと言う声が聞こえる(笑))自分の使命だと思ってリハビリに励む毎日です。

さぁ!明日もリハビリに頑張ろう!

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私も恥ずかしながら自分なりの使命感を持って仕事... (織田)
2006-03-14 19:48:49
私も恥ずかしながら自分なりの使命感を持って仕事に臨んでいます。使命というのは、人から押し付けられるものではなく、自ら目覚め、自覚することから始まるのかも知れないなとも思います。使命に気づかず、人生を無為に過ごす人と、使命を心に刻んでそれを果たすために生きる人と。その「差」は、きっと人生の持つ価値として大きな違いが出るのだろうと考えます。そして、使命に気付けた人はきっと幸せだろうとも。
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