11月26日に母が亡くなりました。今、思い出しても働いてる姿しか思い浮かばないほど、働き者で面倒見のよい母でした。父が早くに病気で倒れた事もあり、朝、昼、夜と働いて苦労して私たち兄弟を育ててくれた母でした。苦労はしましたが、良きお友達、お仲間に支えられ、また、孫やひ孫に囲まれて、幸せな人生を送れたことだと思っています。葬儀には沢山の方に参列をいただき、お洒落だった母に孫たちがお化粧とネールアート、それもデコ付きをしてくれて、大好きだった『ヤマザキパンの5個入りつぶアンパン』をいっぱい棺に入れてもらい、お気に入りの着物を着せてもらって天国に旅立ちました。
私はこの病気に倒れて大きな親不孝をしてしまい、母に元気になった姿を見せてあげる事はできませんでしたが、今まで以上にリハビリに頑張って、元気な身体を取り戻して母の墓前に報告をしたいと思っています。
古書に『父母の御恩は今初めて事あらたに申すべきには候はねども、母の御恩の事殊に心肝に染みて貴くをぼへ候』とあります。母が身をもって教えてくれたことを再度、心に刻みなおして頑張りたいと思います。それが母から受けた恩に報いる事だと信じながら・・・。