ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

かけはし

2009-05-14 17:42:59 | 健康・病気

2_2 今日も元気に『木曜リハ』に行って来ました。 しかし、最近の天候に旨く体が反応できずに、最初から『カラータイマー』が点滅状態で、悪い事に昨日から臀筋を痛めていて、足を持ち上げる分には痛まないのだが、左右に広げたりねじったりすると気持ちが悪くなるように痛い。でも、スタッフの方がその辺は判ってくれたうえでのリハビリだったので、何とかリハビリを止めずに済んだ。そして、今日は月に一回の『体重測定』の日。ある程度覚悟はしていたが案の定、体重は70.4キロ・・・。 また今日から『キャベツダイエット』の始まり始まり・・・。 あおむし君生活です。でも、今日は通院以来始めて、チャンと立って身長測定が出来ました。 今までは自己申告か横になってメジャーでの測定でした。 そのうえ、自分で何も掴らずに立ち、体重の移動やプラス、腕を振りながら腰の回転を続ける事ができ、自分でも感じたが、スタッフの方が『もうちょっとで一歩でそうだね。』といってくれました。 ここまで、私の病気に対して沢山の方が携わってきてくれました。退職する時も次の人にチャンと申し送りをしてくれて・・・。今日、リハビリ室にいてスタッフの方は勿論、看護師さんとのチームワークがしっかりしてるなぁ・・・。と感じました。あれだけ多くの患者さんをさばくのに、自然にスタッフの方がカバーに入ってるように見えた。『阿吽の呼吸』・・・。そんな時、ちょっと前に目にした新聞記事を思い出したので紹介します。

1993年の記録的な冷害が全国を襲い、稲は凶作に見舞われた。中でも岩手県の稲作は壊滅的でした。多くの農家が、翌年の為の種もみすら確保できない状態だった。『冬でも温暖な南の島で、なんとか増やせないか』・・・岩手県の要請を沖縄県が快諾した。二期作を行っていた石垣島の農家は『大変な時こそ助け合いを』と、島の水田の5分の1を提供し、種もみを2トンから116トンに増やす事ができた。岩手に持ち帰られた種もみによって、その秋には大豊作となった。この米は公募で『かけはし』と命名された。以来15年、岩手県と沖縄県の交流は今も続いている。品種改良の技術開発のみならず、スポーツや文化、学校同士の交流など、互いに学ぶ所が多いという。困った時こそ助け合わなければならない。その助け合いの姿で、前に進む勇気や力を得る人もいる。みんなの心の『かけはし』を大事にする所には、明るく成長する姿がある。

私は今日病院で忙しく動き回る人たちを見ていて『かけはし』の源は『思いやり』ではないかと感じました。

※写真は我が家を訪ねて来る皆さんをお出迎えする『かおなし』です。クリックしていただければ大きくなります。