充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

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ナツメの甘煮

2014-02-04 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
ナツメは乾燥してナツメ茶にするのが簡単な利用法ですが、飛騨
地方では生のナツメを集荷して販売されていると聞いて、どのような
楽しまれ方をしているのか興味がありました。なにげなく東北新幹線
「はやぶさ」の座席の前に置いてある「トランヴェール」という雑誌を
読んでいますと特集 鰤街道を行く で飛騨の年取り料理の写真が
載っていました。主題は右手前の塩鰤の分厚い切り身を焼いた一品
ですが、注目したのは奥の「三つ丼」です。赤カブなどを漬けた「品漬け」、
ナツメの甘煮、焼き豆腐とかまぼこのうま煮などをそろいの丼に
彩りよく盛る(左から)。ナツメは大切なお正月料理の一品でした。
現在は高山市になった国府町は大きなナツメが多く植わっている
ことで有名です。

高山で宴会に招かれたことがあったのですが、そこでは挨拶があって
宴会開始ではなく、経験豊かな人によって開始の歌が歌われてから
始まるというきちんと手順が守られたものでした。食文化が均一化
していく中にもこだわって守られていくものがあります。

写真はトランヴェール 2014 1月号 19ページ
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