ブドウの販売を開始しました

花咲きから着色まで今年はかなり遅れましたがようやくブドウの販売を
開始しました。品種は紫玉、ゴールドフィンガー、安芸クイーンの3品種です。


ゴールドフィンガー

ゴールドフィンガーは果粒が落ちやすいのでお持ち帰り注意です

シャインマスカットも糖度がまだ充分でありませんので　販売は
９月10日以降におくれてしまいます。

クイーンニーナ（赤）とピオーネ（紫）の３色の贈答用の宅配も
予約受付中です。

スズメバチの標的

ブドウ園暑さ対策を書いた直後から曇天の低温が続いていましたが暑い
日差しがやっともどってきました。春の開始から１週間くらい遅れていた
ブドウの状態が日照不足でさらに遅れて、販売開始は10日くらい遅れます。
本格的な販売は９月になってしまいます。

平穏のように見えるブドウ棚のなかに多くのクモが生活しています。
写真トップはある朝倉庫の鍵を開けようとして気づいたコガネグモの巣
です。


ナガコガネグモを襲ったスズメバチ

夕方帰り支度をしていた時に、目の端のほうで何かが防草シートの上に
落下するのが見えました。近づいてみるとナガコガネグモをスズメバチが
襲ったところでした。熟した果実に寄ってくるスズメバチはよく目にする
のですがクモを捕食するところははじめてです。


スズメバチが飛び去った後

スズメバチが飛び去ったあとには脚と腹部が残っていました。幼虫の
ために捕食するそうです。

ぶどう園の暑さ対策

８月1-20日頃がつくば市では最も暑い時期にあたります。昨年は
ビニールの半分を８月始めには取り外しました。一昨年は全部取り外し
ました。ブドウの房が少なかった時はそれでよかったのですが、
昨年９月の長雨ではビニール被覆していない場所のブドウの状態は
よくありませんでした。今年はビニール被覆のままにしてみようと
思っています。昨日9時ころには既に棚下の温度が４０°Ｃに達して
いました。12時くらいまで温度はそのままでしたが、ブドウの果粒に
触るとかなりの高温になっています。ここで雨が降ってくれたら
いいのにと思いましたが降りそうにありません。潅水装置を設置
する時に気温を下げる効果もあるとの説明がありましたので、潅水
をしました。写真トップの上部に見える黒いパイプから水が噴射
されます。


潅水

先日これからの年金生活のために副業でハウスでブドウ栽培をはじめた
50代の方が当園を訪ねてくれたのですが、ハウスの高さは変えないで、
棚を低くして棚と天井のビニールとの間隔が多くなるようにしている、
棚が低いとイスにかけて房の手入れが出来ると話していました。

ブドウが香りはじめました

現在は袋のなかのブドウの果実が美味しくなるのを待っている状態に
なっています。ハクビシン対策でブドウ棚周囲にハクビシン（展開地）返し
の防風ネットを設置しているところです。ブドウ棚の外の脚立に登っていると
ブドウの良い香りがしてきます。鼻がきくハクビシンたちもこれには既に
気がついていると思われます。展開地返しの作業をいそがなければ。
写真トップは展開地ぶどう園で最初に販売できる紫玉です。着色がかなり
進んできました。注文したのは黄玉の苗でしたが間違って紫玉がはいって
いました。緑色のブドウはシャインマスカットに人気は集中していて、
黄玉に注目があまりいきません。収穫時期の早い紫玉で本当によかったと
苗屋さんの間違いに感謝しています。


色付きはじめたサニードルチェ

サニードルチェは樹勢が強く、枝がよく出ますのですぐに棚下が暗く
なってしまいます。直接日光を浴びないと着色が良くならないので、
枝を落として日当たりよく栽培しています。