充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

ウメが咲きました ミニ水仙も咲きました

2020-02-28 | ウメ(梅) ciruelas verdes
ウメが咲きました

ウメが咲きました。急いでいるのか今年は色が薄いような気がします。ウメの前の
小さな木は赤い果肉のリンゴ、ミニ水仙の横の少し大きな木はアンズです。去年の
秋遅く、道路に沿って約40m 水仙の球根を植えました。自宅の庭の水仙が多く
なりすぎてしまったので、ブドウ畑に持って来ました。縦(75m)横(40m)に沿って植える
予定です。夏を越す間に球根が少し腐ってしまったので、今年は短い方だけでした。
いろいろな種類の水仙を植えたのですがミニ水仙が咲いているだけです。その他は
まだ小さくて長く楽しめそうです。今年秋は縦方向に球根を植える予定です。
ブドウ畑の周囲に柵がなく、時々自動車に入り込まれたりすることがあるので、
侵入阻止効果があればとも思っています。水仙は花が咲き終わってしばらくすると、
葉も枯れてしまうので草刈機の邪魔にならなくてよいですね。


道路に沿って水仙を植えました

ブドウは現在剪定中です。昨年樹冠を広げるために誘引した枝の芽傷処理も
しなければなりません。
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ブドウ栽培雨よけ施設の強風による被害の特徴

2020-02-18 | 自然災害とその対策
ブドウ雨よけ施設

2018年10月、2019年9月(15号 房総半島台風)と10月(19号 東日本台風)
につくば展開地ぶどう園は台風の被害をうけました。対策を検討するために、
ブドウ栽培雨よけ施設の強風による被害に関する資料を探していましたが、
希望通りの文献が見つかりました。

農業施設 39巻3号(2008年)223-229 森山英樹 です。

2008年4月18日から19日に掛けて発達した低気圧が本州南岸を通過した。
茨城県北部の常陸太田市では約10haのブドウ栽培雨よけ施設が被害にあった。
最大瞬間風速は29.7m/s。被害は柱の浮き上がり、骨組部材自体の破壊は
なかった。
強風下の雨よけ施設では、水平方向よりも垂直上向き方向の風荷重が
支配的である。対策 アンカー能力を増強させる
風の障害物がなかった。防風ネット(目合い4×4mm)が展張されていても
被災を防ぐことはできなかった。
雨よけ施設は、建設費が廉価であることが大きな特徴である。構造を
補強する追加投資をせず、被覆材の撤去で骨組の被災を免れることも
有効な選択肢である。


風の障害物がない露地畑に面する棚が被害を受けた
周囲を囲んでいる防風ネットと同程度の防風垣を作っても効果は薄い


アンカーのない列で柱の浮き上がりがみられた
露地畑に面する棚の列にアンカーを追加する

ビニールを固定する線をプルプルワイドなどに変更して、ビニールの
着脱を気軽にできるようにする





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剪定中

2020-02-07 | ブドウ(葡萄)栽培
剪定中のシャインマスカット 右側にのびている枝は樹冠拡大中

立春を過ぎてから寒さが本格的になってしまいましたが、今年はブドウの動きが
早まっていきそうなので剪定を始めています。短梢剪定なので端から切って行く
単純なものですが、病害虫駆除には気を使います。短梢剪定樹は長梢剪定樹のように
太枝を移動することができません。主枝がコウモリガやクビアカスカシバなどに
よって食害されて、枯死すると側面に空間ができ、損失が大きくなります。そのため、
特に主幹部を加害する害虫の防除を徹底しなければなりません。樹齢が進むと粗皮が
厚くなり、食害を受けやすく、被害部の発見も遅くなります。


昨年の剪定跡をきれいにしておかなかったので、寄生されていました


昨年の枝の切り口が空いていました。針金をいれると幼虫がでてきました。駆除
出来て良かった。今年は昨年剪定した古枝を残さないように注意しています
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