充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

キジがモモ畑を通過する

2015-10-29 | 動物 animal
ブドウ棚のネットの中でブドウの絡まったツルをはずしたり、余分な枝を
整理したりしていると、草のないイチゴ畑とスイカ畑をすごい勢いでキジの
雄が走ってモモ畑の草叢の中へ入り込みました。草叢のなかを赤い色が少し
ずつ動いていくのが見えます。草叢が道路に変わる10mくらい前で動きが止まり
ました。慌ててカメラを取りに走りました。


横約70mの畑を横切りました


道路に出たキジ

幸運なことにカメラを取りに行っている間、キジは不動の状態だったようで
同じ場所に見つかりました。さらにしばらくしてからやっと道路の方へ
踏み出しました。潜んでいる時間がかなりあり、人間たちは気づかずに
行き来しているのかもしれません。道路の向こうは無農薬でケールを栽培
していた元畑でしたが夏に宅地に変更されて、すでに端のほうでは住宅の
建設が始まっています。住宅が建つと、その向こうの林にたどり着くまで
障害物が増えることになります。


モモ畑の横断終了
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生物多様性調査会

2015-10-26 | オープンガーデン憩いの森・鉢形
久し振りに参加した憩いの森・鉢形の定例会のテーマは「生物多様性調査会」
と大きいものでした。森の中を散策して、ピザと芋煮の昼食のあとに昆虫を
担当している会員からのお話。写真トップはツリーハウス1号。外壁の竹が塗り
替えられて風格が出てきていました。


ツリハウスー1号をツリーハウス2号(鉢形城)から見る


榎の葉のゴマダラチョウの幼虫

・ゴマダラチョウは背中の突起が3列でおしりがV字
・アカボシゴマダラチョウは背中の突起4列、3列目が大きい、おしりが閉じている

いつもの場所で食痕のある榎の葉を探すとすぐに幼虫が見つかりました。


鉢形の昆虫

昆虫特にハチについての面白い話から、話がいろいろな方向に展開して
いきました。オオムラサキのいる森を守るためには幼虫の食樹である榎と
クヌギ、コナラ、ニレ、クワ、ヤナギ等の樹液が必要です。これらの樹を
植えて人間が人工的に穴をあけてても樹液が充分でなく、コウモリガなどが
樹に穴をあけなければならないそうです。葡萄園でコウモリガを発見したら
即捕殺どころか、発生は抑えるよう努力をしていますけれど。




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ヘビの抜け殻

2015-10-22 | 動物 animal
やはり今年も少しべと病が出た葉がありましたのでブドウの落葉を拾って
回っています。どこからネットの切れ端が飛んできたのかと思って拾おう
としたのですがチョット違う。よく見るとヘビの抜け殻でした。測ってみると
90cmくらいありました。何時脱皮したのか気になります。


ブドウ棚外の堆肥置き場の抜け殻

堆肥置き場がブドウ棚内とブドウ棚外にあります。副梢等のブドウ関係の
ものはブドウ棚外の堆肥置き場に積んでいます。青大豆を畑から抜いて
余計な葉を外の堆肥置き場で切ろうと思って行ってみると、2匹分のヘビの
抜け殻がノビノビと残っていました。こちらはさらに大きく1mを越していました。
まだブドウ棚が建つ前の草原で鎌で草を刈っている時にもヘビに出会い
ましたので先住民ということになります。カエル、ネズミやモグラが多く住んで
いるのでよい住環境なのでしょうね。
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太秋柿が初めて実をつける

2015-10-19 | カキ(柿) caqui
葡萄園を作る時に中央のブドウ棚の周囲にモモ、クリ、カキ、ナシ等を
植えました。桃栗3年柿8年とはよく聞くフレーズですが、販売を目指して
栽培しているモモは、昨年頃から実が食べられるようになりました。カキは
自家用で富有、太秋の甘ガキと干し柿用に渋柿を選択しました。柿の8年先は
まだまだと思っていましたが、今年太秋に1個実がつきました。


早速お昼のデザートに

色はイマイチでしたが、サクサクとした少し甘めの美味しいカキでした。
今年はこれで終了ですが、来年からのランチタイムが楽しみです。



今年は枝豆として食べるだけと僅かの青大豆をブドウ棚周辺の畑に作って
いました。2週間くらい前から食べられるようになり、始めは虫が入って
いる確率は少なかったのですが、この頃は虫が入っている確率が高くなって
きていますので眼鏡をかけて食べています。サヤの両端をハサミで切り
虫が侵入していないと思われるものだけを茹でているのですがこっそり
侵入しています。

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モモに添え竹をそえる

2015-10-15 | モモ(桃) melocoton
お隣のIさんからいただいた竹をモモの木に添える作業をしました。モモ
の木の先端を誘導する必要があったのですが、長い添え竹を入手できず
その他の要因も重なって先端の発育が不調でした。写真トップはYさんの
畑脇の道路から見たところです。昨年Yさんの畑にネギを植えていた方が
今年は借りるのをやめたそうです。


反対側の道路からモモの木を見る

大草の矢崎果樹園を見学した時の説明では秋季剪定(新梢管理)が主体で
冬季の剪定は修正程度だということでした。若木を中心に春先枯死や生育
不良などの障害樹(モモの枯死障害)の発生がみられますが、徒長生育
していることや、冬季の強剪定で大きな切り口がある樹に発生しやすい
傾向がみられています。冬季の強剪定を避けるために、生育期の新梢管理
や秋季剪定を行う、秋までに徒長枝を抜けなかった場合は春季(3月中旬)
に除くとよいそうです。
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やまぶどうジュースとジャム

2015-10-12 | ワイン
先日青森県の方からやまぶどうジュースをいただきました。やまぶどう
を専門店に依頼してジュースに加工したそうです。早速わがやのヤマ
ソービニオンのジュースと飲み比べてみました。ブドウジュースはジュース
で維持するのは難しいようで、少しワイン化してしまったようです。香り
はよくなっていましたが糖度はさがっていました。最近はやまぶどうを
経済栽培されている方もいらしゃるようです。


左側がやまぶどうジュース、右側がヤマソービニオンのジュース

絞り方も、絞ったあとの経過も違いますので全く比較になりませんが。


岩手県産やまぶどうのジャム(ソースタイプ)

青森県、岩手県、秋田県や山形県等ではやまぶどうの加工品がいろいろ
作られています。
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アケビも食べ頃

2015-10-08 | グミ・アケビ
Iさんの園地のアケビが今年は陽が当たっているところは美しい紫色に
なっています。この園地にある桐の花に似た色です。気になっていた
ものがもうひとつありました。園地の周囲が竹藪で、そこから切り
出された乾燥した竹竿が30本くらいクリの木に立てかけてありました。


アケビ


モモの支柱にする予定のいただいた竹竿

モモの秋季剪定の時期が過ぎてしまいましたが、モモ用に長い支柱を
さがしていました。主枝の先端まで届く長い支柱(添え竹)が欲し
かったのです。尋ねてみると「これから竹藪で伐採するので、乾燥した
竹竿はいらないので必要ならあげる」ということになりました。遠い
ところから長い竹竿を運ぶのは大変ですが、目の前なので担いで運べ
ました。それに落ちていたクリまでいただいてしまいました。

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残っているブドウ

2015-10-05 | ブドウ(葡萄)栽培
短梢で栽培しているブドウは種有りと種無しオリエンタルスターが少し
とシャインマスカットが少し残っているだけとなりました。短梢の木の
間に伐採予定で、植木鉢に植えてあるブドウも食べ頃になりました。
写真トップは縮果症で以前紹介したことがあるウインクです。皮に渋み
がなく、伐採せずに来年は本格的に短梢で栽培する予定です。


黄玉

今年スーパーでもみかけた黄玉です。糖度は22くらいと高いのですが同じ
緑系ではシャインマスカットの人気が圧倒的なので、シャインマスカットの
領分を削ってまで栽培する必要はないかな。この黄玉と間違って紫玉の
苗が入っていたのですが、短梢に展開している紫玉は収穫時期が早いので
栽培を続けます。


マスカットべりーA


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9月の雨

2015-10-02 | ワイン
9月が終わりましたので、今年は多かったと感じた9月の降水量について
調べてみました。つくば市の平均年間降水量は1282.9mmです。9月と10月
の降水量は多く183.2と165.9mmm(1981~2010年の平均)でした。6、7、8月
の降水量はほぼ差がなく130mmm程度です。9月が収穫の時期となります
のでビニールが掛かっていないのは辛いですね。今年の9月は360mm降り
ました。でも記憶にありませんが、果樹研究所で研修をしていた2010年にも
379.5mmmの降水がありました。1991年には432mm、1929年には530mmmの
降水量が記録されています。昨年は少なく88mmでした。昨年は潅水装置が
ありがたかったのは記憶にあります。写真トップはヤマソービニオンのジュース。


ヤマソービニオンの果粒をはずす

絞っただけでは、甘さは十分ですが、酸味が足りないのでクエン酸を加えて
みたいと思います。

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