植原葡萄研究所から苗木が届きました
日本農業新聞によると農業関係者の今年の漢字はやはり「暑」だったそうです。
本当に参りました。年末に図書館から借りてきた本はジェイムズ・リーバンクスの
「羊飼いの暮らし」と「羊飼いの想い」です。大学に進学する前に(1994年)
イギリスの湖水地方からオーストラリアの牧場に働きに行って、夜中にアルファルファ乾草を
ブロック化します。夜に作業するのは作物にまだ水分があるからで、昼間の焼け付くような
暑さでは作物は乾き、機械によって打ち砕かれて粉々になるからです。今年の8月は
昼間働けませんでした。日本の農業も夏の作業時間は夜型になっていくのかもしれません。
今後全国のシャインマスカットの出荷量が増加してくるので、新しい品種を導入して
います。緑枝接ぎをすればかなり早い時期に収穫できると期待しています。初めに植えた
オリエンタルスターは1本を残して別の品種が実をつけています(*)。主枝を交代
させたり、いろいろ品種を増やしたりしていくのが楽しくなりました。
本年もお世話になりありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
皆様良いお年をお迎えください。
* 2023/07/11 カテゴリー ブドウ(葡萄)栽培 「販売時期を早めるために
「あづましずく」を栽培」