充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

乾燥なつめが届きました

2017-02-21 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
2月は誕生月でめでたく7歳になりました。母親がドライフルーツに
興味を持っていることを知っている娘から待っていたようなプレゼント
が届きました。アルミの素敵な赤色のパッケージに入った「赤いなつめ」
でした。ナツメは健康のためにとくに女性に好んで食べられてきた果実です。
ナツメは五果茶(ナツメ、ギンナン、クリ、クルミ、陳皮でつくるお茶)に
必須の乾燥果実です。


赤いパッケージが印象的


自家産の乾燥ナツメ 

新しいナツメは色が淡いが保存とともに次第に色がこくなっていきます

ナツメは乾燥させて利用しますが、普通に乾燥させた場合は堅くなり
お茶や料理に再度加熱して食べることが多くなります。「赤いなつめ」
は低温真空乾燥によってカリッとして簡単に口のなかで砕けます。甘味料
などは添加されていませんが生よりはるかに甘みが増しています。

ナツメをどうもありがとう

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ナツメの甘煮

2014-02-04 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
ナツメは乾燥してナツメ茶にするのが簡単な利用法ですが、飛騨
地方では生のナツメを集荷して販売されていると聞いて、どのような
楽しまれ方をしているのか興味がありました。なにげなく東北新幹線
「はやぶさ」の座席の前に置いてある「トランヴェール」という雑誌を
読んでいますと特集 鰤街道を行く で飛騨の年取り料理の写真が
載っていました。主題は右手前の塩鰤の分厚い切り身を焼いた一品
ですが、注目したのは奥の「三つ丼」です。赤カブなどを漬けた「品漬け」、
ナツメの甘煮、焼き豆腐とかまぼこのうま煮などをそろいの丼に
彩りよく盛る(左から)。ナツメは大切なお正月料理の一品でした。
現在は高山市になった国府町は大きなナツメが多く植わっている
ことで有名です。

高山で宴会に招かれたことがあったのですが、そこでは挨拶があって
宴会開始ではなく、経験豊かな人によって開始の歌が歌われてから
始まるというきちんと手順が守られたものでした。食文化が均一化
していく中にもこだわって守られていくものがあります。

写真はトランヴェール 2014 1月号 19ページ
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ナツメの乾燥終了

2013-12-06 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
11月に収穫後、蒸して扇風機をかけて乾燥していたナツメもそろそろ
乾燥できたようです。密封容器にいれて湿気が入らないように保存を
しておきます。ナツメを乾燥している目的はナツメ茶や五果茶にして飲用
するためです。


国産なつめ専門店のなつめとしょうがのお茶

輸入されているナツメは多くありますが、先日福井県産のナツメと
ショウガのお茶をみつけて珍しいので購入しました。袋の表面は
クラフト紙調ですが、内側はアルミで防湿処理がほどこされて、
2gのティーバックが10袋はいっています。150mlのお湯に3-5分ほど
蒸らすと手軽にナツメ茶がいただけます。




ティーバック


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ナツメの収穫

2013-11-12 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
時々ナツメの色と味を確かめていましたが、やっと全体に茶褐色
の色がついてきました(写真トップ)。


10月のナツメ

10月頃から着色が始まります。


干しナツメにするために収穫しました。


大きなナツメを半分に切って

果肉はほんのりとした緑色でいかにも美味しそうですが、次々と
手がでるほどではありません。明治ごろ新しいリンゴはナツメの
味がすると言われたのかもしれませんね。
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ビワ(-4)の花が咲き始めました

2012-11-11 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
ビワは柑橘以外では日本では数少ない常緑果樹です。これから
休眠に入る落葉果樹とは異なった様相です。5-6月がビワの実の
シーズンですが、写真トップの長崎早生のように、早いものでは
1月に出荷されるビワもあります。



長崎早生は「茂木」と「本田早生」を交配しました。
温室栽培が多いのですが、早く出荷されるだけあって、
露地でも花が咲き始めていました。地味な花ですが
全体が咲くと明るくなります。


これはまだ蕾のビワ
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シナナツメ

2012-08-17 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
シナナツメ(中国北部原産 温帯性)は日本で栽培されている
ナツメですが、中国には300-400の栽培品種があるといわれて
います。写真トップの酸棗(和名サネブトナツメ)は野生品です。
インドとミャンマー原産の熱帯性のインドナツメもあり、この
なかには甘く果汁に富む栽培品種があり、海外でも導入されて
います。


無等


金糸小棗


美棗

ナツメは薬用効果があり、サンザシやクコノミと一緒に食する
とより効果的だそうです。
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今年のビワ(-3)は高め

2012-06-18 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
旬をむかえたビワですが店頭に並ぶ果実の種類も増えたせい
でしょうかあまり目立たないような気がします。大田市場の
卸値は1kgあたり1000円強と平年比3割高です。年明けから各地
で低温が続き、収穫量が減っているのが原因。主要産地の
長崎では、露地物の出荷量は3割程度にとどまり、千葉では
寒さと虫害により生産量が3割減だそうです。袋をかけるなど
手間がかかります。



在来のビワがあり、山口県~新潟県等の日本海側に自生地が
あります。果実の大きさは2cmくらいで、甘味も少なくガッカリ
です。在来の4月下旬ころの写真です。


ビワは常緑樹で、葉はお茶としても楽しめるそうです。

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ナツメ茶を飲む

2011-11-13 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
ナツメもそろそろ収穫ですが、まだ残っている昨年作成した
ナツメでナツメ茶を作成しました。ナツメ10個とショウガ数切れ
をガラスのポットにいれて水を加えて、グツグツと30-40分
煮詰めて(沸騰したら弱火)、出来上がりにハチミツを少々
加えました。できた原液は冷蔵庫に保存して好みの濃度に
お湯や冷水で希釈していただきます。柔らかくなった果実
を裏ごしにして、お茶に混ぜ込むというレシピもあるよう
です。韓国のお茶を調べていたら、ショウガ、シナモンと
胡椒を煮詰めたところへ干し柿をいれるスジョングアという
韓国茶があることもわかりました。


9月のナツメ


10月のナツメ

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中国4千年の栽培の歴史(ナツメ)

2011-08-22 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
ナツメは夏芽に由来するというくらいですので、花の時期は6月
ころからみられます。開花期の降雨は結実を不良にするため夏期
降雨量の少ない地方が栽培適地だそうです。


大きい方のナツメ

中国では栽培の歴史は古く、史記にも重要果樹として、その
産地名が記されているそうです。大きくなる方のナツメは8月
のはじめころ花が咲いていました。小さい方のナツメももとは
古い時代に中国からきたものですが、大きいナツメは近年中国
から導入されたようです。中国では果実を栗や米などに煮込んで
常食とし、アフリカの一部では粉にして粥をつくり、また、パン
にして食べるそうです。世界で中国人の居住するところへは、
必ずナツメの乾燥品や加工品が輸出されているそうです。
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ナツメも花咲く

2011-06-30 | ナツメ(棗)・ビワ nispola
昨年は果実が褐色になるまでナツメに気づかなかったのですが、
今年は花の時期に間に合いました。小さな若緑色の花がかなりの
数ついています。



ナツメを生食する時期は果皮が緑色の時期で、昨年のように
褐色になった果実はもっぱら乾燥用にされているようです。
乾燥したナツメですが、薄く切ったショウガと一緒に30分くらい
煮だして、ハチミツ等の糖分を加えて、寒い時期はお湯で、暑い
時期は冷水で割ると健康飲料となります。


鉄砲ユリ

鉢に植えていたユリの何本かは、先日の地震のとき、上から
鉢が落ちて、折れてしまったのですが、地植えだったユリは
花を咲かせています。
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