展開地返しの四隅の作り方
今年は収穫時期の早い「あづましずく」をお盆前に販売できるように
してみました。ハクビシン対策の展開地返しの短い方(かえし)の防風ネットを
交換する予定でしたが、早い時期からあづましずくの着色が始まったので
間に合わず、古いネットをそのまま使っています。ネットも随分弱くなって
来ているので少し心配です。交換時期に書こうと思っていたのが、四隅の
作り方です。冬にネットを交換する予定ですが遅くなりますので説明だけ。
四隅にはハンガーをつける空間が必要なので、四隅の防風ネットを細い強い紐で
縫って、紐を締めてギャザーを作ります。ギャザーをそのままスプリングで
ビニペットに取り付けます。
夏に防風ネットを取り換えようと思ったのですが、連日の暑さで気力がなくなり時間に
余裕のある冬に変更しました。あづましずくはお盆前に糖度が18くらいまであがり
好評ですが、今年の高温によることが大きいかも。45年までに世界の食糧生産の7割が
熱ストレスによるリスクにより収穫量が著しく落ちるそうです。暑さで農業労働者が
屋外で働けなくなることが主な要因です。主要生産国が大きな影響を受け、食糧の
供給が減り、価格高騰につながるリスクがある。植物が温度に適応できなくなる前に
人間の方が適応できなくなるのかもしれません。