充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

ぽろたんの剪定

2012-02-29 | クリ(栗) castana
クリの剪定が続いていますが、現在一番人気の‘ぽろたん’
原木の剪定がありました。‘ぽろたん’は最近人気がでた
品種(系統550-40×丹沢)ですが、実際は育成(1991年)
されてからかなりの時間が経過して、クリの経済樹齢は20年と
いわれていますので、この樹も最盛期は過ぎています。写真
トップは剪定後のぽろたん。果樹で原木というのは非常に大切に
あつかわれています。一昨年盛岡で見た「ふじの原木」は柵で
囲まれて紹介の看板がありました。


ぽろたん原木


剪定前

2-3日前の新聞記事で読んだのですが、茨城県牛久市で
市道に隣接する私有地のクリの木を間違って伐採してしまって
30数万円を支払ったとありました。たぶん高額なので記事に
なったのでしょうが、重機で根を除く費用や、成長に必要な
期間を勘案したそうです。

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卒業旅行、研修修了目前

2012-02-28 | 旅行 viajar
25-26日(土、日)は研修生全員と昨年の卒業生も参加して、
卒業旅行で猪苗代スキー場へ行ってきました。早いもので
原発事故から1年が経過しようとしています。子供たちは
中学校のスキー研修で出かけているのですが、出身地ながら
これまで猪苗代スキー場へは行ったことがなくて、事故前の
盛況ぶりはわかりませんが、先日の土日は比較的混雑して
いました。その前の土日に行った人の話でも混雑していた
そうです。天気はあいにくの雪および曇りで青空を映した
猪苗代湖というわけにはいきませんでしたが、時々姿が見え
ました。


どこのスキー場でも同じでしょうが、スキー派は少なく、
多数派のボードに挟まれて、骨折はしたくないの安全運転で
楽しんできました。


農業新聞(2月18日)によるとつくば市にある二つ(!!)の
農協で生産物(米、野菜、肉類)、水や土壌の放射能測定所が
開設されたそうです。チェルノブイリの原発事故の影響でいまでも
ヨーロッパの各地で生産物の放射能を測定し続けているそうですが、
これから生産する果実の測定も不可欠なのでしょうね。
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待っていたブンタン

2012-02-27 | ブンタン(文旦) pomelo
待っていたブンタンがとどきました。毎年毎年変わらず
美味しいブンタンが届きます。消費者の立場ですと当然
美味しいのが届くはずだと首を長くして待っていますが
生産者の立場に立てば、毎年変わらず、品質を維持する、
期待にこたえる難しさを感じます。


冬も終わり近くになっているので、もうそろそろビワの
長かった花の時期も終了間近のようです。この品種名は
陽玉で長崎県果樹試験場で育成され1999年に品種登録
されました。熟期は長崎で6月上旬、茂木よりやや遅れ
ます。果実重は60g前後あり、茂木より大きいが、食味
は茂木と同等かややすぐれているそうです。


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ブドウやクリの病害虫コウモリガ

2012-02-24 | クリ(栗) castana
クリの剪定をしているのですが、根元が木屑や糞を糸で綴り
あわせた袋状のものでおおわれています。これはコウモリガ
の食入口です。コウモリガはブドウ、カキ、モモ、クリ、ナシ、
ビワなど草本を含めてきわめて雑食性。いろいろな果樹が
被害を受けるわけです。枝幹部、特に樹幹の根元、枝の
接触部に被害がでます。越冬形態は1年目は卵、2年目は
幼虫で、2年に1回発生します。成虫は日中はコウモリの
ように枝などにぶらさがっていますが、夕刻飛回りながら
卵を散布します。

防除
 適期:草本から樹木に転食する直前(5月-6月上旬)
 薬剤:塗布用有機燐剤を樹幹に塗布または散布
 同時防除の害虫:キマダラコウモリ、クビアカスカシバ
 防除のポイント:樹幹の根元周辺を除草するなどして通風をよくする
         被害が少ないときは食入口はら針金をさしこみ幼虫を刺殺する


カマキリの卵
こちらは害虫を食べてくれるので歓迎されています。イチゴ
10個と交換してくれる所があるくらい歓迎されています。
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棚と雨除け施設の見積り

2012-02-23 | ブドウ(葡萄)栽培
どうにか借地ですがブドウを栽培する場所が決定しました。先日
道路から約10mほど内側に棚を設置する場所に印をつけました。
つぎの問題はどのような棚と雨除け施設にするか決めなければ
なりません。資金的に余裕があれば、写真トップのような全自動
のハウスを作ることも可能です。温度を感知してビニールを自動
開閉したり、屋根が二重になっていて、台風等の時には陰圧に
してシッカリ強風に備えることもできるそうです。しかし1棟
800万という価格は現実的ではありません。


横方向から

シッカリした棚を専門の人に設置してもらって、簡易の雨除け
を自分で設置する。あるいはビニールハウスに棚あるいは垣根
用の支柱を立てる。見積りを依頼しているので資金的に可能な
ものを選択します。でも周囲が住宅でもあり農薬散布等を考慮
すれば周囲は囲ったほうがよいですね。

関連記事 欧州系ブドウに必要な雨除け栽培(2011-02-09)

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長寿遺伝子をオンにする

2012-02-22 | 70歳をこえた人々
2月21日の朝日新聞の健康・医療フォーラム(18)に興味深い
記事が掲載されていました。老化の仕組みを研究されている
順天堂大加齢制御医学講座教授の白澤卓二さんの話によると
長寿の村で知られる長野県高山村の人は日本人の平均より
遺伝子の末端にあるテロメアが長いそうです。原因を究明中
ですが、男女とも長かったのは果樹園農家の人たちで、自分
の畑で採れた物を食べ、農作業で運動もしている。さらに
皮ごと食べられるブドウを栽培している。皮には生物の長寿
遺伝子をオンにする成分があることがわかってきて、オンに
なるとテロメアは守られるようなのだそうです。研修生の
80歳くらいのお祖母さんが元気にブドウを栽培しているそう
なので、これからでも遅くないような気がしています。
逆にテロメアを短くする要因は肥満(痩せてる人より8年分
短い)と喫煙(1日1箱吸うたびに短くなる)だそうです。


10月のワイン用ブドウ畑
皮ごとはいっている赤ワインも長寿遺伝子をオンにするのかも
しれません。
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ソフトタイプドライフルーツ

2012-02-21 | アンズ(杏) albaricoque
1月28日の日経にオペラ歌手の錦織健さんの健康に対する
インタビュー記事が掲載されていました。身体が楽器のような
もので、とくに風邪をひかない食事をいろいろ探している
とありました。最近は普通は量を食べても、1週間に1回は
「フルーツとドライフルーツの日」を設けているそうです。
この日は果物とドライフルーツしか食べないそうです。


ソフトタイプのドライフルーツ(イチジク)
ドライフルーツを美味しく食べるためにいろいろ考えて
いるようで、これは独自のバキューム、パッキング方法で
保存料や着色料なしで柔らかめのドライフルーツになって
います。このメーカーではこのほかプルーン、レーズン、
アプリコットを販売しています。


ソフトタイプのぬれアンズ

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SSの後ろが凍っている

2012-02-19 | モモ(桃) melocoton
2月中旬ですがまだまだ寒い日が続いています。先日はウメに
マシン油乳剤をSSで噴霧したのですが、戻ってきたSSの後部の
噴射ノズル付近を見てビックリです。白く凍っていました。


降雪機みたいだったのかも

先日モモの花はもうおしまいかと思ったのですが、いろいろな
品種のモモが混ざっていたので、その後にも咲き始める花が
ありました。あきらめないでよかった。今年は枝に大きな
ビニール袋をかぶせていたので乾燥しなかったのかもしれ
ません。



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つくば市市民ファーマー第1号

2012-02-17 | 農作業 labores del campo
つくば市で10アール以下の農地を市民が借りて耕作できる
制度が昨年の秋から進められていますが、その第1号の人
が借りた農地を市のシルバー人材センターの人にトラクター
で耕してもらう現場にいきあいました。写真トップのトラクター
の向こうにいらっしゃるのが借り主(第1号)です。トラクター
運転手は中古で購入したというトラクターに乗って現れた
シルバー人材センターの人。大型機械を揃えなくともはじめ
られそうです。板の囲いは落ち葉を集めた堆肥です。


耕うん中


耕うん終了

見ている間に終了してしまいました。これまでは自宅100坪
で家庭菜園をされていたそうですが、研究学園駅周辺に転居
してきて、自宅から5分くらいのところに農地200坪がみつかって
さっそく市民ファーマー制度を利用したそうです。200坪を
機械なしでは大変ですが、シルバー人材センターでは草刈り、
耕うん、剪定等の依頼を受け入れてます。第1号さんの目標は
酒の肴(枝豆、ミョウガ等)をつくり、定年前に勤めていた
職場の方へ生産物を受取人払いで送ることだそうです。
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冬の輸入ブドウ

2012-02-16 | ブドウ(葡萄)品種 raza
今頃はカンキツが多く店頭に並んでいますが、そのなかで
ブドウといえばやはり輸入ブドウとなります。写真トップの
レッドグローブはカリフォルニア産でした。3cmくらいの
かなり大粒のブドウでした。安価、甘いが特徴でしょうか。
種ありです。アメリカのブドウのページを見ていたら、種あり
ブドウの食べ方という解説が掲載されていました。種あり
ブドウに不慣れな人がいるようです。


スカーレットロイヤル
もうひとつ、昨年は見かけなかった輸入ブドウがありました。
2010年初輸入、カリフォルニア産でした。これは種なし、
甘味もありますが、酸味もあり、皮に少し渋味もありで、
甘味だけのレッドグローブよりはブドウの感じがしました。
果肉もパリパリしてこのみが分かれるかもしれません。
チーズと一緒にサンドッチにするという食べ方もあります。
大きさは小さ目。しかしどちらのブドウも安価ですね。
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