充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

お正月準備に余裕

2011-12-30 | カンキツ naranja, limon, toronja
今年も残すところわずかとなりました。今年は実際ブドウを
栽培して収穫する貴重な経験ができました。来年からブドウを
栽培する畑も見つかりました。あわてないでゆっくり考える
時間がもてるようになりました。お正月準備もいつものように
鹿児島からオモチとポンカンがとどきました。いつもありがとう
ございます。

新聞と郵便局のふるさと小包のパンフレット(香川県産温州みかん)
にあった簡単おせちを作ってみました。

さつまいもとリンゴのきんとん


さつまいもは皮をむいてさいの目に切り、水にいれる
柔らかくなるまでゆでて、熱いうちにつぶす
リンゴは皮をむき、薄いいちょうに切る
リンゴにレモン汁と砂糖を加えてレンジで2-3分加熱
鍋につぶしたさつまいも、砂糖とリンゴをいれる
味をみながら弱火で練っていく
(採用基準:一度読んだだけで頭にはいる料理)

ミカンの漬物


ミカン2個程度をよく洗って輪切りにし、
甘酢(酢・塩各1/2カップ、砂糖200g)に
大根(約3kg)を食べやすい大きさに切って
重石をして漬け込む
(実際は1/4くらいの量で作りました)

よいお年を
お迎えください







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スター農家 山下朝史

2011-12-29 | 定年就農
2週間くらい前の新聞に「スター農家 食の都席巻」という
見出しで、パリ近郊の日本人農家、山下朝史さんを紹介する
記事が掲載されていました。フランスで腕利きシェフに優れた
食材を提供する「スター農家」や「スター精肉店」が登場して
脚光を浴びているそうです。山下農園が三つ星レストランの
シェフに提供するのは、カブ、ネギ、大根、ホウレンソウ、トマト等
ですが、これらの多くは日本で開発された品種だそうです。


「パリで生まれた世界一おいしい日本野菜」山下朝史 主婦と生活社

市の図書館でお正月休みに読む本を探しているときに偶然目に
はいりました。さっそく読んでみると新規就農の本でもあり
ました。職業は盆栽屋(?)→ゴルフスクール →40歳すぎて
農業にたどりつきます。考え方が非常に面白いし、文章も
面白いので、山下農園がうまくいっているのは、ご本人の資質
によることは間違いありません。また、栽培品種に生食で利用
される機会が多い日本野菜を選択したことが成功の一因のように
思えます。日本の果樹の品種を外国で栽培して販売すれば
評判になるのではないでしょうか。
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屋久島のポンカンが届きました

2011-12-28 | カンキツ naranja, limon, toronja
ここ30年くらい年末に届くのが屋久島のポンカンです。
今年も届きました。香がよいのがうれしいですね。わがや
にとっては年末年始の香と味です。


屋久島ポンカンの箱

江戸時代の庶民が季節外の野菜や果実を競って求めたがる
風潮があったそうですが、それがぜいたく禁止令の一環として
果物の売出日も細かく規制されたそうです。ミカンははや採り物
や貯蔵もの、さらには晩生品種もふくめて、10月から
4月(新暦に直すと)までと規制されていたそうです。
そのころから可能なかぎり早くから遅くまでということに高度な
技術を競っていたのでしょうね。

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冬に果実が楽しめる

2011-12-27 | イチョウ(銀杏) gingko
以前ナツメ茶のことを紹介しましたが、ナツメが入っている
五果茶について紹介します。韓国の伝統茶なのですが、五果
の種類がいろいろです。ナツメ、クルミ、ギンナンは不動の
ようです。今回集めたのはカチグリ(栗)、と陳皮(ミカン)で
五果ですが(写真トップ)、これ以外に花梨、高麗人参等が
あるようです。


皮や殻をむく前の材料

ギンナンはフライパンで軽く炒って薄皮を除く
クルミは殻を割り、熱湯につけて薄皮をとる
クリは粗くつぶす

これにナツメ茶の時と同様にショウガのスライスをいれて、水が
半分になるくらいまで弱火で煮出しました。出来上がった液を
瓶にいれて、冷蔵庫で保存。お湯で割って楽しみました。
ハチミツを入れるともありましたが、そのままでもほのかに
甘味がありOKでした。


ギンナンの種類




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桔梗ヶ原メルローを味わう

2011-12-25 | ワイン
生食用のブドウ栽培をめざしているのですが、最近「ウスケ
ボーイズ 日本ワインの革命児たち」(河合香織著 小学館)
を読みました。トップの写真は秋に出かけた登美の丘ワイナリー
で味わった、桔梗ヶ原メルローです。



シャトー メルシャン桔梗ヶ原メルローを手掛た麻井宇介(ウスケ)氏
の遺志をついで、ウ"ィニフェラの自家農園をもつワイン醸造者
岡本英史、城戸亜紀人、曽我彰彦氏らが自分のワインを作り出して
いく話です。彼らは若いときから数々のワインを飲んでいきます。
そして同じ畑でも年によって味が違うことも、時間がワインの味を
かえていくこともわかっていきます。
本格的に来年からブドウ作りに取り組みますが、できるだけ
多くあちこちのブドウを味わっていきたいと思っています。
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紫黒系のブドウ

2011-12-23 | ブドウ(葡萄)品種 raza
写真トップはダークリッジです。農研機構 果樹研究所に
おいて巨峰と301-1を交配し育成された4倍体品種です。
着色性と結実性にすぐれているそうです。巨峰などの
紫黒系のブドウでも夏季の高温特に夜温が高いと、着色が
悪くいわゆる‘赤熟れ’の果房となります。巨峰よりは
果粒が小さいのですが、巨峰より容易に着色するそうです。
2010年に出願公表された黄緑色のサンウ″ェルデはダークリッジ
とセンテニアルを交配したものです。


北光(ほっこう)
北光(甲斐路×ネオマスカット)は「黒色の甲斐路」と
よばれることもあるそうで、新潟市(旧白根地区)の
渡辺喜勇次さんが作出したブドウです。果皮が薄いので
そのまま食べられるそうです。熟期は9月下旬から11月
上旬まで楽しめます。


ウインク(?)となっていたのですが、ウインク(ルーベル・
マスカッット×甲斐路)の果皮色は紫黒色のはずなので
これは間違いかも? ブドウの色は不思議ですね

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着色が難しい赤、赤紫系ブドウ

2011-12-22 | ブドウ(葡萄)品種 raza
黄緑色のブドウは着色に気をつかわないでよいのですが、
赤(紫)系ブドウ栽培では着色がポイントです。ブドウの
評価は主に着色程度により等級が決定され、着色の良否が
ブドウの単価に影響します。写真トップはゴルビーです。


甲斐路

ブドウの着色に与える要因としては、着果量、温度、光、
施肥方法などがあげられています。そこで、栽培技術に
よる着色改善法としては、果房冷却、ABA(アブシジン酸)
処理、環状剥皮、結縛処理等が検討されています。クイーン
ニーナは着色にあまり温度の影響を受けないそうですが、
実際栽培して確かめてみなければね。


マスカットビオレ


紅ピッテロ
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今年目にした黄緑系ブドウ

2011-12-21 | ブドウ(葡萄)品種 raza
ブドウ園を開園するにあたり、どのような品種を選択すべきか
いろいろな条件で検討してみました。まずはブドウの色があげ
られます。黄緑系、赤あるいは赤紫系、そして黒紫系を揃えて
みたいと思います。黄緑系としてはバラード、シャインマスカット、
ハニービーナス、黄玉、ゴールドフィンガー、天山、バラディー等
候補にあがります。写真トップはイタリア 純粋欧州系ブドウ
です。


バラディー 純粋欧州系ブドウです。収穫時期は遅いのですが
栽培したいと思いました。しかし、苗は売り切れでした。


ピッテロビアンコ

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モモとウメの剪定開始

2011-12-20 | モモ(桃) melocoton
落葉果樹では一番に果実をつけるウメとモモでは剪定を開始
しています。秋季剪定でノコギリを使用する大きな剪定は終了
していますので、ハサミによる修正が中心となります。原則は
上から下へ、大から小へです。来年度の結果枝を残すように
します。30cm以上の長果枝は、生理落果を起こしやすいので
中晩生のモモでは使用しません。写真トップは剪定後モモ。


選定前モモ

間引き剪定と切り返し剪定がありますが、数を調節するため
枝元から切るのが間引き剪定です。切り返し剪定は外側に
養分が来るようにおこなうもので、枝元に近く切る方が強い
剪定になります。葉芽のないところで切ると結果的に葉芽まで
枯れこむ可能性がありますので、葉芽の有無とその方向を
確認して切ります。頂芽は葉芽なので残して、花芽は摘花や
摘蕾で落とせばよいそうです。


ウメの剪定を開始する
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随分早く掘り出されてしまいました

2011-12-18 | 動物 animal
モモの果実については、いろいろ測定されていますが、果実を
支える根についてはあまり注目されていません。根が水平に、
垂直に伸びていく様子の調査を見せていただきました。


根の発掘調査(?)

土を掘っていく途中で、おそらく来年の夏にでも地上に出る
予定で眠っていたセミの幼虫をみつけました。


安心してください。別のモモの木の根元に埋め戻して
おきました。来年夏にゆっくり出てきてくださいね。
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