干し柿つくりを開始しました

干し柿用の渋柿が箱で販売されていたので、干し柿大好きがいるわが家
でも干し柿を作ることにしました。購入したのは11月13日だったのですが
今年は10月の雨が少なかった代わりとでも言うように11月は雨降りが多く
気温も10月並の高温でした。少し天候が干し柿作りに良い条件になるまで
待っていました。やっと寒くなりそうなので皮剥きをはじめました。


愛媛県産の愛宕

果重が350gくらいありますので、乾燥時間がかかりそうなので扇風機を
かけています。表面が乾燥していて触ってもベタつきません。いつもは
もっと小振りな柿で作っていますので、完成までは時間がかかりそうですが、
大きな干し柿ができるのが楽しみです。


干し柿を作ろうと呼びかけていた店頭の渋柿

熱湯をくぐらせれば殺菌効果がありますとのことですが、扇風機で送風
していれば必要なさそうです。

サツマイモとジャガイモを収穫する

葉物野菜は収穫や消費がブドウの作業時期とあいにくいので、野菜畑では
ゆっくり消費できる芋類と豆類を中心に栽培しています。今年はサツマイモ
を植えておきました。前回は葉が茂り、収穫時期が遅くなりすぎて巨大な
サツマイモになってしまいましたので、あまり早く収穫時期がこないように
植え付け時期を遅くしました。期待通りにサツマイモは食べるのにちょうど
良い大きさでした。


サツマイモ畑

時間が出来た時に雑草を引き抜いただけにしてはよく成長しました。自家
消費はこれくらいがいいですね。サツマイモは低温に弱いので発泡スチロール
の箱に保存すればよいかと思いましたが失敗でした。呼吸しているので
密封してはいけません。２-３日畑で干して土を落として新聞紙にくるんで、
あまり温度が下がらない場所で保存します。これからブドウの落ち葉を
焼きますので焼き芋で食べるのが楽しみです。


ジャガイモも収穫

特に秋ジャガイモを栽培していたわけではないのですが、収穫し損ねた
ジャガイモが芽を出して葉を広げていました。来年の畑の計画もあります
のでしっかりジャガイモを獲りました。色が悪くなっている古いイモと
新しいイモの割合は1：2-3くらいで、大きくもありませんが、丸ごと揚げて
調理すると美味しいのでしっかり土を掘り返しました。この軟らかくなった
ところにスナップエンドウを植えようと思っています。

第２回フルーツEXPO、アグリビジネス創出フェア、アグロ・イノベーション2015へ行ってきました その2

今回の第２回フルーツEXPOの収穫はなんといっても　ブドウ「シャインマスカット」
収穫時期延長と長期貯蔵技術　の研究成果取りまとめを頂けたことです。
シャインマスカットを周年・安定供給および環境負荷低減技術の開発の課題
（12-14年　下記の共同研究）の成果をまとめたパンフレットは8ページと内容
豊富です。


有色果実袋を被袋すると10-20日収穫期間を遅くできる

ブドウの市場流通が減少する10月以降の販売に向けた収穫期延長技術、
これまで生食用ブドウの利用が少なかったお歳暮やクリスマス、年末年始
の需要期、さらに年明け後も高品質なシャインマスカットを販売するための
長期貯蔵技術について述べてあります。


シャインマスカットの長期保存方法

収穫後、穂軸の先端にプラスチック容器（商品名フレッシュホルダー）を装着し、
水分を供給することで穂軸と果粒の鮮度を維持できる。

農研機構　果樹研究所
青森県産業技術センター　りんご研究所
山形県農業総合研究センター　園芸試験場


山梨大学のワイン直行便のパンフレット　下段左から2番目がヤマソービニオン

山梨大学では大学がワインメーカーと共同で生産しているワインの展示と
赤ワインの試飲を行っていました。ヤマソービニオンのワインもありました
のでヤマソービニオンの房の特徴を尋ねると、展開地葡萄園のとは違う
ようでした。栽培条件によるのでしょうか？

第２回フルーツEXPO、アグリビジネス創出フェア、アグロ・イノベーション2015へ行ってきました その1

東京ビックサイトで11月18-20日開催されている第２回フルーツEXPO、
アグリビジネス創出フェア、アグロ・イノベーション2015に行って来ま
した。フルーツEXPOは昨年と比べると低調のように感じました。それでも
今年は展開地葡萄園もブドウを出荷したこともあり出荷用品に興味が
いきました。パッケージ用品、ラベルプリンター等こんなものがあったら
いいなという物もありました。


山形県産ふじ（左）と長野県産ピンクレディー（右）

ピンクレディー協会の方がピンクレディーを出品していました。ピンクレディー
はオーストラリアで育成された品種（クリプスピンク）で、ライセンス制度
を採用しています。世界中で栽培されていますが、日本では2006年に協会
が設立され、2010年に国産ピンクレディーがデビューしました。生産者に
日本のリンゴのどこに不満だったのかお聞きしましたら、「甘いリンゴばかり」
でした。確かに試食のピンクレディーは酸味が強く、かなりの歯ごたえが
ありました。貯蔵性に優れているそうです。お話を伺ったら1個ピンクレディーを
いただきました。現在長野県を中心に36名しか生産していないので購入
できる機会は少ないと思います。


弘前大学が宣伝していた「紅の夢」

紅の夢は2010年に品種登録された「紅玉」と「赤肉親系統1」を交配、果肉が
淡紅色に着色、酸味が強く紅玉に似た食味。収穫を遅らせれば蜜もはいる。

来年は本年より１ヵ月遅れで　12月14-16日　東京ビックサイトで開催予定

遅摘みヤマソービニオンのヴィンコットを試作する

11月のはじめまで枝につけておいたヤマソービニオンを収穫してヴィンコット
を試作していただきました。ヴィンコット（vincotto）とはイタリア語で煮詰めた
ワインという意味で、絞ったブドウを煮詰めて煮詰めてソースにしたものです。
砂糖も水も何も入れず、ブドウのみ煮詰めます。ヤマ・ソービニオンは山葡萄と
カベルネソーヴィニヨンを掛け合わせで、山葡萄の酸味がしっかり出て、カベルネ
の濃厚さもしっかりで、甘酸っぱいヴィンコットに仕上がります。袋を掛けていた
ので房は消毒のボルドーに汚染されていません。


ヴィンコット試作品

夕方届けていただいたので、色がよくわからなかったのですが、朝見てみると
美しい葡萄色で大満足でした。濾して静置しておくと酒石酸が析出したので
除去できたそうです。ソースにザラザラ感はありません。もともと糖度が高い
品種で、さらに遅摘みしているので糖度があがったので長時間煮詰めなくても
よかったようです。ヴィンコットは4年間くらい貯蔵するそうで茶色になりますが、
これは新鮮なヴィンコットといえばよいのでしょうか。アイスクリーム、ヨーグルト、
フルーツ、チーズ等にぴったりです。


ヤマ・ソービニオンの紅葉

ヤマ・ソービニオンの葉っぱもくすんだ中にワイン色が見え隠れしています。

つくばで農業体験デビューしよう！

つくばで農業体験したい方は多くいらっしゃると思います。つくば市農業課
のパンフレットによると本格度レベルが4段階までの農業体験ができます。

本格度レベル1　「農業体験」旬の農作物の収穫体験を半日程度
本格度レベル2　「つくば市農産物オーナー」オーナーとなった作物の
　　　　　　　　 種まきから収穫まで体験、作業日数５-６日
本格度レベル3　「つくば市農業サポーター」サポーターに登録して半日程度
　　　　　　　　 農作業のお手伝い（ボランティア）
本格度レベル4　市民農園・市民ファーマー


農産物オーナー制度のパンフレット

本格度レベル2の「つくば市農産物オーナー制度」を運営する側の説明会に
参加しました。10年くらいの歴史があり、27年度参加農家数は11戸、154口
でした。説明会参加者の半数は実際運営されている方、半数はわたくしの
ような新規に参加を希望する方でした。経験者から運営の実際をきくことが
できて参考になりました。市内の幼稚園や小学校の行事がバラバラで同時
作業がしにくいので、幼稚園や小学校の団体に絞っていると言うじゃがいも、
サツマイモ農家さんもありました。


パンフレットの中身

前年から引き続き申し込み者が多数で新たに募集する必要がないほど人気の
農作物もあるそうで（たとえば大豆栽培とそれに引き続く味噌づくり）、市のオーナー
制度から独立し、個別に実施しても構わないそうです。オーナーの募集は毎年
２月ごろにあります。

カキは収穫しましょう

ブドウ畑の隣で次郎柿を収穫していました。この頃はせっかくなった果実が
収穫されずに放置されたままになっていることが多くなっています。井上雅央
さん著　「女性がやればずんずん進む決定版！獣害対策」（農文協）によると
獣害を防ぐには、「潜み場」と「餌」をなくすることがポイントです。収穫されない
まま放置されやすい果樹が餌付けをすすめています。このブログによく登場する
カキ、クワ、ヤマモモ、クリ、イチョウ、ミカン、ユズ、ウメ等が放置され易いそう
です。これらの果実は収穫しましょう。収穫しないなら切りましょう。


収穫しないカキとビワはヒザの高さで切って切り口を覆う


腰の高さまでに枝が出ている大木は枝を残してバッサリ


円星落葉病の葉の典型的な病斑

カキの剪定、病害防除、収穫をやめて放置すると円星（まるほし）落葉病と
カキノヘタムシガ（カキミガ）が発生します。果実の軟化が起きて8月からまるで
熟したような果実が落ち始め1月まで半年間も動物を引き寄せ続ける。

来春に向けてイチゴ畑を拡大

当地では10-11月はじめくらいがイチゴ苗の植え付け時期となっています。
現在秋の実がなっているのですが、畝を作って雨が降るのをまっていました。
待っているとなかなか降らず、やっと２週間ぶりくらいに雨が降りました。
ランナーの時期に草ボウボウで新しい苗が作れなかったのですが、古い株
の周辺に新しい株ができているのでそれを移植しました。


イチゴ畑は1.5倍くらいに拡張 イチゴ畑の奥はYさんの１ヘクタールもある
大きな畑

新たに1列を追加、5列は少し延長して1.5倍くらいに拡張しました。雨で
湿って暗く見える部分が新しく増やした部分です。広くなったので３月上旬頃
に忘れずにマルチをかけて雑草を防いだほうが手間がかかりませんね。
来春の楽しみができました。


青大豆を乾燥はじめる

枝豆で食べられる時期は過ぎてしまいましたので、サヤが枯れ始めた青大豆
を引き抜いて乾燥しています。枝豆でかなりたべましたので、乾燥する量は
多くはありません。でも播種用と自家用分としては十分です。

りんご＆キャラメルケーキを作りました

子育て時代には出かける時間がありませんでしたが、「りんご＆キャラメル
ケーキ」の講座に参加してきました。時間的（日曜日昼間）に当然かとも思い
ますが参加者は同年輩がほとんどでした。りんごとあったので生のリンゴを使った
ケーキかと思っていたのですがドライのリンゴを使ったものでした。写真トップ
はケーキを焼く間先生が焼いておいたケーキがアイスクリーム添えで。


材料

・生地　クリームチーズ 200g、生クリーム 200ml、卵 1個、ドライアップル 40g
　　　　砂糖 40g、水 小さじ5
・土台　オレオ 1袋、バター40g

　1. 砂糖に水をいれ、電子レンジ（500w）で4～5分加温
　2. 加温したカラメルに少しずつ生クリームをたらして入れる
　3. オレオを砕き、バターとあえる
　4. ケーキ型に3を敷き詰め、ラップをかぶせ、手のひらで押して広げる
　　　→冷蔵庫で冷やす
　5. クリームチーズをクリーム状になるまで混ぜる
　6. 卵を入れてよく混ぜる
　7. 6がクリーム状になったら、キャラメルをいれ、よく混ぜる
　8. 冷やして固めたケーキ型にドライアップルを入れ、その上に生地を流し入れ、
　　 170℃のオーブンで40～45分焼く



170℃のオーブンで40-45分焼いた完成品

ドライのリンゴをバナナのスライスにかえるとバナナのチーズケーキになります。
家の近くのパン屋さんでクリームチ－ズを販売しているので作ってみようかな。