シャインマスカット スライスタイプの干しぶどうとジャム
ブドウ栽培を始めた時期は、6次産業化の講演や講習会が多くて
ブドウならジャムか干しぶどうかなと思って、家族に相談すると
驚いたことに「干しぶどうは嫌いだ」というではありませんか。
自分は干しぶどうが大好きで、自分用に頻繁に購入して食べていました。
干しぶどうが嫌いな人がいるとは思いもしませんでした。
干しぶどうが嫌いな理由として
見た目（黒くてしわしわ）
味（甘いけど渋みがある）
食感（我が家ではこれが原因）
があげてありました。
そこで丸ごと干しぶどうにするのはやめて、粒が大きいので
スライスして乾燥させました。
緑シャインマスカット（左）、紫ピオーネ（右上）、赤クイーンニーナ（右下）
ピオーネとホワイトチョコ
クイーンニーナ
我が家の場合は、スライスして乾燥させたことで嫌いな理由は
クリアされました。
みんなのデザート
大房で大粒のシャインマスカットが販売され始めたころから
果粒で販売する方法が広がってきました。良い房ではないが
もったいない顆粒がたくさんついています。展開地ぶどう園では
大きい粒はスライスして干しぶどうに加工して販売しています（＊、＊＊）。
大勢の人で食べるときは房から外して分けて食べるので、粒でもOKです
という方に利用していただきました。カップの一番下の段は冬瓜、
それにシャインマスカットと柿です。いろどりがいいですね。
みんなで食べるとさらに美味しそうです。
いただいた柿も美味しかった
柿といえば、今年はツキノワグマが柿の木に登っていたという話を
よく聞きました。「人間はこんなに美味しいものをなんで食べないんだ？
喜んで食べますよ」と言っていたかも。
＊ 2020/06/28 カテゴリー ６次産業化「つくばの良い品」店
＊＊ 2022/12/24 カテゴリー ６次産業化「ノエルジャムを作る」
凍結乾燥されたぶどう
先日つくば市の公園でVillage Market Tukuba が開催されて
いましたので覗いてみました。ドライフルーツを販売している
お店がふたつあり、ひとつは輸入品中心でしたが、もうひとつは
自社で加工（凍結乾燥）したものでした。緑色がシャインマスカット、
赤色は紅伊豆、紫色は巨峰です。加工時間は3日くらいかかるそうです。
非常に吸湿性があるので、いったん開封したら食べきってくださいとの
注意書きがついていました。フルーツばかりでなくケーキやたこ焼き
などの食品も紹介してありました。
2016年12月に開催されアグロビジネス創出フェアで栃木県の農業試験場が
凍結乾燥の安芸クイーンを出展していました。2分割で３日かかると
いうことでした。
展開地ぶどう園産シャインマスカットのジャム（中央）
左からアンズ、シャインマスカット、ブラックベリー
前の小瓶はピッテロビアンコ
今年の直売は11月13日で終了しましたが、ぶどう園の作業は
継続していました。シャインマスカットの販売中に幾度も
自家製のジャムを届けてくださった方がいました。今回は
当園のシャインマスカットをジャムにして届けてくださいました。
本当にいろいろな果実でジャムをつくっていらっしゃいます。
アンズの花が咲いたり、アンズの実がなったりした春や夏を
思い出しながら味わってみたいと思います。
サツマイモ 左からベニアズマ、パープルスイートロード、紅はるか
３種類のサツマイモをいただきました。サツマイモは最近
干し芋や焼き芋の人気が高いですね。外国でもよく食べられて
来ているようです。パープルスイートロードはアントシアニンを
含有する紫サツマイモです。
花柚子
花柚子は毎年のぼり旗を立てさせていただいているお宅から
毎年いただいています。今年は少し青味が残っていました。
「来年も待っているから」と嬉しい言葉と一緒でした。
