充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

ブドウ棚のハクビシン&アライグマ対策

2019-02-24 | 展開地(ハクビシン&アライグマ)返し
2013年にブドウ棚を設置し、苗を植えました。15年に試しにつけた
ブドウがハクビシンに襲われました。ビニール天井に糞をされ、汚らしい
ので16年にハクビシン対策を真剣に考えました。展開地ぶどう園はブドウ棚
周辺が防風ネットで覆われています。ネットの上部からの侵入を防げれば
よいわけです。上部に電気柵用の電線を取り付けようと考えましたが、
被覆ビニールや防災ネットでふくらみがありうまくいきそうありませんでした。
ネズミ返しが有効ということで周囲230m にハクビシン(展開地)返し
をつけました。写真トップは周囲にハクビシン(展開地)返しをつけた様子


ハクビシン(展開地)返しを付ける前

1 取り外し防風ネット(1m)を固定防風ネット(2m)の上にスプリングで止める
2 ネットの間にハンガーを固定して空間を作る


ハクビシンあるいはアライグマが登って降りた跡


無傷の場合

16年以降被害は発生していません


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ピーチブラック

2019-02-10 | モモ(桃) melocoton
つくば市は2月9日雪となりました。(茨城県つくば美術館)美術講演会
「法隆寺金堂壁画修復再現事業を知る」講師 太田圭氏(筑波大学 芸術系教授)
がありました。昭和24年1月26日におきた法隆寺金堂火災が文化財防火デー
のきっかけになりました。昭和45年日本画の手法で再現されました。
この時制作された、材料、技法、関わった画家の言葉、記録映像などが
紹介されました。写真トップはいただいた金堂壁画の実物大コピー(大きさはA3相当)。


太田圭氏ら(日本画研究室の大学院生、教員52名)作成の龍泉寺本堂天井画
長野県 小県郡青木村

使用された岩絵具は25種類ありました。加熱することによって色数をふやせる
そうです。黒色についてはピーチブラックという言葉が耳に残りました。
桃核炭、植物性黒でモモの種を燃焼させたものとされていますが、実際は
植物炭による黒全般に使われています。ブドウの種、茎、枝、ブドウ酒を
作ったあとの搾りかすを乾燥炭化させたバインブラックも同じ仲間です。
炭素系黒色顔料にはこの他に アイボリーブラック(象牙や動物の骨を焼いて
炭にした)、ランプブラック(油脂類を燃やしたときにできるススを集めた
もの 墨など)があります。


天津水蜜桃

あれだけモモの写真を撮っていたのですが、捨てられる核の写真が
ありませんでした。
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