充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

少し遅れ気味なビニール掛け

2024-04-30 | 雨除け施設付きブドウ棚

新しいビニールを棚に上げる

 

今年のビニール掛けは天候、マイカ線の交換数の多さ、体力等が原因で

少し遅れ気味ですが、もう少しで終了です。棚の中央から両端にビニールを

広げる方法(*)はかなりうまくいっています。それからビニールの収納法を

少し変更しているので、少し遅れても大丈夫です。昨年ビニールを重ねて収納

すると(**)、ビニール同士が接着して、剝がすのにかなり時間がかかりました。

また気温が高くなると、接着程度が高くなるようで、なるべく早く開かなければ

なりません。

 

ビニールはゆるく巻き込んで収納する

 

ビニールをゆるく巻き込んで収納すると、ビニール同士の接着がなく

なります。収納するときに巻き込む方が重ねるよりも時間が少しかかり

ますが、接着する心配がありません。マイカ線とスカイコートバンドの

位置とか、毎年毎年なんらかの変更が繰り返されています。かなり前に

ビニール張りを外注しなければならないかと思ったこともありましたが

どうにか自分たちで張ることができています。

 

* 2023/04/07 カテゴリー 雨除け施設付きブドウ棚 「雨除け

ビニールを張り中」

** 2023/01/14 カテゴリー 雨除け施設付きブドウ棚 「被覆

ビニールの収納法」

 

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昨年と同じ時期にビニール張りが終了しました

2023-05-08 | 雨除け施設付きブドウ棚

4月の最大風速の風力と風向

 

昨年と同じ時期に無事ビニール張りが終了しました。もっと早く終了すると思って

いたのですが、ビニールを留めるマイカ線やスカイコートバンドが傷んでいて、

交換に時間がかかりました。冬に傷み具合を確認しておくべきでしたが、廃棄用の

防災ネットを1mごとに切断する作業に追われていました。

 幅3mのビニールを張るには風力と風向の影響が大きいので、ビニール張りをしている

3月と4月について、気象庁のデータ(つくば市 館野)から最大風速をわかりやすく

まとめてみました。4月の危険度を再認識しました(*)。

風力は色で示しました。

緑→風力2、黄色→風力3,オレンジ→風力4,赤→風力5(8m以上-10.8m未満)です。

4月は風力5の日が4回ありました。なかでも4月7日は最大瞬間風速が

19.4m/sの時があり、せっかく張ったビニールがずれてしまい、張り直しました。

2008年4月に常陸太田で見られたような深刻なこと(**)は起こらずホットしました。

ビニールを張っている間もブドウの新梢が元気に伸びています。

 

3月の最大風速の風力と風向

3月は風力5の日はなく、瞬間最大風速でも13.6mが最大でした。

 

(*)2020/04/19 カテゴリー 自然災害とその対策 「春の嵐」

(**)2020/02/18 カテゴリー 自然災害とその対策 「ブドウ栽培雨除け施設の

強風による被害の特徴」

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雨除け用ビニールを張り中

2023-04-07 | 雨除け施設付きブドウ棚

今年新しいビニールに替えた部分

 

3月後半から始めた雨除け施設のビニール張りも中盤にさしかかり

ました。毎年省力化を図っていますが、昨年からビニールを棚に

上げる方法を変えています。これまでは棚の端から端まで40mを

1回で引っ張ていましたが、棚中央から左右に分けて(20m×2回)

引っ張ています。アーチとマイカ線の間にビニールを通すので、

かなりの風が吹いていても作業が可能です。

 

 

2回に分けたビニール引き

 

これまでは防災ネットを掛けていましたので、ビニールを防災ネットの

上を滑らせて引いていました。取り除いた防災ネットの代わりに、雨どい

やスプレー缶(硬い円柱のもの)を取り付けて、ビニールが谷におちて

破れるのを防いでいます。

 

ビニールの抵抗を少なくする円柱

 

まったく10年前よりかなり省力化が進んでいるので、今年も

作業を続けることができます。

 

 

 

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被覆ビニールの収納法

2023-01-14 | 雨除け施設付きブドウ棚

保護カバーを干す(3-4月の様子)

 

つくば市は昨年12月23日から昨日1月13日まで降水量零の日が

続いていました。まだ今年の冬は雪が降っていません。一年に

一回か二回の雪のために毎年被覆ビニールの収納と掛けるのを

繰り返しています。マイカ線で止める古い方法です。これまで

ビニールをアーチの谷におろして、別の保護カバー(ビニール)

で覆って来ました。ビニールを開く時、保護カバーを取り外して、

乾かして、巻き取っていました。忙しいビニール張りの時には

無ければよい仕事です。なので無くしてみました。

 

ビニールの収納方法を変えてみました。保護カバーの代わりに、ビニール上端

から20cmくらい内側にロープを渡して、ロープ部分を谷底に引き下げ、20cmの

ビニールで残りのビニール部分を覆います。ロープの部分にビニールの端を洗濯バサミで

固定しました。かなりの作業が軽減されると思うのですがどうなるでしょうか。

 

追記

ビニールを畳み込んで収納すると、ビニール同士が接着することがあるので

剥がすのに時間がかかります。ゆるく巻き込んで収納する方が、時間はかかりますが

接着がありません。

2024/04/30 カテゴリー 雨除け施設付きブドウ棚 「少し遅れ気味な

ビニール掛け」

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雨除け用のビニール張りも終了間近

2022-04-29 | 雨除け施設付きブドウ棚
防災ネット無しで張ったビニール

昨年までは防災ネットを掛けたうえにビニールを張っていましたが
防災ネットが劣化してきたので、今年は ビニールだけの列も幾つか
作りました。ビニールの天井に水溜りができるか心配もあります。
防災ネット分の作業量も減り、強風もあまり吹かなかったこともあり
ビニール掛けは比較的順調に進んできましたが、26日と27日に
瞬間最大風速18.1、18.8m/s の強風がふき、ビニールが大きくずれて
しまった列もありました。台風対策としてスカイコートバンドとマイカ線を
プルプルワイドで止めているので、マイカ線を縛っていた時よりは
修復が簡単になりました。この枝は展開地ぶどう園では展葉が一番遅い
ゴールドフィンガーです(4/19)が収穫は8月末と2番目に早いのです。


今年主枝を交代した紫玉

今年主枝を交代した紫玉は芽傷をつけていたので、無事復活しました。
同じ木の他の古い主枝より展葉が早くなっています(4/28)

22/03/05 カテゴリー ブドウ(葡萄)栽培 「主枝の交代 芽傷を忘れずに」

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防災ネットの収納と処分

2022-01-22 | 雨除け施設付きブドウ棚
処分する期限切れの防災ネットとブドウ棚に収納したビニール(薄い灰色)

展開地ぶどう園を開始した時には防災ネットが必要だと思って幅3mの
ネットを導入しました。雹害と鳥害を防止するのが目的でした。7年くらい
は使用できるという話でしたが、9年が経過しました。台風等で
かなり傷んでいるネットを外して処分することにしました。
雹害については幅1mの防風ネットで対策し(*)、雨よけビニールを
収穫まで掛けているので、防鳥ネットは不要になりました。


アーチの天井に縛り付けた防災ネット(上部の薄い水色)

まだ使用出来る防災ネットはアーチの天井に縛り付けました。
傷みが激しいネットは回収して処分します。冬のはじめ雪が降る前に
防災ネットを収納し、春のはじめビニールをかける前に防災ネットを
広げるのもかなりの労働でした。さらにマイカ線、ビニールを棚に
上げたり、下ろしたり、防災ネットを広げたり収納したりよくやった
ものです。現在はマイカ線もビニールも棚に残して、防災ネットも
アーチの天井に残しています(年相応な高齢者向きバージョン)。

使用済み農業用プラスチックは各個人が適正に処理することが
法律により定められていますが、農家自らが適正処理することは
困難なため、茨城県農林振興公社がビニールとポリエチレンに
分けて回収し、処分業者が適正に処分しています。でもこれが
なかなか大変なのです。防虫ネットや防風ネットは長さ1m前後に
切断し、肥料袋等に詰め込まなければなりません。このような
ことを考えると、ビニールやプラスチックの使用も最小量に
抑えた方が良いですね。

* 2021/03/18 カテゴリー 雨除け施設付きブドウ棚 「ビニール
掛けを開始」
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ビニール掛けを開始

2021-03-18 | 雨除け施設付きブドウ棚
棚の端はプルプルワイドでマイカ線を留める

昨年に続き、今年も桜がはやく開花し始めています。今年もブドウの
動きが早くなりそうなので、昨年までは4月から開始していた雨よけ施設の
ビニール掛けを今週からはじめました。つくば市は4月が特に強風の回数が
多いことも開始を早めた理由です(*)。ビニール、防災ネット、マイカ線すべて
棚につけたまま冬を越しましたのでこれらを広げて行けば良いので随分楽に
なりました。さらにマイカ線を縛って留めるのではなく、一部はプルプルワイドで
挟んで止めているので時間が短縮されています(**)。プルプルワイドは幅の広い
スカイコートバンド用ですが、スカイコートバンドはあまり使い勝手がよく
なかったのでマイカ線を使用しています。棚の端は特に止め難い場所なので
プルプルワイドにしました。台風時などの強風対策として、ビニールの着脱を
容易にするためにプルプルワイドを導入しています。


防風ネットを防災ネットの代わりにしてみました

中央部分が切れてきている防災ネットは、端を合わせて利用していますが
ブドウの房に被害がなければ良いかと思って幅の狭い防風ネットを
ビニール内に張ってみました。夏中ビニールをかけ続けるので日よけに
なるかもと試してみました。

*4月の強風
2020/04/19 カテゴリー 自然災害とその対策 「春の嵐」

**プルプルワイド
2019/05/26 カテゴリー ブドウ(ブドウ)栽培 「樹冠を広げる予定」


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どうにかビニール掛け終了

2020-05-13 | 雨除け施設付きブドウ棚
ビニール掛け覚書 2020年

どうにかビニール掛けが終了しました。秋にビニール(青色)、防災ネット(緑色)と
マイカ線(赤色)をブドウ棚にそのまま残していたので楽勝かと思ったのですが、体力も
低下していました。従来の方法だと終了できなかったかもと思いました。今後のために
まとめておきました。

秋の作業
マイカ線はゆるめるだけで、アーチの上にかけたままにしておく
ビニール(No.1)は谷にまとめて、カバーをかけて汚れを防ぐ
防災ネット(No.2)は片側だけ留めを外し、ビニール(No.1)の上にまとめておく

来年交換予定のビニールは防災ネットの上を滑らすように引き抜く

春の作業
マイカ線の下で防災ネットを広げて固定する
マイカ線の下で防災ネットの上にビニールを広げる
マイカ線あるいはスカイコートバンド(留め具 プルプルワイド)で止める


新しいビニールをブドウ棚に上げる

マイカ線の内側、防災ネットの上に引綱を通す
ビニールは先端を引綱で小さくまとめて縛り、防災ネットの上を滑らすように引綱で引く

この方法ですと脚立は両端に1脚だけですみ、ビニールを引く力もかなり少なくなります。

2017/05/15 「ビニール掛け覚書」 カテゴリー雨除け施設付きブドウ棚 の方法は
変更しました

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雨よけ施設にビニール掛け中

2020-04-29 | 雨除け施設付きブドウ棚
防災ネットとビニールを広げてマイカ線で留める

現在雨よけ施設にビニールを掛けているところです。4月は強風の日が多く
なるべく力仕事が少なくなるようにと考えながら進めています。昨年の冬支度で
防災ネット、ビニール、マイカ線を棚の上に残していたので今年の4月は
マイカ線の下で、防災ネットとビニールを広げるだけなので随分楽になりました。
チョット古い写真なので、シャインマスカットの芽が出ていませんが、現在は
かなりの大きさになっています。干してある細長いビニールは、棚に残した
被覆用のビニールの雨よけにかぶせていたものです。

昨年の台風で半数の防災ネットが中央から引き裂かれました。でもよく見ると
中央(天井)部分は経年劣化でボロボロになっていて、そこに大風が吹いて引き裂かれた
だけでした。防災ネットを購入した時、7年くらいは大丈夫な強度と説明されて
いました。もう7年は経過しているので予想されていたことでした。幸いなことに
7年間で雹が降ったことはなく、これからもあまり降らないかもしれないので、
古い防災ネットをしばらく再利用することにしました。両端の棚に固定していた
防災ネットの線の入った端の部分を、結束バンドで繋ぎ合わせて中央にもって来て
天井に固定しました。


真ん中の丈夫な部分で、もしも雹が降ったらブドウの果実部分を守るつもり



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ビニール(被覆)を外しています

2019-12-21 | 雨除け施設付きブドウ棚
ビニール(被覆)を谷にまとめる

ブドウ販売がずれ込み、まだ冬の準備中です。暖冬で困っている方が
あるかもしれませんが、展開地ぶどう園にとっては恵の暖かさです。
昨年までは、雨よけのビニール(被覆)を全部棚から外して、たたんで
倉庫に保管していました。参考にしているブドウ農家では、ビニールを
棚にまとめて冬を越して、春に開くようにしているので変更しました。
春ビニールを棚に上げる作業に時間がかかり、ブドウの活動開始が遅く
なっていました。現在はビニールを雨よけアーチの谷にまとめている
ところです。まだ防災ネットが残っているので、これも従来どおり谷に
まとめて置く予定です。春の労働力の低減を期待しています。ビニールの
温暖効果は大したもので、ブドウ棚周囲はほぼ枯れ草色ですが、園内の草は
緑緑しています。


ブドウの枝のカマキリ( モズの早贄)


ナシの枝のトカゲ(モズの早贄)




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