充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

紫玉の収穫

2015-07-28 | ブドウ(葡萄)栽培
今年は果実の成熟が全体的に早くなっているのか、それとも全面ビニール
掛けをしたことによるのか、ブドウの熟期が早くなっています。まだ着色が
不十分ですが香りがたつ頃、ハクビシンにブドウを襲撃されました。ネット内の
ブドウの房をさらにネットで覆ったり、いろいろ対策をとりましたが、市役所
から借りて罠を設置したら途端に侵入がやんでいます。写真トップは紫玉
です。昨年は8月19日に収穫しました。まだ少し酸味がのこっていますが、
糖度は20と昨年並で、房重は400gありました。


ネットで守られているピオーネ


ヤマ・ソービニオン

ヤマ・ソービニオンはワイン用の品種なのですが、生食可能か有袋栽培して
います。昨年は房が小さかったので、早く房全体が着色しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイカとメロンの収穫

2015-07-24 | 野菜畑 mani, fresa, patata
「柑橘好き」さんが今年手がけたスイカとメロンが食べごろになった
ようなので収穫しました。周辺にモモやブドウの美味しそうな果実が
香りを発生していたせいでしょうか動物の被害にはあわずに済みました。
どちらかといえば動物にはネット内のモモとブドウより、ネットをかけて
いなかったこちらの方に興味をもって欲しかった。写真トップは草の
なかに見えるスイカ。


スイカは2品種

はじめはヒョロヒョロでしたが草に負けずに元気に広がりました。まだ
これから大きくなる予定のスイカもあちこちに隠れています。


メロン

メロンはカボチャの茎に接いであったようで立派なカボチャの実もなって
しまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縮果症が発生

2015-07-22 | ブドウ(葡萄)栽培
7月の初旬は曇りや雨が多くてどうなることかと心配していましたが、
その後急激に晴天が続き、気温が急上昇しました。たまたま13日朝に
ウインクの写真を撮っていたのですが、それは瑞々しい緑色の実でした。
18日に袋の中身を見てびっくりしました。彼方此方の粒が褐色に変化
したところがあり、縮果症を発生したようです(写真トップ)。


13日朝の元気そうだったウインク


7月17日まで、つくば市の気象の変化

結構雨量はありましたが、急激に気温が上昇し、水分供給が間に合わな
かった粒があったようです。気象データは気象庁発表のもので、ビニール下、
葉陰が少ない場所ではさらに気温は上昇したと考えられます。この日
までは枯れた葉はほとんどありませんでしたが、この日には多数の葉も
枯れていました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あかつき収穫

2015-07-20 | モモ(桃) melocoton
ハクビシンに半分くらいは食べられてしまいましたが、ついにあかつきを
収穫しました。ゆっくり出勤するとビニール被覆の倉庫の温度が上昇して
いるので、最近は入口を開けるため出勤時間を早くして朝食をブドウ畑で
食べています。採りたての無農薬モモが朝食に付きます。


除袋直後のあかつき

除袋後モモの木全体をネットで覆いました。自家用の小さなモモの木なら
良いとおもいますが、これからさらにモモの木を大きくする場合はあまり
良い方法ではなかったようです。先端をネットの端から出しておくかけ方を
した木はよかったのですが、ネットの上に動物が乗って先端が折れた木も
ありました。


除袋1週間後のあかつき

早生のみさか白鳳は花が咲く前に防除をすれば、果実に1回も農薬をかけずに
収穫できますが、あかつきの場合は流通の時間を考慮すれば防除は必要で
すね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチモンジセセリかな

2015-07-17 | 動物 animal
モモのネットの具合を見ていると、一見蛾のような蝶が2頭とまって
いました。イチモンジセセリのおそらく上が雌で、下が雄ではないかと
思います。上のセセリが時々小刻みに左右に身体を動かし、下のセセリ
が距離を狭めていきました。しばらくその後が気に掛かり見ていましたが、
ネット内のモモの木にゴマダラカミキリを発見したので慌ててネットの
抑えを外して内へ。写真トップのネットは防災網ですがよく見ると美しい。


モモの木を登るゴマダラカミキリ

カミキリムシは捕獲即星。


ヤモリ

ブドウ棚周辺を見回ってブドウ棚入口付近に戻ってくると、ネット外に
見慣れないものが3匹くっついていました。ヤモリが暑さを避けて来た
のでしょうか?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シオヤアブがマメコガネを捕獲

2015-07-15 | 動物 animal
ブドウ畑で作業するのに現在常時ポケットに入れているのはコガネムシ
捕獲器です。コガネムシが目についたら即捕獲する。今日は珍しい同志を
見つけました。アブが飛んでいるマメコガネを捕獲してビニールを抑えて
いるマイカ線に止まりました。調べてみるとシオヤアブと判明しました。
オス腹部先端が白くなっているのがその名の由来です(塩谷虻 写真トップ)。


マメコガネの体液を吸い取り中のシオヤアブ

シオヤアブは飛翔する昆虫の背後から奇襲するのが得意で、口吻を突き刺し
体液を吸い取ります。慌ててカメラをとりに戻るまでこの状態でした。体長
3cmくらいにもかかわらず、スズメバチやオニヤンマをはじめ近くを通るもの
すべてが奇襲の対象です。幼虫も地中で暮らすコガネムシ科の昆虫の幼虫を
食べて、成虫のおもな食糧も飛翔速度が遅いコガネムシ科の成虫だそうです。
近寄っては欲しくありませんが、ブドウ畑で活躍して欲しい昆虫です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハクビシンがブドウを襲撃

2015-07-13 | 展開地(ハクビシン&アライグマ)返し
みさか白鳳、あかつきと味わったハクビシンがついにブドウ棚を襲撃
してきました。モモは全体を覆うネットをかぶせたので標的を変更した
ようです。昨年は8月になってからブドウの被害がでたのですが、今年
はブドウの進行状況も早めだからでしょうか。写真トップは安芸クイーン。


着色が始まった安芸クイーン

どうも2箇所から侵入しているようです。東側から侵入したのはピオーネ
の袋を破っていました。北側から侵入したのは安芸クイーンの袋を破って
いました。北側はビニールと周囲ネットの間に空間があり、そこから
侵入されていましたので、ネットをはりました。東側はビニールとビニール
の間に空間があり、そこは梅雨があけたらビニールをはずして、ネットを
かける予定でした。応急処置をしましたが、市役所に罠を依頼する予定
です。


畑に残されていたおそらくハクビシンの足跡

16年以降ハクビシン(展開地)返しを設置しているので被害はありません




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スモモが並んでいる

2015-07-10 | スモモ(李) ciruela
全農の直営店「ポケットファームどきどき」にはいろいろな品種の果物が
並ぶので、このごろ昼休みも兼ねて買い物に出かけています。信号3つ
くらいの近さです。茨城県ということもあって現在は贈答用メロンの箱が
積み上げられています。今回購入したのはスモモです。貴陽、サマーエンジェル、
メスレーと並んでいました。スーパーにあまり並ばないサマーエンジェルと
メスレーを選択しました。写真トップの上部の大玉はサマーエンジェルで
下部の小玉はメスレーです。


サマーエンジェル

サマーエンジェルは「ソルダム」×「ケルシー」で果重は150gくらいあります。
果肉の色は黄色、糖度は13-14くらいでした。


メスレー

メスレーの果重は50gくらい、果肉の色は紅色です。果皮のなかに果肉が
溶解している感じで、あまり歯ごたえがありません。ジュースやジャムに
利用されるようです。糖度は11程度でした。この品種の場合大きいほど
美味しいようで、50g以上のものをおすすめします。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫玉着色はじまる

2015-07-08 | ブドウ(葡萄)栽培
現在葡萄園は袋掛けを終了してそれぞれの成長、成熟を期待しながら待って
いるところです。いつものようにブドウの木を見て歩いていると一部の色が
濃くなっているブドウ袋を発見しました。トラブル発生か?と思って慌てて
ブドウ袋を開けてみると紫玉の着色が始まっていました。わが葡萄園では
この品種が一番早く収穫されます。


袋がかかったブドウ

発展途上なのでかなり房数は制限していますが、昨年の10倍くらいの袋をかけ
ました。目標地点まで到達した主枝の先端があちこちに出てきています。


ブドウ畑南端のヤマ・ソービニオン(一番奥の垣根)

ヤマ・ソービニオンも随分繁ってきました。棚の上にもシャインマスカットの
枝がのびてきて、日陰になってしまいました。たよりは側面の光線ですが欲張り
すぎたのかも。以前の姿は5月12日「マヤ・ソービニオンの誘引」にあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モモネットをかけ直す

2015-07-06 | 展開地(ハクビシン&アライグマ)返し
上下に分かれたモモネットを除袋したみさか白鳳の木に掛けて安心して
いたのですが、翌日には失敗が明らかになりました。上下に分かれた間
から侵入したようです。ネットのなかには2個のモモの種が残されていま
した。さらに除袋していないネットをかけていないあかつきの木も被害に
あっていました。着色は雨天続きでそれほどでもありませんが、食べ
られるよりは食べた方がよいとみさか白鳳を収穫しました。写真トップは
ブドウ苗にかけていたネットを利用した一体型のモモ(あかつき)ネット。


防災網の切れ端を利用したモモネット

一体型のネットが必要なのでブドウ棚にかけている防災網の切れ端が
30本残っていましたので結束バンドで繋ぎました。あかつきの両端に
支柱を立ててネットをパッカーで止めました。地面のネットの上には
支柱用の棒を置いて抑えとしました。


落果していたみさか白鳳

収穫したみさか白鳳は着色がイマイチでしたが、2-3日室温におき
頂きました。香りもよく、手で皮がむける、農薬無し、糖度は12-13
くらいの美味しい自家製モモでした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする