充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

ルビーオクヤマと秋田のブドウのお菓子

2013-11-30 | ブドウ(葡萄)品種 raza
国産ブドウも終盤を迎えてきています。シャインマスカットの
ように保存性の高いブドウはこれからも店頭に高価なものとして
並ぶかもしれません。スーパーで長野産ルビーオクヤマが販売
されていました。青森県が産地としては有名ですが長野県でも
栽培されているようです。イタリアという白色品種からうまれた
赤色品種です。現在人気のシャインマスカットは安芸津21号×
白南ですが、安芸津21号×ルビーオクヤマの交配でオリエンタルスター
が生まれました。


ルビーオクヤマの切断面

種なし処理していない有核栽培です。


さなづらの箱


さなづら

秋田からの自然のおくりもの「さなづら」をいただきました。
さなづらとは秋田地方の方言で山野に多く自生するブドウの一種の
呼び名だそうです。のし梅のようですが、ブドウ果汁を寒天、
ゼリー状にしたものです。天然の酸の効果で常温でおよそ40日は
もつそうです。
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最悪事態の予想がうまくいかない

2013-11-28 | 自然災害とその対策
今年はブドウ棚を本格的に設置したこともあり台風の行方が気に
なりました。台風30号(ハイエン 海燕)がフィリピンを通過して
から2週間以上がすぎましたが、27日現在での死者は5500人、
行方不明1757人と報道されています。米軍合同台風警報センターは
フィリピンに上陸した際の最大風速を秒速87.5メートル、最大瞬間
風速を105メートルと算定しています。竜巻並の暴風になりました。
中心気圧も895ヘクトパスカルと低く大きな高潮が発生しました。
1934年の室戸台風でも上陸地中心気圧は912ヘクトパスカルだった
そうですから、「上陸した台風のなかでは、史上最強クラス」でした。

10月12日にサイクロン「ファイリン」風速70メートルがベンガル湾東岸に
上陸しました。1999年10月に10000人以上の死者が出ていることから、
インドでは強制措置により90万人以上が避難しました。この報道を
聞いた時にすごく良く対応していると安心しました。このような対応が
他の国でも取られるのではないかと期待していたのですが、最悪事態の
予想ができていなかったようです。

風速67メートルを越す台風は「スーパー台風」と呼ばれ、地球温暖化
が進むと発生しやすくなると予測されています。北関東は竜巻の発生
が心配されています。被害が大きくなるのは最悪事態の予想がうまく
いかないことが原因だそうです。話題にはなりませんが「被害がなくて
済んだ」には最悪事態の予想をして、「適切な対策をした」があった
ことでしょう。

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秋のジャガイモ収穫

2013-11-27 | 野菜畑 mani, fresa, patata
初夏に収穫したジャガイモは食べきってしまいましたが、畑の
雑草が枯れたところにジャガイモの緑緑した茎が育っていました。
これは初夏に雑草の強靭な力のなかに埋没したジャガイモが
復活した姿のようです(写真トップ)。初夏に収穫しようと
思っているうちに行方不明になっていました。


収穫したジャガイモ

ブドウが根をのばすはずの場所なので、来年残らないように
丁寧に掘ってみるとちょっとした量となりました。初夏に
一気に掘って保存するよりも、一部は掘り残しておいて晩秋に
収穫するのも良い方法ですね。


おまけのサツマイモ

サツマイモの苗は買っておいたのですが、植え付け時期が
遅れてしまったサツマイモでした。昨年は大きくなりすぎ
でしたが、今年は時間切れでした。
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ヤーリー(鴨梨)とラフランスとランチパック

2013-11-25 | ナシ(梨) pera
10月のはじめ頃梨園でヤーリー(鴨梨)が色付きはじめていま
した。一見洋梨のように見えますが中国梨です。食感は和梨の
ようにシャリシャリしています。岡山に果樹研修旅行に出かけた
時、10月に収穫して12月のお歳暮用に出荷すると説明していただき
ました(写真トップ)。


ラフランス


ランチパック 下妻甘熟梨




下妻市特産の「下妻甘熟梨」を使ったヤマザキ製パンの菓子パン
ランチパックが10月から40万個限定で発売されていたのですが、
ランチパックの種類が多くて、なかなか食べる機会がありません
でしたが、ようやく見つけました。甘熟梨は馬ふんを使って
育てた幸水を通常より10日ほど長く樹上で育てて収穫し、厳選
して出荷される大型の梨です。地元農家の7人が140アールで
育てています。市が特産品を宣伝するため商品化を持ちかけ、
関心をもったヤマザキ製パン側が梨ピューレ入りのジャムを開発
しました。甘熟梨を使った「梨のリキュール」も昨年同様9月に
売り出されたそうです。

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雨除けビニールを外して収納

2013-11-23 | ブドウ(葡萄)栽培
11月の12日ころまではまだブドウの葉が緑色でしたので雨除け
のビニールをそのそのままにしていました。その後急に霜がおり
葉が茶色になりましたので台風で撤収しなかった残りのビニール
を外しました。ブドウを見て回るとモズの早贄でしょうかトカゲが
犠牲になっていました(写真トップ)。人がいる時は鳥は入って
きませんが、人がいない時には防災網があっても活躍している
ようです。


虫に侵入された枝

カミキリ用の防除はしたのですが、よく見ると所々ヤニが出て
いて侵入されたようです。


外したビニール

雨除けのビニール半分は台風接近時に外しましたが、半分は残して
ありました。台風で濡れたビニールは数個に切断して乾燥させました。
今回は乾燥していますので全体をそのまま回収しました。張る時は
3-4人がかりで長い40メートルでしたが、回収はひとりでもOKでした。
かなり汚れていますが、住宅に面する側の側面に張って農薬の
外部への漏れを防ぐ予定です。




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憩いの森・鉢形で昼食を楽しむ

2013-11-21 | オープンガーデン憩いの森・鉢形
憩いの森・鉢形の昼食メニューはピザと芋煮でした。いつも
憩いの森・鉢形からお土産をいただいているばかりですので
今回はお土産を持って行きました。ギンナン、ナツメ、クリ、
クルミ、陳皮を乾燥して作成した五果茶をパックにつめたもの
(写真トップ)とデリカポットですぐに飲めるようにしたものです。
飲み方を書いたメモも用意したのですが楽しんでいただけた
でしょうか?


芋煮の鍋

森の番人さんは山形で生活経験があるそうで、畑でほった里芋は
牛肉と醤油で味付けされました。芋が煮えるまで今回初参加
の方に活動の紹介をしました。この森を楽しんでくれる方が
増えると良いのですが。


ピザの準備

回数を重ねてきていますので手際が良くなっています。



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憩いの森・鉢形でアカボシゴマダラが繁殖中?

2013-11-19 | オープンガーデン憩いの森・鉢形
関東地方に人為的に放蝶された可能性が高いアカボシゴマダラ
は「要注意外来生物」に指定されています。9月中旬憩いの森の
番人さんがアカボシゴマダラが飛翔しているのを写真におさめて
いました(写真トップ)。


集合写真

そこでアカボシゴマダラが撮影された付近の小さなエノキの木
(40-50cmくらい)を探すとエノキの葉に食痕があり、すぐに
幼虫が7頭みつかりました。




栃木県、群馬県、茨城県のアカボシゴマダラ確認地(黒丸)

小山市では既に2011年に青木さんによってアカボシゴマダラの
存在が報告されています。



アカボシゴマダラの幼虫はオオムラサキ、ゴマダラチョウ、
ヒオドシチョウやテングチョウと同様にエノキの葉を食べ、
森林だけでなく市街地や公園の孤立木や幼木も利用して
環境適応性が高いそうです。年に3回から4回程度発生する
といわれ、繁殖力と分布拡大のスピードは驚異的です。
ゴマダラチョウより身体が大きく、ゴマダラチョウを威嚇する
様子も観察されているようです。憩いの森・鉢形から
駆除すべき?


参考文献
柄沢ら 茨城県におけるアカボシゴマダラの記録
茨城県自然博物館研究報告 15 3-5 2012



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憩いの森・鉢形で干し柿をつくる

2013-11-18 | オープンガーデン憩いの森・鉢形
穏やかな秋の日に憩いの森・鉢形に出かけました。本日の予定は
干し柿作りです。


柿の実

まだしっかりとした渋柿が多く枝についていました。まずは柿を
収穫してから、皮を剥いて、紐につけてから、沸かしたお湯の
なかに数十秒つけて干しました。今後柿が乾燥してきたら
森の番人さんは柿を手でもんで、藁に埋めて粉を吹かせて
くれるそうです。


熟した柿

熟した柿で大根を漬けると美味しいという話を聞きましたので
干し柿にならない、柔らかくなった熟柿をいただいてきました。
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福来みかんで陳皮とシロップ煮をつくる

2013-11-16 | カンキツ naranja, limon, toronja
生産者の市場にこの頃並んでいるのが福来みかんです。果重は
20-30gと小さいミカンです。このミカンを利用していろいろな
加工品が作られていますが、ミカンの皮を乾燥させた陳皮を
粉末にして七味の原料のひとつになっています。無農薬、10個
入ってたった150円で購入しました。


陳皮

皮を剥いて乾燥させて陳皮にしました。良い香り。


シロップ煮

福来みかんは皮を剥いたそばから発酵が始まるので加工が難しい
そうです。今回はシロップ煮で美味しさを閉じ込めてみました。
地元で多種類のジャムを生産販売しているお店の人気ナンバーワンは
福来みかんのコンフィチュールだそうです。

小粒ミカン
25%の砂糖水

・ミカンを剥いて瓶につめる
・鍋で砂糖をとかす
・瓶に砂糖水を注ぐ
・鍋に瓶を入れ火にかける 中火で45分ほど湯煎
・蓋を締めて取り出す





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クリの渋皮茶

2013-11-14 | クリ(栗) castana
栗の渋皮煮はよく知られた美味しい栗の加工品ですが、今回は
渋皮茶です。干しクリを作るためにクリの渋皮をむきましたので
かなり渋皮が残りました。ちょうど「現代農業」農文協 11月号を 
果物販売インパクトで勝負 という項目を見つけて購入して
ありました。はじめの ちょっといい話 に渋皮茶が紹介
してありましたので作ってみました。


干しクリの作成

クリの中身は渋皮をむいて、蒸籠で10分くらい加熱して乾燥へ
(写真上部)。渋皮はそのまま乾燥へ(写真下部)。


乾燥した渋皮をフライパンで炒ります。

炒りすぎると苦くなりますし、炒りが足りないと渋味が残り
ます。ミルで粗く粉にして(写真トップ 左)、お茶用のパックに
入れて、急須で淹れるだけです。甘味を加えてもよいそうです。

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