充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

今年は収穫できるかな

2018-03-28 | スモモ(李) ciruela
今年はサクラの花が随分早めに咲きました。つくばでも満開になって
います。そして成長した貴陽とハリウッドも満開になり、かなりの数の
花がついています。カメラの調子がよくないので写真写りはイマイチ
ですが、期待できそうな花の数です。写真トップは貴陽で真ん中に見える
少しピンクがかった木がハリウッド(受粉樹)です。


ハリウッド

後方に見える白い花の木が貴陽です。果樹研究所の研修生の時に4月
はじめに零度以下に気温が低下したことがありました。スモモの花は低温に
弱いので卒論に貴陽を選んだ同級生は火を焚いて、貴陽の花をまもり
ました。今年は冬は寒かったのですが、3月は例年になく暑く、スモモに
とっては良かったのかもしれませんが、ブドウの動きが今年は早くなって、
作業を急がなければならないかも。

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扉の向こう側

2018-03-16 | 訪問農園 huerto
かなり昔になりますが1990年にタンザニアのイリンガ近辺に農場を
購入した先輩を訪ねました。まだ携帯電話もなく、連絡はエアメール
でした。イリンガの鉄道駅に到着する日だけを連絡して出発しました。
ダルエスサラームで鉄道駅に切符を買いにいきました。長い行列の中で
順番を待っていると、あと2-3人というところで突然発売窓口の扉が
しまってしまいました。列車に乗れなっかったら会うことができなく
なるので大騒ぎしました。すると脇の扉が開いて中に入れてくれました。
扉の向こう側には発券する機械とか、連絡用機械とかがあるように
思っていましたが機械のようなものは何もなくテーブルに2-3人の
人が座っているだけでした。扉があれば扉の向こう側には希望や可能性
がキチンと揃っているように思ってしまいますが、実は何もないことが
あると知りました。向こう側が見えないと、実態とは関係なく勝手に
自分の理想的なことを想像してしまいます。

機械はなかったのですが手書きの切符を発行してくれました。希望は
かないました。写真トップは無事たどり着いた先輩の農場のバナナ。
オレンジなども栽培していました。



日本では鉄道が頻繁に走っているので、交通手段の中心のように
考えてしまいますが、普通はバスが中心のようです。帰りはイリンガ
の大きなバスセンターからダルエスサラームに戻りました。
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春を告げる、土佐文旦が届く

2018-03-07 | ブンタン(文旦) pomelo
「文旦好き」さんも待っていた土佐文旦が届きました。注文からなかなか
届かないのでどうしたのかなと思っているところでした。開ける前に箱が
はち切れそうな感じでした。箱を開けるといつもより大きめの文旦がはいって
いました。それとチラシもはいっていました。それによると今年の寒さで、
追熟がゆっくりだったようです。「まだ、早いと感じたら、そのまま置いて
自然にまろやかになるのを待ってください」とありました。

昨年のブドウの販売を思い出します。ブドウの糖度がなかなかあがらず
販売時期が遅くなりました。購入する人はいつもの時期にいつもの美味しさ
が届くと思っていますが、いつもそうだとは限りません。生産者になって
遅ればせながら気がつきました。



先月の新聞にウンシュウミカンのゲノムを解読したと載っていました。
代表的な品種の宮川早生は29000個の遺伝子が存在し、種がなくとも
実を大きくするホルモン「ジべレリン」を作る遺伝子も突き止められた
そうです。

ミカンが今年も高めですが、価格は急に上がったというより、年を追って
上昇しています。ミカンの店頭価格は3年前より2割高く、10年前より
4割高くなっています。今冬は食後にミカン、ポンカンを毎回いただき
ました。これからしばらく文旦ですね。
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