「つくばプチマルシェ」デビュー

つくばプチマルシェはつくばの野菜を毎月1回直売しています。つくば市に
おける地産地消の推進を目的に、市内農産物等の販売を毎月おこなって
います。市内の農協、直売所等が新鮮で安心・安全な農作物を販売して
います。場所は市役所庁舎南側芝生広場です。毎月第３月曜日（第３月曜日
が祝日の場合は第４月曜日）。


つくば産直ねっとのテント

今回は5つのテントが立ちました。当葡萄園は主につくば市の新規就農者の
集まりであるつくば産直ネットに参加しています。販売に積極的に取り組んで
いる農園の呼びかけで、つくばプチマルシェに参加することになりました。
8月は悪天候のため中止でしたので、今年ブドウを販売できる機会は1回だけ
です。しかも、種無しブドウの収穫は終了に近い状態でした。しかし、来年
展開地葡萄園に来ていただけるように宣伝に努めました。

ヤマソービニオンがそろそろ食べ頃

この連休に大学時代の級友が展開地葡萄園を家族で訪ねてくれました。
お嬢さんがつくば市の近くに住んでいらっしゃいます。ワイン愛飲家で
ブドウを作ると話したら、ワインを作ると勘違いされていました。ワイン
専用の品種で作ったワイン支持派です。丁度ワイン用品種のヤマソービニオン
がそろそろ食べごろなので味わってもらいました。ワイン用ブドウは
普通袋をかけずにボルドーで直接防除をしますが、袋がかけてあるので
生食可能です。当然種有りなので食べるのはめんどくさい。今流行りの
スロージューサーでブドウのジュースにすれば美味しいと思います。
残念ながら持っていないのでミキサーで軽く潰して、濾過して飲んで
みました。美味しい!!


お土産のかおり梨のコンポート

お土産にかおり梨のコンポートをいただきました。冷蔵でもって来て
いただいたので、シロップがゼリー状になっていて美味しい!!

ブドウのミックスカップ

展開地葡萄園ではシャインマスカットを中心とした緑系、ピオーネと
オリエンタルスターを中心とした紫系とクインニーナとサニードルチェ
を中心とした赤系のブドウを栽培しています。はじめの年でもあり
綺麗な房にできなかったものもあります。まだ房数も少なく収穫に
余裕があるので果粒を切り離して三品種の入ったミックスカップを
作ってみました。少し手間がかかります。納品にいくと「可愛い」と
チョット目立つ場所に並べていただきました。


ミックスカップ

このような形で販売できるのは、販売所がすぐそばにあるからです。
内容のブドウの種類がわかるように、袋に貼るシールより小型の
シールを貼りました。これでそれぞれの味を覚えていだだければ
次回は好きな房を選んでもらえるかもしれません。テーブルではなく
机の上や好きな所に置けるので、お菓子感覚で食べてもらえること
を期待しています。

つくば市産カンキツ

ナシにスダチを絞ってかけて食べてみようと思って、スダチを探して
いると産直店でつくば産のスダチとカボスを見つけました。スダチは
徳島県特産、カボスは大分県特産と思っていたのですが栽培したい
人がつくば市にもいたようです。写真トップ後列大きい方がカボスで
前列小さい方がスダチです。


つくば市のとなり牛久市産のレモン

ブドウを送った友人が自家産のレモンをお土産に展開地葡萄園へ来て
くれました。丁度ブドウ出荷のために出かけていたので「柑橘好き」さん
に言付けて帰られました。貴重なレモンをどうもありがとうございました。


送られてきた絵手紙

レモンを持ってきてくれた友人から絵手紙も届きました。

かおり梨を購入しました

ブドウの出荷で毎日産直店に出かけていますが、ほかの果実も気に
なって見て回っています。先日薄緑の大きなナシ「かおり」がならんで
いました。かおりは香りと食味がよいことで知られていますが、店頭で
見ることはあまりありません。大きさも特徴で写真右下の豊水と比較
してみてください。豊水は300gくらいですが、かおりは600-700gあり
ました。大きいので分けあって食べるのによいですね。


かおり一個分

かおりの親は新興（親は二十世紀ー青梨）×幸水（親は菊水ー青梨）で
1953年に育成された青梨ですが、落果しやすい、日持ちが悪い、樹勢の
弱さなどにより品種登録されませんでした。しかし、食味がよかった
ので現在でも栽培されています。

ナシはあまり香りがありませんので、ナシにスダチを絞ってかける
という食べ方を先日聞きました。

ハクビシンが檻のなかに

昨日水浸しだったお隣のYさんの敷地との隣接部分も水がなくなって
よかったと思ってながめていると、そこに置いていた動物捕獲用檻の
入口が閉まっているように見えました。雨や風の影響で閉まったのかな
と確認に行くと、なかに黒っぽい物体がありました。この檻を置く
ことでブドウ園内への動物の侵入が抑えられていましたので十分役割
は果たしていると思っていました。一度入口が閉まっていたのですが、
後ろの隙間から逃げられたことがありました。


ハクビシン

ハクビシンの子供のようです。「猫の飼い主」さんも屋根のトタン
の部分を歩く動物がいると最近話ていました。Hさんの庭のモモも
ハクビシンに食べ尽くされたと話していました。捕獲用檻の持ち主の
つくば市の係へ連絡すると、常総市の水害から避難してきている方々
の対応で回収が少し遅れますとのことでした。

2016年夏以降
ブドウ棚の周囲を防風ネットで作成したハクビシン（展開地）返しを
設置しましたので、ハクビシンのブドウ棚への侵入はありません


ハクビシン（展開地）返し

茨城に大雨特別警報がでました

９月6、7、8、9日ですでに130ミリの降雨があったところへ10日にも
雨が降っています。朝雨のなか葡萄園が心配でしたので出かけました。
道路は所々で冠水していましたが無事葡萄園に到着できました。「台風の
時とかにわざわざ走らなくてもよいのに」と他人事の時には思っていま
した。ブドウ畑は彼方此方に水が溜まっていました。なかを歩くと
大丈夫なところがほとんどでしたが、モグラの通り道にあたると長靴
ギリギリ25cmくらい泥濘んでいました。


ブドウ畑の周辺も水浸し

お隣のYさんの畑との間が一番ひどく、倉庫の中にも水が侵入していま
した。ブドウを販売しているショッピングセンターの駐車場もくるぶし
くらいまでの深さの水に覆われていました。憩いの森・鉢形のある
小山市のほうも思川の水位が上昇しているとの報道がありました。
どうなっているか心配です。

贈り物ボックス

今日は朝から雨でしたが、友人が展開地葡萄園を訪れてくれました。昨年
10月に一緒に白内障の手術を受けたときに友人になりました。ほぼ同年齡で
わたくしの仕事に興味を持ってくれました。その後引っ越す予定だからと言って、
果樹園で使用できるテーブルや4脚の椅子、その他役に立つ細々したものを
いただきました。少し園内を案内していると丁度雨があがってきて収穫でき
ました。彼女は友人への贈り物用にと箱で購入してくれました。なかにチラシを
入れたほうが良いと助言がありました。


販売用ピオーネ

９月から登録した直売所でわずかですが、販売を始めました。販売状況が
朝に昨日の売上、お昼に午前中の売上、夕方に午後の売上がメールで報告
されます。お店に出かけなくとも状況がわかります。店頭に並べられる
日数は限定されていますので、そのお店での販売価格も決まってきます
（売れなければ、お店で価格を下げる）。

クイーンニーナの着色

クイーンニーナが着色しました。昨年は苦戦しましたが今年はどうにか
房になりました。今年は成長中のこともあり、房数がそれほど多くない
のですが、房数が増える来年もこのように濃く着色するかは不明です。
しかし、同じ条件の安芸クイーンよりは着色に優れています。


安芸クイーン

味はよいのですが、着色が難しい安芸クイーンから着色し易いことを
目標に育成された品種のようです。樹勢は強いとなっていますが、園地
での場所が悪かったのか、シャインマスカットは予定の位置に先端が
達しましたが、クイーンニーナはまだ予定の位置まで達していません。
葉の数も少ないように感じます。