充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

できることからやってみよう

2024-07-28 | 地球の冷やし方

地球の冷やし方 非電化工房 藤村靖之 晶文社 2023

 

近年の気温上昇で夏の畑仕事はだんだん困難になってきています。

どうにかこの気温上昇を抑えたい、自分で出来る事は試してみたい。

と思っていた時に面白い本「地球の冷やし方」を読みました。

内容 (全部で77項目)

カテゴリー1 暖房・給湯・冷房

カテゴリー2 調理・保存

カテゴリー3 水と洗浄

カテゴリー4 農業と食べ物

カテゴリー5 廃棄物

カテゴリー6 エネルギー

カテゴリー7 移動・通信

カテゴリー8 生活スタイル

カテゴリー9 娯楽

 

自分では出来そうない事も多いのですが、出来そうな事と実行中

の事が書かれています。

 

カテゴリー8 #74 ダーチャ ロシアに学ぶ自給自足術

 

ダーチャ(*)は週末に農業をするロシアの菜園付き質素な家です。ロシア人は

ポテトと野菜をたくさん食べます。国内自給率は100%で、ポテトの約89%、

野菜の約79%がダーチャ産だそうです。日本でも個人でダーチャを提供する人が

いますが、地方自治体等で菜園付き空き家を提供したらどうでしょうか?

 

* 2011/03/16 カテゴリー 定年就農 「就農のわけ」

 

 

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あづましずくを購入しました

2024-07-20 | ブドウ(葡萄)栽培

着色が進んできたあづましずく

 

スーパーであづましずくが販売されていましたので、さっそく

購入しました。顆粒の重さは9-13gくらいで、糖度は17くらい

でした。

 

 

あづましずくは福島県農業総合センターで1987年に無核大粒種の

育成に着手し、2001年3月に品種登録されました。4倍体ヒムロッドと

ブラックオリンピアが親の完全無核の黒色個体です。福島県北では無核

大粒種の高尾(*)が栽培されていますが、凍害によるねむり病の発生等

で栽培が難しくなっていました。ジベレリン処理による無核栽培は

開花前後の労力の集中が問題でしたが、無核の品種はその解決策と

なっています。満開から収穫盛りまでの成熟日数は約65日の極早生で、

成熟期は8月上旬~中旬です。

 

展開地ぶどう園でも労働力や、収穫時期を考慮して、あづましずくを導入

しました。昨年より顆粒が大きいせいか、着色が少し遅れています。紫玉

よりも早く着色しているので、ハクビシンやアライグマに襲われないように

展開地(ハクビシン&アライグマ)返しをつけました。

 

*2014/09/14 カテゴリー ブドウ(葡萄)品種 「わが葡萄園の原点 高尾」

 

 

 

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次第に7月の作業が困難になってくる?

2024-07-10 | ブドウ(葡萄)栽培

7月5日 日経 猛暑8000万人分の労働失う

6-8月の平均気温 1850年から1900年の復元気温との差

 

2023年の北半球の夏は過去約2000年間で最も暑かったとドイツのヨハネス

グーテンベルグ大学などが研究成果を明らかにしました。最長2700年ほど

生きた樹木の年輪を分析し、およそ2000年前からの気温を復元しました。

観測気温は数十年分くらいしかありませんが(図の右端)、年輪から随分

過去の気温を推定することができるようです。

 

つくば市の7月から8月の気温を22年と23年で比較してみました。

23年は平均気温もあがっていますが、最高気温が35℃を超えた日が13日もあり

午後から依頼している作業を7回中止しました。2018年から3月中旬~7月末まで

わたくしより少し年齢が上の方と果樹園の作業を一緒にしているのですが、22年

までは暑さのため作業を中止することはありませんでした。今年は夕方まで作業が

可能になりましたので、開始時間を遅らせています。

 

 

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