世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

日本人のルーツは縄文人だ、渡来人はない。(29)

2020-09-03 00:00:00 | Weblog

ここからは、いわば第二部となる。


仮に、
第一部を、「渡来人はなかった」が中心テーマであったとすれば、
第二部は、「日本人はどこから来たのか」がテーマとなろう。

と言うことは、ホモ・サピエンス、現生人類の誕生から地球上での拡散の話に繋がってゆくことになる。

ホモ・サピエンスは、専らアフリカで生まれたことになっている。どのようにして生まれたのかは、定かではないが、生まれ故郷のアフリカから地球上の各地へ散らばっていった、と言われている。

Wikipediaによれば、人類は、と言えるかどうかはわからないが、猿人、原人、旧人、新人(ホモ・サピエンス)へと進化していったと言われている。猿人の前には、類人猿があったかも知れない。これらの種がどのようにして、枝分かれしていったかは、小生にははっきりとは解らないが、20万年前とも、30万年前ともいわれているころに、ホモ・サピエンスは誕生したようだ。

海部陽介氏の「日本人はどこから来たのか?」(文芸春秋社)やWikipediaによれば、次のようになっているようだ。この書には、海部陽介氏は国立科学博物館人類史研究グループ長だと記載されている。その道の専門家なのだ。

猿人 700万年前(初期半樹上)・420万年前(後期地上)、アフリカ大陸のアウストラロピテクス属。
    200万年前~100万年前にユーラシアへ。
原人 250万年前登場。北京原人、ジャワ原人。脳容積は千mlで猿人の2倍。礫石器・火の使用
旧人 80万年前登場。ネアンデルタール人。脳容積は1.3~1.6mlで現世人類とほぼ同じ。
新人 20万年前登場。7~6万年前出アフリカ。南ルート、北ルート、西ルートの3ルートで拡散。
    オーストラロイド(南)、モンゴロイド(北)、コーカソイド(西)、ネグロイド(非出アフリカ系)

Wikipediaによれば、現生人類は、猿人、原人、旧人、新人と進化してきたという事のようだが、尤も色々と枝分かれしながら進化しているようなので、猿人→原人→旧人→新人と連続的に進化したと言う訳ではなさそうだ。
         
例えば、旧人から新人が進化したのではなくて、共通の祖先から旧人が枝別れし、その共通の祖先から新人が進化すると言った複雑な進化をしてきたものであろう。だからネアンデルタール人とクロマニオン人・新人との異種交配も可能だったかもしれないのだ。

一応ホモ・サピエンスはアフリカ単一起源説が主流となっている。そのホモ・サピエンスがオーストラロイド(南)、モンゴロイド(北)、コーカソイド(西)、ネグロイド(非出アフリカ系)と、進化していったものである。そうでなければDNAの共通性の説明は難しいのである。
     


ホモ・サピエンス
起源[編集]

古人類学では、ホモ・サピエンスの起源でアフリカ単一起源説と多地域進化説(英語版)の2つの仮説が長年激しく対立したが、現在はアフリカ単一起源説が主流である。更新世が始まる250万年前から現在まで、世界中の各地域で人類がそれぞれ独自に進化してきたとする多地域進化説は、ミルフォード・H・ウォルポフ(英語版)[6]が人類の進化を説明するため、1988年[7]に提唱した。

人類が共通の祖先を持つとする仮説は、1871年にチャールズ・ダーウィンが著した『人間の由来(英語版)』の中で発表された。この説は古い標本に基づいた自然人類学上の証拠と近年のミトコンドリアDNAの研究の進展により、1980年代以降に立証された。遺伝的な証拠や化石の証拠によると、非現生人類のホモ・サピエンスは20万年前から10万年前にかけておもにアフリカで現生人類へ進化したのち、6万年前にアフリカを離れて長い歳月を経て世界各地へ広がり、先住のネアンデルタール人やホモ・エレクトスなどの初期人類集団との交代劇を繰り広げた。

現生人類すべての起源が東アフリカにあるとする説は、科学界でほぼ合意[8][9][10][11][12]されている。

ネアンデルタール人のゲノムを解析した研究チームは、ヒトとネアンデルタール人のDNAには一部重複があり、ヒトを非アフリカ人とアフリカ人にグループ分けすると、前者は後者よりもネアンデルタール人に近い、という解析結果を提示した。そしてこのことから、ヒトがアフリカから各地に散らばる時期に、ネアンデルタール人からの遺伝的フロー(異種交配)があったと見るのが有力だとしているが、それ以外の可能性も排除はできないとしている[13]。ケンブリッジ大学のAnders Erikssonと Andrea Manicaはネアンデルタール人とヒトとの交配説に疑問を呈し、DNAの重複はネアンデルタール人と現生人類の双方の共通の祖先の名残りとする仮説に基づいたシミュレーションにより、その仮説はDNAの重複を説明できるとする研究結果を2012年8月に発表[14][15]した。

進化[編集]

詳細は「人類の進化」を参照

ヒト属とチンパンジーの共通祖先が分岐したのはおよそ200万-1,000万年前、ホモ・サピエンスとホモ・エレクトスの共通祖先が分岐したのはおよそ20万-180万年前と見られている。

現生人類はホモ・サピエンス種である。そして、そのうち唯一現存する亜種はホモ・サピエンス・サピエンスとして知られる。他の既知の亜種であるホモ・サピエンス・イダルトゥはすでに絶滅している[16]。一時期、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスと呼ばれて亜種に分類されていたネアンデルタール人は3万年前に絶滅している。遺伝学研究は現生人類とネアンデルタール人の共通祖先がおよそ50万年前に分岐したことを示唆する[17]。
現生人類の最も古い化石は、エチオピアのオモ遺跡(英語版)から発見されたおよそ19万5,000年前のものとされて来たが、2004年にモロッコのJebel Irhoudの地層で発見された、頭蓋骨及びその同年代のもの思われる複数の石器がおよそ30万年前のものであると結論づけられ、2017年6月のNatureに発表された。分子生物学の研究結果からすべての現生人類がおよそ20万年前のアフリカ人祖先集団に由来するとした証拠が示されている[18][19][20][21][22]が、それより10万年ほども古い化石が発見されたことで、今後のさらなる研究が待たれる。アフリカ人の遺伝的多様性に関する広範な研究から、14の「祖先集団クラスター」に由来するサンプリングされた113の様々な集団のうち、サン人の遺伝的多様性が最も高いことが判明している。また、この研究報告は南西アフリカのナミビアとアンゴラの沿岸境界近くが現生人類の移動の起点だとしている[23][24]。

直近1万5000年のゲノムを解析した結果、ヒト個体群の自然淘汰が現在も作用を続けていることが判明している[25]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ホモ・サピエンス



これまたWikipediaと先の書を参考に、地質時代と石器時代の対応表を次に載せる。
(続く)
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