世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

続・次世代エコカー・本命は?(4)

2016-04-07 00:00:00 | Weblog

(2)燃料電池車、ホンダ「CLARITY FUEL CELL」発表

2016.3.10、ホンダがかねてより期待されていた燃料電池車CLARITY FUEL CELL」の発売を発表した。しかしその販売は「リース販売」で、しかも年間200台程度だと言うことは先にも紹介しているが、ちょっと拍子抜けの感がする。


ホンダ「クラリティ」発売…燃料電池車 普及へ正念場
2016年03月11日 04時00分   The Yomiuri Shimbun


ホンダの新型燃料電池車「クラリティ」(10日、東京都港区で)=前田尚紀撮影

 ホンダは(2016.3.)10日、新型の燃料電池車(FCV)「クラリティ」を発売した。自治体向けなどのリース販売からスタートし、2017年秋ごろには個人向けにも販売する予定だ。

 トヨタ自動車に続き、ホンダもFCVに本格参入したことで、普及に弾みがつくことが期待される。ただ、多額の費用がかかる燃料の供給拠点の拡大など普及に向けた課題も多い。

 「ガソリン車に置き換わる有望な移動手段」――。都内で記者会見を行ったホンダの八郷隆弘社長は、新型車の性能をアピールした。

トヨタの燃料電池車「ミライ」

 FCVは、燃料の水素と空気中の酸素を反応させて発電し、モーターを回すことで走る。走行中に排ガスを出さないため「究極のエコカー(環境対応車)」とも言われる。トヨタが14年12月(15日)、世界初のFCV市販車「ミライ」を発売した。

 ホンダの「クラリティ」はセダン型で、「通常の車と同じ使い勝手を実現した」(峯川尚・専務執行役員)のが売りだ。

 燃料電池を小型化したことで車内が広くなり、定員は5人と、ミライ(4人)よりも多い。1回の燃料補給で走る最長距離は、ミライと比べ約100キロ・メートル長い約750キロ・メートルで、東京―青森間に相当する。走行条件によって距離は異なるが、ミニバン「オデッセイ」のガソリン車と同等の性能を備える。


 消費税を含む価格は766万円。国や自治体の補助金を受ければ400万円台で買えるケースもあるという。発売初年度は200台の販売を想定し、米国や欧州にも投入する方針だ。

「次世代の本命」PHVと競う

 FCVの本格的な普及には燃料を補給する水素ステーションの拡大がカギを握る。

 政府は3月末までに国内で水素ステーションを100か所設置する目標を掲げてきたが、約80か所にとどまり目標には届かない見通しだ。水素ステーションの設置には5億円程度かかるとされ、整備が遅れる要因になっている。

 一方、世界の自動車メーカーでは、FCVではなく、電気自動車(EV)や、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)といった電動車両の開発に力を入れ始めている。充電器が水素ステーションよりも割安に設置でき、普及しやすいとみているためだ。FCVと次世代エコカーの本命を争う構図になっている。

 調査会社「IHSオートモーティブ」は、25年のPHVの世界生産台数が約425万台と、FCVの約100倍に上ると予測する。 住商アビーム自動車総合研究所の清水祥史氏は、「行き来する場所が固定している路線バスやトラックでFCVシステムの導入が進む可能性はあるが、乗用車での短期間の普及は難しいのでは」と指摘している。(井戸田崇志、小沢理貴)
http://www.yomiuri.co.jp/life/atcars/news/20160311-OYT8T50001.html


ホンダのFCVの開発は1980年代後半からで、トヨタの1992年よりも5年以上も早く始めていた様だ。だからホンダとしても、トヨタに負けたくない、いや負けていないという自負がある。だから1年半ほど前の2014.11.18のトヨタのFCV「MIRAI」の記者発表の前日をわざわざ狙って、当時の伊東孝紳社長が燃料電池車を2015年に発売すると発表し、試作車「FCVコンセプト」を初公開している。(この記事は2014.11.28の小生のブログ「次世代エコカー、本命は?」でも紹介している。)


<ホンダ>燃料電池車を公開…来年度発売、世界2番目
毎日新聞 2014年11月17日(月)21:03

(毎日新聞)  ホンダFCVm_mainichi-20141118k0000m020084000c   H S5nk

 ホンダは17日、水素で走る燃料電池車(FCV)を2015年に発売すると発表し、試作車「FCVコンセプト」を初公開した。トヨタ自動車も同日、年内に国内発売を始める4人乗りFCVセダンの車名を「ミライ」にしたと発表。ホンダのFCVは世界で2番目の市販FCVになる見通しだ。

 FCVは走行中に水しか排出しない「究極のエコカー」。試作車は5人乗りで、燃料電池システムを小型化してボンネットに配置することで室内空間を広げた。3分で水素をフル充填(じゅうてん)し、700キロ以上走行できる。

 記者会見した伊東孝紳社長は「(補助金抜きで約700万円というトヨタのFCVの価格が)すごく刺激になっている。競争力のある価格にしたい」と語った。ホンダは自ら水素ステーションの建設を始め、インフラの普及にも取り組む。

 ホンダは2002年にFCVの法人向けリース販売を開始。05年には米国で個人向けにも対象を広げた。国内での発売は従来「2015年中」としていたが、伊東社長は「念入りに開発するため、若干の時間をいただく」と変更の理由を説明した。主力車「フィットハイブリッド」のリコールが相次いだことなども影響した。

 トヨタは18日にミライの発売日や価格などの詳細を発表する。【山口知】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20141118k0000m020084000c.html
(続く)
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