世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

日韓併合100年(107)

2011-07-05 11:38:04 | Weblog

絶対的条件]--政治的条件
(1)韓国を全然我が自由処分の任させる。
(2)一定期間内に日露両軍の満州撤兵。
(3)遼東半島租借権及びハルビン、旅順口間鉄道の譲渡。

比較的条件]--経済的条件
(1)軍費の賠償。ただし、最高額を「十五億円」として、談判の様子でそれ以内に適当にまとめる。
(2)中立港に逃げこんだロシア艦の引渡し。
(3)樺太およびその付属諸島の割譲。
(4)沿海州沿岸の漁業権。

付加条件]--軍事的条件
(1)極東におけるロシア海軍力の削減。
(2)ウラジオストク軍港の商港化。

そして、もし談判決裂の恐れある場合には、必ず電報報告し指示を受けること、と追加された。

要するに、ロシア韓国、満州からの撤退絶対的な条件であり、これこそが日露戦争を始めた目的でもあった。今までも度々言及した事であるが、朝鮮から列強など他国の侵食を排除することが一番の目的であり、これこそが朝鮮の保全と日本の独立を強固に保障するものであった。だから日清戦争では、真っ先に朝鮮の独立を謳ったのであり、日露戦争では、朝鮮に食い込んだロシアの毒牙をへし折り、抜きさらなければ戦争の目的は達成されないのである。そして朝鮮の発展と独立を維持するために、日本は朝鮮の経営に乗り出さざるを得なかったのである。朝鮮は日本人が作ったのであり、決して朝鮮は朝鮮人が作ったものではない。今でも朝鮮の半分は中国の植民地に戻ってしまっているではないか。そして後の半分はアメリカと日本が共同で作り上げたものである。

7/7、樺太(南部)攻略部隊が亜庭岬に上陸し、コルサコフ(大泊)に進撃し占領する。亜庭岬は二股に分かれた東側の岬である。コルサコフは亜庭湾の奥に位置する。

7/8、小村全権委員と随行一行の渡米の日である。新橋から横浜に向かい、米客船「ミネソタ」に乗り込んだ。その道中は、見送りの市民でごった返した。そして第4回の外債募集が広告され、この募集とコルサコフの占領が、一行の餞(はなむけ)となった。しかし小村の耳に響く「万歳」の声は、談判の先行きの重さを暗示したものであった。

講和を有利にする四つの条件のうち('11/6/30,NO.104参照)、(4)が実施され(3)が半分が達成されただけである。

(1)ロシア満州軍主力の撃破
(2)北韓作戦の実施
(3)樺太島の占領
(4)三億円の外債の新募


樺太の占領などは、ロシアにとっては痛くも痒くもない。外債発行は日本の借金漬けを示すだけである。だから(1)と(2)があってこその講和談判なのである。

(続く)
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