豊田の生活アメニティ

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ボルガいのちの旅

2017-08-15 | 気になる本

 澤地久枝さんは「アベ政治許さない」の呼びかけ人です。作家とは聞いていましたが、作品は何一つ読んでいなかったので、図書館にある本から選びました。選んだのが2002年『ボルガいのちの旅』NHKライブラリーでした。ボルガと言えば、確かボルガの舟歌を聞いたことがあります。旅紀行なら読みやすいと思ったからです。ロシア文学にはあこがれていました。サンクトブルグには行ったことがあります。これらの理由で手に取りましたが、読みだすうちに引きずりこまれ、2日が読み終えました。それには「軟禁状態」ということもありました。幸か不幸か、先週大腸検査でポリープが見つかり摘出したので、2週間禁酒と運動禁止のドクターストップがかかったからです。「いのちの旅」とは、作者が健康を害しての命をかけた旅なのか、戦争、革命の中での人生、文学を読み解く旅なのか興味深いです。

 ロシア革命から100年、様々な歴史を受け継いでいます。ソ連崩壊後は世界からも位置づけは落ちていると思います。しかし、偉大な文豪や音楽、舞踊などの文化は魅了するものがあります。日本と接する近いヨーロッパの国の民族性、国民性、都市に興味が湧きました。先日は池田理代子の「女帝エカテリーナ」を読みました。次は「貧しき人々」か、それとも大作の「戦争と平和」か、何を読もうか思案中です。

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