緑陰歩道はデザイン性の高い茶系のレンガ仕上げでした。そのため、黄色い誘導ブロックが敷設されませんでした。この上に黄色い塗料を塗るか、色見本を作って現場で皆で検証した結果、中途半端なものは止めました。その後道路部局が誘導ブロックを設置しました。しかし、「笑い場」の交差点では横断歩道まで迂回しなくてはなりません。写真では鎖が外されています。ガードレールの代わりに鎖を使うのはデザイン性はありますが、安全性には欠けています。
一般の通行に供する道路の管理者は、国と県と市があります。路線としての重要度や幅員によって所管が分かれています。写真は国道301号線で栗田商会の交差点ですが、国道側と市道側のすり付けが旨くできていません。
道路のバリアフリーについて当初、道路構造令と警察が大きな障害でした。それが交差点の横断歩道の中に誘導ブロックを設置できるようにするなど、大きな変化を見せ始めました。写真は市役所の角の交差点です。名古庄ビルの交差点ではかなりの急な段差となっていましたが、緩やかなスロープとなりました。ただし、ビルの店舗の入り口は階段ができてしまいました。既設の改善は問題が100%解決できません。