日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

じいちゃんのピンバッチ

2017-11-05 | Weblog
電車でお見かけしたじーさまのハンチングに小さなピンバッチがついていた。
なかなかおしゃれだね、ところで何のモチーフで?と流し目をくれてみればなんとそれは飛雲にのった観音像であったとな。し、しぶいね。
そのピンバッチをみて、即座に思い出したのは平等院鳳凰堂の菩薩楽団。
宇治の平等院には飛雲にのった菩薩の楽団、雲中供養菩薩像群があって、あたしのなけなしのロック魂がインスパイアされたのだけど、もしかしてそこにこんなピンバッチがおわしたのかと思い、ちらりと二度見をさせていただいたら、たなびく飛雲にのる観音立像であって、楽を奏でる菩薩でなければ、舞い踊る菩薩でもなかったのだ。



鳳凰堂の雲中供養菩薩 全52躯
楽器を奏で、舞い踊る菩薩群。
今で言うなればエグザイル?いやいや演奏部隊もいるから米米CLUBと行った方が良いかしらん?(いきなり古い?)
歌い、踊るというのは時に陶酔となって、目眩くあちら側に連れて行ってくれることもあるのだから、このご時世ギターかかえた憂い顔のクラプトンや、アルカイックスマイルなYOSHIKIが飛雲にのって壁に懸け並べられているのも面白いかもと思う訳。ちなみに舞い踊るのは天衣を翻すプリンスであってほしい。
半眼のGAGA様も是非、飛雲にのっていていただきたい。
家にあったら是非、飾ってみたいな52躯の菩薩楽団2017Ver.
夜な夜な平等院で行われているに違いないLIVE。
ジャニーズ並みの空中アクションな演出もあってそれはそれは陶酔なうっとりな世界にちがいないと頭の中がFNS歌謡祭みたいになってきているのだけど、今年も残り少なくなって、これも年末への準備といってもいいのでしょうか。
ハロウィンが終われば、クリスマス、特番歌番組、おせち料理。
ひいっ〜もう、11月。
ジイさんのピンバッチ一つで、現実逃避している場合ではなく、久しぶりに京都に行きたいと浪漫飛行している場合でもなく、目の前のことを見ろっちゅう話。


コメント
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